地球征服を企む宇宙の帝王ゴアは
人間モドキによる人類すり替え作戦を決行
更にマグマ避けに全ての電波と音波を吸収し
エネルギーに変える怪獣フレニックスを派遣した
しかし人間モドキ作戦に気付いたムラカミ親子と
マグマたちの活躍によりゴアの計画は全て
阻止され、地球にまた一時の平和が訪れた
だがゴアにさらわれたマモルの母友子の行方は
依然不明のままだった
遊星とはまあ太陽のような恒星の周りを周回する
惑星を指すが、これが地球に接近する事は
かなり異常な現象だ
天文学者たちはその謎を究明するため
パル遊星を絶えず観測
そこに電波管理局から電話が入る
なんとパル遊星から地球にSОS信号が
送られてきたというのだ
「あっ、パル遊星が見えました!
なんか異様に燃えてる星ですね」
「なんだって!?」
実はパル遊星にアロンという怪獣が暴れ
星全体を灼熱地獄に変えていたのだ
おおっ、出た百窓!
芸術家の立てた個人宅だが、当時の特撮に
よく使用された建物である
ついに百窓が壊された。。。。
この後また再築されるも、今度は
スペル星人の隠れ家になり、3年後にはまた
壊される運命なのだが・・・
この少しポッチャリ系の少女は
パル遊星の王女リーザ
演じてるのは高見理沙
姉妹で活躍していたが、妹のエミリーは後に
代議士鳩山邦夫の嫁に
キングは娘リーザに地球へ逃げろと命じる
このキングは親地球家で、地球との友好を
願っているようだ
自分はパル遊星とその民衆と共に
パル遊星と心中すると言い出す
キングはリーザにペンダントのような物を渡す
なんだかわからんが重要なアイテムらしい
「何か凄い事件起こんないかなぁ・・・
この間のフレニックス事件みたいな」
「ガムっ、そんな不謹慎な事正義のヒーローが
言っちゃダメよ」
「だって退屈なんだもん。。。」
「ガムっ、お前は地球が危機に陥って
人間たちの命が失われる事を望むというのか」
「そ・・・そんな事言ってないよ・・・・
ただ僕たちの活躍するチャンスが・・・・」
「我々が暇という事は地球が平和だと言う事だ!
我々の出番がないと言うのはむしろ
良い事なんだぞ」
「でもずっとここに籠ってるなんて
体が錆びついちゃうよ~」
「錆びつくくらい平和な時が来れば
それに越したことはないんだ」
「ははははっ、わしにはわかる
マモル君の心の叫びとでもいうかな?」
「これは地球の物じゃないぞ・・・
どこの星から来たんだろう?」
宇宙船のそばには一人の少女が倒れていた
パル遊星人のリーザだ
NIKKOREXって聞いた事ないメーカーだな
ニコンとペンタックスを合わせた
バッタモンみたいなカメラだw
「パパもママの事思い出したんでしょ」
「ん?
・・・・・・・まあ、ちょっとな・・・・」
「でも心配はしてないよ
友子はきっと無事でいるはずさ」
「そ・・・そうだね」
「ゴアを倒せばきっと戻って来る!
マグマ大使たちと力を合わせてな」
バカヤローーーーーーッ」
「なんだよ、パパに黙ってガム君呼んだのか?」
「違うよ~、だって笛持ってきてないし・・・」
「誰だいこの人?
ガムの彼女??」
「違うよ~なんか宇宙人らしいんだ」
宇宙人と聞いてムラカミ記者が慌てる
「とにかくうちに連れて行こう!」
「パル遊星は完全に破壊しました
星もパル星人も破片すら残らないくらいの
灰にしてやりましたよ」
このふざけた格好のやつは怪獣アロンの人間体だ
「わしに逆らうやつは全て灰になるのだ
宇宙中にわしの名前が轟いた事だろう」
「いえ、パル遊星の王女リーザは宇宙船で
破壊寸前に脱出しました」
「まあ女一匹逃がしたところでひとりでは繁殖も
できまい
パル遊星人は事実上宇宙から消えたわけだ」
「じ・・・実はゴア様・・・・リーザはキングから
重要な何かを託されて地球に逃げたようです」
「それは私の任務外だったので・・・・
残業代もいただいてませんし」
「バカかお前っ~~
もし我々やお前のデーターを持ってって地球人に
それが渡ってみろ!
地球征服の支障になるじゃないかっ」
「今すぐ地球へ行けっ
リーザもろともその重要な何かも消してしまうのだっ」
「バカなお前だけでは心もとないんで
地球にいるルゴス3号にも協力させよう」
「ははっ」
一方リーザを乗せたムラカミ記者の
ブルーバード2代目は、自宅に向かっていた
リーザは以前気を失ったまま
その後ろから妙な初代トヨペットクラウンが
迫っていた
クラウン、いきなり後ろからブルーバードに
故意にオカマを仕掛ける
「なんだこのキ〇ガイ!
ふざけんなっ」
「免許証持ってないんじゃない?」
ガムもロケットに変形してリーザを乗せて脱出
なんか意外に小さいが・・・・