南相馬市ボランティア活動センターのブログです。
(旧称:仲町ボランティア活動センター)
被災者の声を聞いてみると、「草刈りしてほしい」というのが、かなり多いのです
◆被災者インタビュー
もしボランティアがこなかったら、どうしてたの?
「自分ひとりで草刈りするしかないべ。だって、私は、ばあさんの、1人暮らしだっぺ」
カマで刈るの?
「うんだべ。だってほれ、エンジン付いた草刈り機は、津波で流されちまったべ」
1本づつ手作業でやるの?
「うんだべ。時間かかっけどよ。ほれ、左手で草を1束握って、右手でカマ持って、
こうやって、奥から手前に引くんだー。ほれ、刈れたべ。」
草が邪魔で地面が見えないけど、水たまりになってるよ。
草木が生い茂って、ジャングルみたいになっちゃったね。
「何から手をつけっか、分かんねんだけっどよー、まずは、こんなに草ボウボウでは、ダメだべ。」
それだったら、カマだと時間かかるから、エンジン付き草刈り機でボランティアの人に
頼んでみたら、やってくれるかもしれないよ
◆◆草刈りボランティア募集◆◆
旧・警戒区域では、現在、非常に多くの草刈りニーズがあります。
小高区では個人宅であっても敷地が広く、草刈りが必要な分量が多い実情です。
当センターでは、草刈りボランティアが不足しております。
多くの方に草刈りボランティアに参加して頂きたいと思います。
特にエンジン付き草刈り機の、経験者の方、大歓迎です。
→参照 過去ブログ 「なぜ、今、草刈りなのか」
団体参加のJILCA(ジルカ)様たちは2日間の活動を無事に終え、首都圏へ帰路につかれました。
参加して下さった、団体の皆さま、ならびに、個人のみなさま、本当にありがとうございました。
ゆっくり、お体を休めて下さい。もしまた機会があったら、是非、南相馬市のボランティアに
参加してください。今後ともよろしくお願いします。
◆◆2012年7月8日(日)の活動報告◆◆
◆ボランティア参加人数 総数60名
◆団体参加 26名様(首都圏から JILCAジルカ//日本いきいきライフ協力機構 様)
◆件数 6件
◆内容
@旧・警戒区域 小高区にて個人宅および行政からの依頼にて
・瓦礫撤去 3件
・草刈り 2件
@原町区 宿泊施設の整備 1件
東日本大震災による、地震、津波、の被災地で活動しています。
福島第1原発から10km~20kmで、旧・警戒区域内の原町区の一部および小高区で、
瓦礫撤去(ガレキ)、側溝泥出しなどの活動です。
◆◆ボランティア募集◆◆
◆活動日 毎日(平日も活動します)、年中無休
◆雨天 決行(雨でも中止になりません)
◆集合 福島県南相馬市小高区本町2-89 小高区社協会館
◆時間
~8:30 受付
8:30 マッチング開始(集合→説明会→マッチング→現場へ移動)
9:00~16:00 ボランティア活動
16:00 小高区社協会館に戻って解散
◆活動内容 力仕事、がれき撤去、津波の泥出し、草刈りガテン系
◆活動場所 主に、福島第1原発から10km~20km、地震、津波、の被災地
◆人数 個人参加、団体参加どちらも可能
◆予約 活動は予約不要。宿泊と送迎は要予約。
◆無料宿泊所 あり。要予約。 →詳細はこちら
@グリーンパーク管理棟付近の宿泊施設
福島県南相馬市原町区北泉地蔵堂142
@アパート(個人参加女性専用/管理人常駐)
福島県南相馬市原町区南町
◆送迎 要予約。無料。朝8:30に、原ノ町駅→小高区の当センターまで
◆運営員 事務局の受付係(ボランティア)も同時募集
◆駐車場 あり。無料。
◆高速道路通行証 申請書を事前にFAX要
◆連絡 電話0244-26-8934 FAX0244-26-8935 不在時携帯090-6046-5976
草刈りのニーズが非常に多く、当センターでは草刈り機が不足しております。
もし、ご自宅にエンジン付き草刈り機をお持ちならご持参いいただき1日貸与して
下さると大変たすかります。
◆ボランティアさんの体験レポート
Chance南相馬 第4陣さんが報告書を書いて下さいました。ありがとうございます。
→詳細はこちら参照