ジョン・ウェットンという人
新たに「音楽雑談」というジャンルを設けました。アルバムに関してではなく、何となく音楽に関する雑談を書きたい時に使いますのでヨロシク。
さて、初回登場はジョン・ウェットンです。後期キング・クリムゾンのVoとBassを担当し圧倒的な存在感を醸し出していましたねえ。
なかなかにダンディな歌声とファズをブンブン効かせたベースは後期メタル系クリムゾンの3枚にはなくてはならないもの・・・だとは思います。
が、しかし。「レッド」のジャケットを見てくださいよ!他の2人の沈鬱な表情に比べ、一人にやけて写っているジョン。このアルバムは確か録音前日にロバート・フリップからメンバーへ解散が告げられた作品と記憶してます。従ってこの写真はその後撮影されたものだと思います。なのに~この笑顔は何よ!っつう感じですね。
ジョンがクリムゾンに加入したいきさつは確か「別に失うものは何もない」だったと思います。解散の時も彼は割とお気楽な感じだったのでは?と想像します。これが彼のパーソナリティなんだ、と思えば頷けます。
が、が、が。しかしです。私が勝手にプログレに密かに抱いているある種、耽美的で文学的なイメージから考えると彼の個性はその範疇から逸脱してしまいます。クリムゾン中期のボズ・バレルとイアン・ウォーレスもそうでした。(まあ、全ての原因は私が勝手にプログレにイメージ付けして矮小化していることにあります。すんません。)
だけどなあ。やっぱり似合わないなあ。この違和感。ジョンがたまたまプログレのフィールドで活動する機会が多いため、余計にそう感じるのかもしれません。なぜならユーライア・ヒープやファミリーでの活動は彼のイメージどおりですから。決して嫌いなミュージシャンでもないし。
ジョンの画策したU.K.も結局はプログレ~ジャズ・ロック信望派のビル・ブラッフォードとアラン・ホールズワースには1枚のアルバムのみで逃げられてしまったし、どこか下世話な、というより音楽界での動きそのものにロックっぽい部分が多分にあるような。
エイジア結成の時もこれと似たような印象を持ちました。このバンドにプログレとしての深みは期待できないな~敢えてプログレとして構える事なく聴くべきサウンドなのかな・・・と。確かにメロディ・ラインを重視した売れ線のサウンドでしたし、結果、成功してますしね。
なんだかとりとめのない話になりました。恐らく、今後もこんな話になると思います。よろしければお付き合いください。