洋楽との出会い(その3) | 音楽見聞録

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~洋楽との出会い(その3)~


 プログレ漁りの中でこれまた衝撃的な出会いがありました。それはヴォーカリストの2人。ジェネシスのピーター・ガブリエルとVDGGのピーター・ハミル。
 特に前者は私の長年使用しているHNでもお分かりのとおり、それはそれは強烈な印象を残してくれたVOです。それまでややもすると楽器偏重傾向で音楽を聴いていた私の目をヴォーカリストへ向けさせたのはこの2人の力による所が大きい。
 2人とも最初に聴いた時点から古ぶることなく、いまだに素晴らしい!という憧憬を持たされる存在です。

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 こうして刺激的な音楽体験がまるで麻薬のごとく(!)我が身を蝕む中、一番の悩みは当時の小遣いではまともな国内盤は月1枚購入するのがやっとだったことです。
 (当時は別冊マーガレットと少年マガジンも必需品だったので・・・)

 自分の中の「買いたいアルバムリスト」は数年先まで満杯状態。同じような趣味を持つ奴に買わせてお互いに貸し借りとかしましたねえ。こういう状況なので廉価な輸入盤はホント助かりました。


 当時はマイナーなバンドに関する情報が極端に少なくて(今とは全く変わってしまった雑誌「フールズ・メイト」とかもありましたが、あの雑誌はかなり感覚的な作りであまりまともな紹介が載っていなかったような・・・)レコード店に行ってもどれがバンドの1stなのかどれが新譜なのか有名盤なのか全く分からず苦労しました~。プレスされた年代=発表の年代と異なるものもあったり、新譜かと思えばベストだったり。


 例えばVDGGにしても「ポーン・ハーツ」から「ゴッド・ブラフ」まで数年のバンド活動停止期間があるのですが当然そんな情報を持たない私はその時期のアルバムを血眼で探したりしました。あるわきゃないのにね~

 ところで、邦盤にあったLPの「帯」。あれはデザインの一部でもあり、レコードの内容を短いキャッチコピーで多少たりとも伝えるという意味からは重要な存在でした。(たまに全く的はずれなのもありましたが・・・)
 「帯」って輸入盤では見たことないので日本独自の文化なのでしょうか?輸入盤にもこれがあればね。但しあった所でドイツ語やイタリア語ではわけわからんのですが。

 こうしてレコードを色々と漁っている間に気づいたのは輸入盤の中でも何故か「ドイツ盤」が一番安かったということ。何故だったんだろうか?


 リスナーとしてのジャンルはプログレから派生してまずジャズ・ロックの世界へと進みます。ソフト・マシーン、コロシアム、テンペストなど。英国ジャズ・ロックは今もって漁りがいのあるジャンルです。
 その後、ヘンリー・カウとかアレアなど前衛ものもやや囓りつつ、気づけばブリティッシュ・ロックを中心にした自分の中の「ロック」というカテゴリーが作られて行きました。
プログレだとイタリアや東欧方面に分け入っていく人もいますが私は片足を入れただけで踏みとどまっています(笑)
 今でも好んで聴く音楽の7割程度は不思議とブリティッシュです。意識しているわけではありません。


(~続く~)