音波怪獣フレニックスによって地球上の電波と
音波が次々に吸収され、地球は電波障害に見舞われる
その隙にフレニックスは、米軍の艦載機を撃墜
米軍はソ連の仕業と断定し、米ソ戦寸前まで行ってしまう
その頃人間モドキを追って、そのアジトが
セントラル病院だと掴んだ村上記者は
それを伝えるために警視庁に行く
しかしそこにいた岡崎警部補もまた人間モドキで
村上記者は捕らわれてしまう
更に偽岡崎の報告で、ルゴス2号にマモルも
見つかってしまった
「事態は切迫しとる・・・
あの怪獣を倒さん限り、世界は大混乱に陥り
地球人は自滅させられるかもしれん、、、」
「あやつの発する数千万サイクルの超音波には
モルでは耐えられまい・・・」
「1億サイクルまで耐えられるマグマ、お前が
やるしかあるまい」
「はい、アース様」
「モル、笛が使えなくてマモル君はガムを呼べず
ガムも探し回ってるらしい
もしマモル君を見つけたらこれを渡しなさい」
「これは光通信ができる光波銃じゃ
これなら怪獣の電波妨害でも使えるはずじゃ」
NPI通信社に着いたガム
しかし編集員たちは何故か全員眠りこけていた
「あなた誰?」
偽のリズが現れる
どうやら編集員たちを眠らせたのは
こいつらしい
そうとは知らないガム
「僕、マモルの親友のガムと言います
マモルのパパはここに来てないですか?
ムラカミという人です」
「村上さん・・・・残念ながら今はいないわ
私たちも探しているのよ」
「そうですか・・・・・」
「大丈夫よ、村上さんもマモル君もきっと無事よ」
「だといいんだけど・・・・」
「ここで待っていれば必ず会えるはずよ」
といいつつ後ろから迫る偽リズ
「そう、じゃあ後はお母さんが捜すから
あなたは戻って休んでなさい」
「いやだよ、僕も探す」
「マモルはきっと僕が捜してみせる!
あいつは僕の唯一の親友なんだ」
「そう・・・じゃああなたもいらっしゃい」
「・・・・・・・・・」
「早く助けないと捕まっちゃう」
「そうね」
「・・・・・・・・・・」
その頃、ルゴス2号たちは
入れ替わった人間たちをトラックに積み込み
処理に出かけようとしていたが
「む、人間モドキ13号がやられたようだ・・・
21号、あの女に乗り移れ」
「パパが人間モドキが化けた偽のおまわりさんに
捕まってブタ箱に入れられちゃったらしいんです
パパを助けてください」
「わかったわ」
「笛の代わりにこれを持って行きなさい
アース様がお造りになった光波光線銃よ」
「ひとつ撃てばガム、ふたつ撃てば私
みっつ撃てばマグマが来るわ」
「そうだ、ママたちが運ばれて焼き殺されそうなんだ
助けに行こう」
「よーし」
偽岡崎と、人間モドキ23号が入って来る
「ふんっ、何も知らず眠ってやがる
おい、早くこいつと入れ替われ!」
人間モドキ、モルに人間モドキ看護婦と
同じ光線を浴びせるが効果なし
「遅かった、、、ママやみんなが燃やされちゃったら
もう元には戻れないんだ、、、なんとかしてよガム」
「そ・・・そんな事言われても。。。。」
フレニックス、超音波を8000万サイクルに上げて
マグマを攻撃
フレニックス
マグマの限界ギリギリの1億サイクルの
超音波を発射
「ガハハハハハ、いいぞフレニックス
そのままマグマを太平洋の藻屑にしてやれっ」