~洋楽との出会い(その2)~
さて、ビートルズのアルバムも全て聴き終わり、どうしたものか・・・となりビートルズのメンバー関連のソロに興味が向きます。
メンバーのソロで初めて印象の残ったのは恐らくポール・マッカートニー&ウイングスの「Jet」だと思う。思い起こせばあれは1973年の12月31日(だったと思う)。寒さの中、大晦日の夜に手伝いで店番をしていた私の耳にラジオから聞こえてきた曲がそれ。野太いブラスの音が非常に印象的だったので強く記憶に残っています。
その後、ジョンやジョージ、リンゴのソロもとりあえずチェックする。どれもそれなりに良いとは思うのですが何故か入れ込むまでは行かない・・・結局あの頃の自分は解散してしまったビートルズの幻影を追っていたような気がします。
そんな中、14歳の時、初めてギターを購入。もちろんフォーク・ギター(YAMAHA製)でした。クラスの半数以上が持ってたけど続けている奴ってどれくらいいるんだろうか?
この頃、周りのみんなが聴いているのはフォークばかりでしたね~。井上陽水、かぐや姫・・は既に解散していたので各人のソロ、よしだたくろう・・・少し後でNSP、ふきのとうなどもいたかな?・・・
洋楽を聴いていたのは少数派か、もしくは他人に自分の趣味は話さず一人でこっそり鑑賞する陰鬱タイプ(笑)の奴が多かったかもしれません。周囲にあまり共通したジャンルの音楽の事を話せる人間がおらず、私にとってはちょっと不遇の時代だったと言えるかもしれません。
で、深く静かに潜行していた私は15歳の時、ピンク・フロイドの「狂気」と出会います。 大げさではなく、このアルバムを体験する事でその後の音楽人生が大きく変わってしまいました。プログレなる巨大なジャンルに足を踏み入れるきっかけでした。
とにかくかなり衝撃を受けたアルバムです。考えてみるとビートルズの音楽の中にもプログレの芽は十分にあった訳で、結局は昔から聴いてきた系譜から大きくはずれている訳では無かったんだな~と最近になって考え納得しています。
まあ、当時はそんな事を考える余裕も無く、この後しばらく「狂気」タイプのアルバムを探して西新宿界隈を歩くことになりました。その中で本当に様々なプログレ・バンドに出会う事が出来ました。この頃はジャケ買いも良くやりましたよ~。
全く音を知らないバンドのアルバムを買う時のドキドキ感!最近味わっていません。
好きなバンドの新譜は購入後、自宅へ帰り「禊ぎ」をしてから聴いたものです。(禊ぎとは言っても風呂に入って身を清め(?)全ての雑用を終わらせてアルバムに集中できる体制を作るだけなんですけどね(笑))
ビッグ・ネームだったキング・クリムゾン、イエス、ELPそしてジェネシス、キャメル、キャラバン、ヴァンダー・グラフ・ジェネレーター、フォーカス、PFM、ジェントル・ジャイアント、プロコル・ハルム、ゴング、マグマ、ウルフ、カーヴド・エア、そこから派生するソロアルバムなどなど。おまけにザッパも付いてきたなあ。
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(~続く~)