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高校数学教師(宮城県)を退職し、全国のデモクラティックスクール、北欧デンマークの教育を学んだ後、仙台から教育革命をしている伊藤真結です。
2020年4月からAKIU SCHOLĒ(アキウスコレー)という新しい学校🏫を仙台市秋保町に創っています。
全日制の学校に行っていても、通信制高校に行っていても、不登校でも、全ての中高生が、自分の選択で自分の人生を切り拓く力を育みます。
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5月8日(水)
なんだかあっという間に水曜日…
今日は雨は上がったものの、少しひんやりした1日でした。
疲れをどっと感じる連休明けに、この寒暖差、体調すぐれなくても、仕方ない。身体が休みたい時に、身体を休めてあげられるのは自分しかいないから、身体に対して支配的にならず、対話的になれたらいいよね、なんて考えていました。
身体との対話をするために大事なのが、内受容感覚。昨日の続き。
内受容感覚の個人差が、表情の自動的な模倣やアイコンタクトの影響力とどのように関連するのか、という話。
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具体的な研究手法について気になる方は論文を読んでいただければと思いますが、実験の成果は下記のようにまとめられています。
本研究は、アイコンタクトがある場合( 直視条件)とない場合(逸視条件)で表情模倣の起こりやすさを測定し、内受容感覚との関連を調べることで、身体の中の感覚に気づきやすい人ほど表情模倣が起こりやすいことや、「視線」などの社会的シグナルに敏感である可能性を、世界で初めて提示しました。つまり、内受容感覚の個人差と表情模倣の関連が、社会的に重要なシグナルの影響によって説明できることを示しました。
内受容感覚に敏感であれば、自分の感情に気付きやすいという先行研究、更に、内受容感覚に敏感な人ほど、表情模倣が起こりやすく、アイコンタクトによって表情模倣が促進される、という相関がみられました。
※因果関係ではありません。
表情模倣は、円滑なコミュニケーションや感情の理解に役立つとされています。ゆえにこの研究は「ヒトの社会性が身体に根差す」という仮説を指示する結果になりました。
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そうすると今後気になるのは、
社会性が内受容感覚に根差す、のであれば、内受容感覚の発達の仕組み?が気になるところです。内受容感覚がある年齢までに発達するものなのであれば、そこまでに内受容感覚を獲得できなかった場合にその子自身の社会性が低くなってしまう、ということになり得るのか。
リトリート、というのが近年流行っていますが、結局これは、内受容感覚に意識を向けることだと思います。日常の仕事や役割と離れ、例えば森の中等に数日間身を置くことで自分自身の“感覚”に意識を向けゆっくり時間を過ごします。
一昨日のブログの中で、自然音を聴くことで脳が外側に意識が向けようとする傾向がみられると書きました。内受容感覚は、“内”と言っているから逆のことを言っているようにも思いますが、私は同じことを言っているのだと思います。身体のドキドキや空腹という“感覚”は、自分自身の意識の外で起こることなので。
内受容感覚を察知できるようになれば表情模倣が促進する、すなわち社会性が内受容感覚に根差すのであれば、リトリートは単に自己の「心の休息」にとどまらず、その後の人間関係にも影響してくる可能性が出てきます。
また、内受容感覚に意識を向けるプログラム等が学校での授業で可能になれば、子どもたちの社会的な生きづらさの軽減にも繋がることが考えられます。
ちなみに今後の展望には、以下のことが。
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今後は、本研究で明らかとなった内受容感覚と表情模倣が、いつ、どのように発達するのかを検討したり、それらの関連が、実生活における適切な対人関係とどのように関わっているかを検討したりすることが課題となります.
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気になる!
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と、いうことで、
内受容感覚、興味深い!
おやすみなさい
今日も、
能登半島地震の被災地のみなさんが
少しでも安心してあたたかく過ごせますように。
メディア掲載情報
「仙台市市民活動サポートセンター通信 ぱれっと 6月号」に掲載していただきました。
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