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ご覧いただきありがとうございます(^O^)
高校数学教師(宮城県)を退職し、全国のデモクラティックスクール、北欧デンマークの教育を学んだ後、仙台から教育革命をしている伊藤真結です。
2020年4月からAKIU SCHOLĒ(アキウスコレー)という新しい学校🏫を仙台市秋保町に創っています。
全日制の学校に行っていても、通信制高校に行っていても、不登校でも、全ての中高生が、自分の選択で自分の人生を切り拓く力を育みます。
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東北の食文化を未来へつなぐ、協奏するレストラン「テロワージュ秋保」オープンへ
5月7日(火)
今日は朝から雨。
降ったりやんだりの、やんでるすきを縫って散歩をしました。
そして連休明けの、ミーティング続きの1日でした💻
秋保から連れて帰ってきたすずらん、咲かないかもしれないけどお部屋に緑があるのはなんだか良いです😌
*
さて、少し前に書いたブログの中で、
「内受容感覚」という言葉を使いました。
※こちらのブログ↓
【身体と繋がる】体の言うことは、いったん正しいと考えてみる。
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直近の研究では、内受容感覚という身体的な情報が、
感情のもととなっており、私が私であるという自己の感覚の大元であり、
更には、経験的な意思決定の源泉になっているということが分かってきました。
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対話の勉強をしている中で出てきた、「自己受容感覚」という言葉ともリンクして、漢字からなんとなくその意味が分かるようではあるが、
“私が私であるという自己の感覚の大本である”というところからも、
なんだかもっと知りたいな、と頭に引っかかっていた「内受容感覚」。
ちょっと気になって、調べてみました。
ヒットしたのが、こちらの論文。
自分の身体の中の感覚に気づきやすい人ほど、表情模倣が起こりやすく、 他人の視線にも敏感であることを解明 ―ヒトの社会性が身体に根差す可能性を示す新証拠―
まず、本からそのまま引用し、なんとなくその意味を解釈していた「内受容感覚」ですが、正しくは、以下のように説明されます。
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私たちは「お腹が空いた」、「心臓がドキドキする」など、身体の中の感覚を感じて日常を過ごしています。このような感覚を「「内受容感覚」と呼びます。内受容感覚には個人差があり、嬉しい、悲しいなど自分の感情の認識に重要な役割を果たすといわれています。
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分かりやすい!内受容感覚って、そういうことね!合点!
この論文は、本の中で触れられたいた、
内受容感覚が自己の感覚の大元であること
の研究ではないものの、
確かにこちらの論文の中でも、内受容感覚と自己について以下のように書かれていました。
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身体の中の感覚である「内受容感覚」は、自分の感情を認識することに深く関わります。これまでの研究によって、内受容感覚に鈍感である人は、自分の感情に気づきにくいことが示唆されています。
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身体の中の感覚に鈍いと、自分の感情に気付きにくい、これは興味深い。
心臓がドキドキする、胃が痛む、胸が苦しい、頭が重い、肩がだるい…、色々な内受容感覚がありますが、大人になればなるほど、こういうのに“敏感に”なる人は少ないように思います。つまり、大人になればなるほど、自分の感情に気付きにくくなる、とも言えるのかも。
このことについての科学的な根拠は分からないけど、なんとなく経験的にそんな気もする。身体感覚を無視しないことって、大事なんですね。
子どもたちに対しても、身体の感覚を細かく感じることを一緒にしていけたらいいんだろうな~とも思いました。
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で、今日引用した研究では、その上で、
内受容感覚が、他者との関係性すなわち社会性にどう関係するか、
というところに焦点が当てられました。
こ、これも気になる!
他人の笑顔につられて笑ってしまうことを、「自動模倣」の現象と呼びます。
この「自動模倣」の現象は、他者への共感などに深く関わると考えられてきたそうで、また、自動模倣の現象は、相手と目を合わせる( アイコンタクトをとる)ことで生じやすくなることも知られているそうです。
コロナ禍において、「zoom飲み会」が少しだけ流行りましたが、結局それが定着しなかったのは、PC上では目が合わない、つまり「アイコンタクト」がないことで、脳が満足しないから、というような話も聞いたことがあります。
zoomでは、お互いにPCのカメラを見つめれば目が合うという状況を作りだせますが、結局見ているのはカメラなので、目が合いません。基本的にみんな、“画面に映る顔”を見ているので、目が合うという状況をzoom飲み会で作るのは出来ないんです。
アイコンタクトは脳にとって、また対人関係において重要なシグナルです。
そこで、内受容感覚の個人差が、表情の自動的な模倣やアイコンタクトの影響力とどのように関連するのか、というのが、この研究の主題です。
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と、いうことで、
内受容感覚、興味深くて連休中からずっと調べています。
明日に続く!
おやすみなさい。
今日も、
能登半島地震の被災地のみなさんが
少しでも安心してあたたかく過ごせますように。
メディア掲載情報
「仙台市市民活動サポートセンター通信 ぱれっと 6月号」に掲載していただきました。
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