PLUG & PLAY / THE NEW MASTERSOUNDS | 音楽見聞録

音楽見聞録

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プラグ&プレイ/ザ・ニュー・マスターサウンズ
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 この所新しい音楽シーンからはとんと離れてしまっていたのですが、探せばあるもんですねえ・・・

 と言うより売れているのに自分が知らなかっただけか・・・


 UK発のファンク・バンド、THE NEW MASTERSOUNDの2008年発売になる5枚目のアルバム。

 しかし、この音!どうでしょうか。ギター、ベース、ドラム、オルガンが織りなすギミックなしの一本気ファンク。濃密で暑苦しいぞ。余計なオヴァーダブなど一切ございません。各楽器が分離よく聞こえひたすらグルーヴしまくります。60年代後半の作品ですよ~、と人に聞かせればそう信じてしまうかもしれない手触りと手作り感。正に現代のミーターズという印象ですね。


 リーダーでギタリストのエディ・ロバーツ、良いプレイヤーです。ダンサブルなカッティングもOK。しかもやたらと弾きすぎずバックに回る時はそれに徹する。


 しかも今回のアルバムにはVoとしてディオンヌ・チャールズ(これまたUK)が加わりバラエティ豊かに仕上がっております。いやあファンク好きな人には溜まらない展開の数々。

 ブラン・ニュー・ヘヴィーズとかインコグニートが一時期ファンクやソウルならVOだけはアメリカ人を起用ときめていたようですが、ブルーイ(インコグニート)によるとUKでもようやくゴスペル・ベースで歌える歌手が出てきたとのことなので彼女もそう言った一人と言えるかもしれません。(・・・それを考えると日本でR&Bと称しているものは一体なんなのかと考えてしまいますが・・・)


 そうは言っても現代のバンド、どこかにアシッド・ジャズの風味があったりと飽きません。

 いやあこのバンド、絶対に安易にヒップホップとかと融合して欲しくないです。このままでいいから貫け!と応援したくなります。


 来日するみたいですねえ・・・