マグマ大使 第10話 「音波怪獣フレニックス」夜の部 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

ゴアの手下の人間モドキ、ルゴス2号によって
妻友子を拉致された村上記者とマモルは
警視庁に通報するが

 

警察は2人の言う事を信じてくれず
2人は自力で友子を捜そうとする

 

一方地球はフレニックスによって電波と音波を
遮断され、混乱して世界中で紛争が始まる

 

更に人間と入れ替わるため、宇宙から
人間モドキが次々と地球にやってきた

 


「するとその怪獣が電波障害の原因なのじゃな?」

 


「はい、やつは音波と電波を吸いとるだけではなく
それを自らのエネルギーにして、殺人音波を
吐き出す恐るべき怪獣です」

 


「うむ、船を襲ったのは電波障害を良い事に
それで敵対している国同士に戦争をさせようと
しておるのだ・・・なんとか手を打たんとぼけー

 


「そやつを倒すのが一番手っ取り早いのじゃが・・・」

 


「やつは世界中の音波と電波を吸収しています
そして数千万ヘルツの超音波を撃ってきます
モルも被弾しました
あれをかわす方法はないのでしょうか?」

 


「今のところはその手段はない・・・・・
もう少しきゃつの情報が必要だ」

 


「それにしてもガムは何をしてるのかしら・・・
マモル君の所へ行ったまま帰ってこないわ汗

 


フレニックスが海中に潜ってる間は電波が復活
テレビでは、船が次々と消息を絶った
ニュースを報道していた

 


『ソ連、中国は今回の船舶行方不明事件を
アメリカの陰謀だと宣言
このままでは第三次世界大戦も懸念されます』

 


「第三次世界大戦だって!?
こりゃあ大変な事になったぞ・・・・アセアセ

 


その時、村上家の外に不気味な影が出現

 


壁をすり抜けてどんどん家に侵入してきた

 


「え?
おじさんたち誰だい??」

 


「村上はどこにいる?」
「ムラカミ?」

 


「お前は息子のマモルだろ?
居場所を知らないはずがないっ真顔
「僕はマモルじゃないよあせる

 


「勝手に家に入ったけど、それはおじさんたちも
同じだ、文句は言いっこなしだぜ
それにマモルたちの居場所知りたいのは
僕も同じだよ」

 


「ふざけるなっむかっ
殺すぞ真顔

 


「こ・・・殺すぅ?
そんな事言うと脅迫罪だぜ」
「我々はゴア様の送って来た人間モドキだ
地球の法律など関係ない真顔

 


「ガンモドキ?
ゴアの手下だってぇ!?」
「人間モドキだ!
大人しく村上の居所を吐けっ!


「そうと聞いちゃあ遠慮はしないぜプンプン

 


「コノヤローーーーッムキー
「ムッ、何をするっあせる

 


ビビビビーーーーッピリピリ

 


「ぐわぁぁぁぁぁぁっゲッソリ

 


ガムの熱線砲を浴びた人間モドキたちは
どんどん萎びていき

 


最後は泡状になって消えて行った

 


「マモルのやつ、こいつらに狙われて
逃げてるのかな・・・・
今どこにいるんだろう?」

 


一方リズは都内の病院に来ていた

 


「こんな所で何をする気だ?」
「なんか気味が悪いね・・・・キョロキョロ汗

 


「あっ、パパっ
あの怪物もいるよ!」
「何ッ!?」

 


「そうか・・・・もしかしたらここが
やつらの隠れ家かもしれない」

 


救急車から運び出される人の中に
ママの姿もあった

 


「あっ、ママだっガーン
「やっぱりここがやつらのアジトなんだ」

 


病院に忍び込む2人

 


「パパぁ、警察呼ぼうよ!」
「ダメだ、もっと証拠掴まないと
信じちゃくれないっタラー

 


外では看護師が人間モドキに襲われていた

 


人間モドキは一旦看護師に乗り移り

 


幽体離脱のように体から出ると
その姿は看護師そっくりになっていた

 


「やつら人間の体内に入って、細胞をコピーして
そっくりに化けてるんだ!」
「あの人死んだのかな?」

 


人間モドキ看護師は、元の体を背負って
どこかに運んで行く

 


「よしっ、この病院は人間モドキによって全て
入れ替わった
本物の人間をここに運び込め」

 


人間モドキに入れ替わられた人間たちが
次々に運び込まれる

 


「リザもいるぞ」
「どうする気だろう?」

 


「みんな殺されちゃったのかな?」

 


「いや、その点については大丈夫だ!
みんな生きてる」
「えっ、なんでわかるの?」

 


「人間ってのはな、死ぬと死後硬直と言って
体が石のように硬くなるんだ
でもママもリザも手足がプラプラしてたろ?
まだ生きてる証拠だよ」

 


「よしっ、早く助けよう!」
「待てっ、ここはやつらのアジトだ
のこのこ出て行ったら俺たちも偽物作られて
終わりだっあせる

 


「人間の搬送が完了しました真顔
「よしっ」

 


「夜明けとともに全員火葬しろ!
やつらがいなくなれば我々が本物になる
フォフフォフフォフニヤ

 


「夜明けだとっ・・・もうあまり時間がないな、、、滝汗
「くそっ、まだガムも呼べないし。。。えー?

 


同じ頃、米軍の戦闘機が海上で
フレニックスを発見した

 


また海中に潜って逃げようとする
フレニックス

 


F4ファントムがフレニックスに攻撃開始

 


ミサイルがフレニックスに命中ドンッ

 


怒ったフレニックスは殺人音波を発射ピリピリ

 


F4ファントム部隊は次々に撃墜されてしまうドンッメラメラ

 


雄たけびを上げるフレニックス
これを全てソ連や中国の仕業にするつもりだ

 


フレニックスはそのまま海中に姿を消したアセアセ
つづく