洋楽との出会い(その4) | 音楽見聞録

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単なるリスナーが好きな音楽について勝手きままに書き散らかし。
CDレビュー中心のつもりが、映画や書籍など他の話題も。

~洋楽との出会い(その4)~


 言い忘れましたが、もちろんこの年齢(中学~高校)の日本のロック少年たちが全員洗礼を受けるであろうパープルやZEPも体験しました。ただ、当時から並列で語られる事もあったパープルとZEPは実は全く異なるフィールドにいるバンドなんだな~という意識はありました。ZEPの方がとても大人に聞こえた。どちらかと言うとこのあたりでパープルへ傾いた人がその後ヘビメタの洗礼を受けるわけでしょうか。


 また、学生時代の友人から「ペンタングル」の1stを紹介された事に端を発し、ブリティッシュ・フォークの方面にも食指が動きます。それが高じてトラッド・フォークから結局はケルト音楽の世界まで好みが拡がりました。トラッドものにも愛すべき作品がなんと多いことか。


クルエル・シスター(紙ジャケット仕様)/ペンタングル

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 ピアノ弾きの友人からは「ラグタイム」を教わり、クラッシックギター弾きの友人からはそれまでそれほど縁のなかった「バッハ」、「ベートーベン」そして「モーツアルト」の面白さを吹き込まれました。特にモーツアルトの「交響曲」には魅せられてしまい一時期、一切の洋楽を聴かなくなる程はまってしまった事があります。

 そして教師から「君はコレを聴きなさい」と渡された「マーラー」といくつかのオペラ。
 ある方から紹介されたカントリー・・・はダメでしたがブルーグラスはいけるかも・・・等々


マーラー:交響曲「大地の歌」/ジュリーニ(カルロ・マリア)

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 バンド仲間から受けたのは浴びるほどのマイルスの洗礼!!マイルス地獄!!そしてジャコ・パストリアスを始めとするフュージョン系への誘いでした。マイク・スターン、ハイラム・ブロック、ウィル・リー、ディヴィッド・サンボーン、最初は硬質なイメージになじめなかったフュージョンも聴いて行くうちに気持ち良くなりました。
 そしてカナダのフュージョングループ「UZEB」を知った事から現在のマイ・フェイバリット・ベーシストである「アライン・キャロン」との衝撃の出会いがありました。(アライン・キャロンには一昨年直接会うことができました!いやウレシイ!)


Nefertiti/Miles Davis

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 ここまで来るともう何でもいいや!何でもありだ!と、ややジャンル枠を意識的に排除して聴こうという気持ちになり、その頃からあまり聴かなかった邦楽にも手を伸ばすようになりました。とりあえず個性的な女性VOを漁り、その他では当時日本人ミュージシャンでは珍しい趣味丸出しで楽しい「ユニコーン」、その後長~いつきあいになる「TWIN FIZZ」と「仁科かおり」「小池映」のお二人、元チャクラにいた素晴らしすぎる「小川美潮」、少しアイドル入っていた「相馬裕子」、元祖宅録の「ザバダック」、洋楽への接近の仕方が非常に面白かったシブヤ系の「フリッパーズ・ギター」、そしてライブ体験回数が一番多いであろう「たま」。インディーズでは「空手バカボン」などなど。

 ・・・まあ、邦楽はまたの機会に・・・


 こうして振り返ってみると色々な人との出会いの中で本当に様々なジャンルの音楽を啓発され、それを自分の嗜好の中に加えていったんだな、としみじみ感じます。その人と出会わなければ知る事もなかった音楽ももちろんあります。やはり人間、一人では生きていませんね。出会った全ての人たちに感謝です。


 そして今、ブログを通じて、また自分のあまり知らない音楽に触れる機会が増えています。いや、時代は変わりましたね。使い捨ての音楽も増えています。ますます選択眼が必要になると思います。ネットのCDショップで試聴まで出来たり、と便利さを享受する反面、手探りで突き進んだ時代も懐かしいです。

(一応、これにて、おしまい・・・です)