ゴアによって送り込まれた怪獣アロンによって
世界中の火山が噴火をはじめた
また人間モドキルゴス3号は、地震学者のイワサキに
なりすまし、マグマ大使を罠にかけ
パル遊星人リーザを拉致される
リーザを取り戻すため、マモルとガムはゴアの
秘密基地のあるドクロ島に侵入
そこは人間モドキの巨大な工場でもあった
2人は発見され、ゴアによって捕らえられるが
マグマ大使によって助けられ
ついにマグマ大使とゴアの直接対決がはじまった
「うぬぬぬっ、俺にはまだ信じられんっ
マヌケな地球人どもが、お前のようなやつを
作りだせるとは」
「マグマよ、敵ながらあっぱれと褒めてやるっ
しかしその程度の力ではこのゴア様は倒せんわ」
「ガハハハハハツ、見たか!
それは俺様が金星から呼び寄せた隕石だ
くたばれマグマ」
「もうダメ、、、、これ以上走れないわ
あなたたちだけでも逃げて」
「そんな・・・・」
「ちくしょーーーーーっ」
マモル、落ちていた棒を拾って
人間モドキたちに向っていく
「こうなりゃヤケクソだ!
ガムっ、リーザさんを連れて逃げるんだっ」
そこにガムも加勢
「ロケット人間が、マモルを置いて逃げられるかっ」
「くそっ、こいつら何人いるんだっ!?」
「マモル、、、これじゃキリがないよ。。。。」
そこに轟音をあげてマグマ機がやって来る
「あっ、マグマ大使」
「勝ち負けはともかく、最後まで戦う姿勢
それが地球を守るうえでは、最も大切な事
なんだよ」
「それより日本が大変なんですっ
アロンがまた暴れ出してるんです」
「わかった、アロンは私が倒す
マモル君たちはここに残るんだ」
「えーっ、僕も行くよ」
「お前はこの人間モドキ工場を破壊するんだ
お母さんも呼んでおいた」
その頃、日本中の全ての火山が同時に噴火を
始めたというニュースが入る
『これは異常事態です!
すぐに避難してください!!
このままだと日本中が火山灰で、都市機能が
麻痺してしまいます』
『更に富士山の火口から怪獣も出現
怪獣が通ったあとは全て焼け野原になり
もはや手の付けようがありません、、、』
「どうして、自衛隊は出動しないんでしょう・・・・
このために高い税金払ってるのに、、、」
「火山対策本部のイワサキ本部長が反対してる
らしい・・・・」
「怪獣は絶えず高温を発している
攻撃によってそのエネルギーが爆発する可能性が
あるとかなんとか・・・・」
「あいつは人間モドキですよ・・・・
いろいろ理由付けて、攻撃を止めさせてるんだ
自衛隊もグルらしい、、、、」
「ムラカミ君、君の言う通りだった
今は君の言う事を信じられるよ」
「信じてもらえるんですか!?」
「ああっ、状況から判断しても君の言う事に
間違いはないだろう」
「しかし遅すぎました、、、、
もう我々じゃ打つ手がない。。。。」
「イワサキ本部長、佐藤総理から電話です
カミムラ司令官を出せと・・・」
「なにっ、佐藤総理だと?」
「もしもし、ミサイル部隊司令官のカミムラです!
はいっ・・・・はい・・・それはわかっております・・・・
ですが・・・・・」
「総理直々に自衛隊に攻撃要請か・・・・」
「ええ、どうしましょう?」
「ま、さすがの総理も我々がすり替わったとは
夢にも思ってないでしょうがね」
「そのうち総理以下内閣の閣僚も人間モドキに
すり替えてやるさ
そうなれば日本は我々のものだ」
「お前に最後の警告だ
今すぐ地球を去れっ
もうお前の好き勝手は通用しないぞ」
熱には強いはずのマグマも、アロンの発する
高温には分が悪い・・・・
「いかんマグマ、そやつは太陽エネルギーを
吸収して熱に変えておるのじゃ!
太陽がある限りそやつのエネルギーは
無限なのじゃ」
「そうじゃ、日食を起こせばやつのエネルギー源を
断てるかもしれん・・・・」
「どうした?
さっきまであんなに元気ハツラツだったのに
何故急に弱くなるのだ!?」
「日食です・・・・アロンのエネルギー源が
断たれました・・・・これではどうしようもありません」
「日食だと!?
バカを言えっ、そんな予報は聞いてないぞ」
「しかし現実に起こっています・・・」
「アロンをすぐに地下の溶岩に誘導しろ!
溶岩でエネルギーを補給させるのだ」
「ふっ、とりあえずマグマの危機は去ったか・・・
しかし日食もさすがにそう何度も起こせん
困ったものじゃ。。。。」
つづく