- ゴールデン・ベスト/渚ゆう子
- ¥1,781
- Amazon.co.jp
~洋楽との出会い(その1)~
そもそも音楽との出会いがどんなものだったのか、記憶がおぼろげなのですが、最初に好きになった曲は恐らく小学校低学年の頃に聴いた「渚ゆう子」の「京都慕情」だと思います。かなり後年、この曲が実はベンチャーズの手になる曲で、結局、この時から「洋楽」と深い因縁があったんだなお前は!~と感慨深く感じた事を思い出します。
それと百科事典のオマケについていたベロベロのソノシート盤のクラッシックの名曲集。その中でもオペラ関連の序曲や行進曲の類が好きでよく聴いていました。「シンフォニックなものが好きである」、という嗜好もこの頃に培われたものだと思います。
小学5年生の頃、兄の買ったばかりのステレオから流れていたビートルズと遭遇。
ほとんど情報の無い当時。髭モジャのおっさん(今思えば当時よくレコード店に貼られていたアルバム「ヘイ・ジュード」の販促ポスターの絵柄ですね)達の風貌に何やら近寄りがたい雰囲気を感じると同時に、この人達ってもしかして「不良」なんじゃないか?という妙な後ろめたさが入り交じった不思議な感情を持ちながらの音楽体験。
当時、家で流れていたのは「アビー・ロード」と「オールディズ・ビートルズ」の2枚でした。
初期も後期も知ったこっちゃない当時の私の頭に彼らの音楽は割とすんなり「これってビートルズっていう人達の音楽なんだ~」と自然としみ込んで行きます。
但し、やはり「I want you」のようなヘヴィーな曲よりは親しみやすいポールの曲や初期のジョンの曲に好感を持っていたと記憶しています。
アビーロードは個性的な1曲1曲が並ぶA面と一つながりの糸を感じさせるB面の違いを当時から楽しんでいたと思います。
平行して聴いていたのはモンキーズやミッシェル・ポルナレフなど。あとは映画音楽が好きで本体の映画は知らないくせにジャンルを問わずサウンドトラック盤を良く聴きました。とにかくオーケストラのサウンドが好きだった。
こんな感じなので当時TVではやっていた歌謡曲には、ほぼ興味がありませんでした。なぜかつまらなく聞こえてしまうんです。
やがてビートルズに傾倒し始めます。特に良く聴いたのは初期ではなく中期~後期。中学2年まではこんな状態が続きましたねえ。この頃の思い出は何故かその時々に聴いていたビートルズのアルバムと密接な関係にあり、思い出す光景のBGMにはビートルズの曲が流れている事が多いんです。夏休みのプールはサージエント・ペパーズ、と言った具合に。 この時期にロックに対する嗜好は決まってしまったのだと思います。
ビートルズは中期~後期にかけてのアルバムを中心にサイケっぽいものやプログレ風味のある曲を特に好んで聴いていました。私はロック好きなのですが振り返って考えて見るといわゆる「ロックン・ロール」を通っていません。通奏低音としてこれが芯には無いのです。
そんな訳で今でもロックンロール的な要素を持つ曲と対峙する時、どこか距離をおいてつきあってしまう傾向があるようです。
この後、ビートルズのメンバーのソロを手始めに様々なジャンルへ食指が伸びて行くことになります。