ドカベン 第2話 「男岩鬼の葉っぱがゆれる!」Aパート | 野球侍SAKIのブログ

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鷹丘中学に転校してきた山田太郎

 

登校初日にいきなり番長岩鬼とトラブルに

 

山田のペースに巻き込まれた岩鬼は激怒し
弁当の大きさで山田を呼び出す

 

しかしここでも野球部主将長島と岩鬼のひと悶着に
巻き込まれ、長島と野球で勝負する事に・・・

 

結局山田は三振に倒れたが、バットの風圧で
自分のストレートがはたき落とされたのを見た

 

長島は、密かに山田を野球部に入れたいと
願うのであった

 


第2話 
「男岩鬼の葉っぱがゆれる!」

 


「お兄ちゃん、学校行くならミット忘れてるよ」
「サ・・・サチ子汗

 


「い・・・いや、これは必要ないよ」

 


山田の両親の遺影

 


「お父さんお母さん、行ってきます
転校したばかりなのにもう友達ができたよ照れ

 


『岩鬼君っていう、とっても面白いやつなんだ』

 


「ムニャムニャ・・・・や~まだ、絶対殺す・・・節分
ムニャムニャzzz

 


「えっ、じっちゃんもう仕事が入ったの?」
「何を驚いておる?
わしゃ腕のいい畳職人だぞ」

 


「そうだけど、じっちゃん気に入ったお客の
仕事しか受けないじゃん」

 


「へへっ、それがの
器の大きな客からの依頼があったんじゃほっこり

 


「日本一の職人に日本一の畳64枚頼みたい
ときたもんだ」
「ろ・・・64枚も!?」
「すごいお金持ちなんだねニコニコ

 


まあ依頼主は、岩鬼の家なんだけどねw

 


ジリリリリリリーーーン時計ピリピリ

 


「うがががが・・・やかましいわ、クソむかっ
わいはもうちょっと寝たいんやzzz

 


「正美っ、何がやかましいだ!?」
「あっ、清彦お兄様・・・・アセアセ

 


「もうお父様もお母様も食堂でお待ちだ!
寝坊で遅れるなど岩鬼家の恥だぞ!
「すんまへん、、、ショボーン

 


「おにいちゃーん、行ってらっしゃーいバイバイ
「ああ、行ってくるよサチ子!!

 


「なーんだ、野球やるんじゃないんだ・・・・
頑固だなぁ、うちのアニキも・・・
じっちゃん似だな」

 


その通学途中・・・・

 


「へへっ、どうしたワビ助ニヤリ
「でゃあああああっビックリマーク

 


「ふふっ、大外刈りかよ」
「くっそーーーーーっえーん

 


「ほらほらガンバレ!
ヘッポコ主将よ」

 


「うっ・・・・うりゃあああああっメラメラ

 


「おい丹下よぉ、そんなのとっとと
投げ飛ばしちゃえよ」
「そーだそーだ、このままじゃずぶ濡れだぜ雨

 


「とーりゃーーーーっ、うぐぁあああっえーん
「・・・・・!?」

 


「あっ、あれはっガーン

 


「はっはっはっは、どーしたどーした?」
「ちっ・・・チクショーっっっえーん

 


「もういいよ!
今度はこっちの番だニヤ

 


「でゃあああああああっ節分

 


「あっ、いけないっ!」

 


バシッハッ
「ふははははっ、どーだワビ助っゲラゲラ

 


「ま、柔道部の事は諦めるんだな
どーせ大会にも出ても勝てんしな」
「うううっ・・・・えーん

 


「まっ・・・待ってくれ・・・・まだ終わって・・・」

 


「な・・・いっ」ガクッチーン

 


「あーあ、ノビちまいやがった・・・・」
「こりゃワビ助じゃなくノビ助だな」
「アハハハハハハ爆  笑

 


「おいっ、大丈夫か君っあせる

 


「酷いじゃないかっ、大勢でいじめなんて
カッコ悪いぞっ!

 


「い・・・いじめだとぉ!?
バカいうな、決闘申し込んできたのはそいつだぜ
変な事言うなよ山田っむかっ

 


「か・・彼が決闘を・・・そんなアセアセ

 


「なんだ、俺が嘘言ってるとでも言うのかムキー

 


「そいつは柔道部主将の木下ワビ助
俺は元副将の丹下だ!
これは柔道部内の問題よ、変な言いがかりつけるな」

 


「柔道部の主将と副将が何故決闘なんか・・・タラー

 


「だーからー、部外者には関係ねーって
言ってるだろうがムカムカ
すっこんでろ転校生っムキーッ

 


「ぼ・・・暴力反対です、、、あせる
「ぼ・・・暴力だとっ、てめぇ節分

 


「ま・・・待ちやがれ山田っハッ

 


ヌッ
「むっ、い・・・岩鬼っ汗

 


「花は桜木、男は岩鬼っ
やーまだに手出しするんは、わいが許さんっムキー

 


「うるせーな岩鬼っむかっ
そこをどけっ、山田に話があるんだムカムカ

 


「悪いがあのやーまだはわいの獲物や・・・
それ以外のやつに手ぇは出させへんで」

 


「やーまだをやるんなら、まずわいを
倒してからにせえっ節分
「なっ・・・なんだとっ!?」

 


「や・・・やるってーのかっ、岩鬼っっっあせる
「へへっ、なんや・・・その気になったのか
ゲンタ君w」

 


「男岩鬼っ、売られたケンカは高こう買うでえ」

 


「ほな、ぶち殺したるわぁニヤリ

 


「なにをぶち殺すの、岩鬼君?」
「そっ・・・・その声はっ・・・汗

 


「なっ・・・・ナツ子はーーーーんハート
「早くしないと遅刻よ、岩鬼君ニコニコ

 


「そ・・・そうでんな
遅刻はあきまへんわ酔っ払い

 


「ささっ、ナツ子はん、お供しまっせーラブラブ
「ありがとう岩鬼君」

 


「な・・・何なんだあいつ・・・・?」

 


「首相と副将が決闘・・・・一体柔道部で
何が起こってるんだ?」

 


「Do I know that?
You can kill me once.」

 


キーーンコーンカーンコーン♪
「おおっ、飯の時間や花火

 


「ああ、今日はここまで」

 


「飯や飯や、今日も元気や
弁当がうまい~音譜

 


「およっ?」

 


「なんややーまだ、今日は弁当なしか?
ははぁーん、昨日わいよりデカイ弁当持って
きたんで反省しとるんやなにやり

 


「やーまだ君、君のその心がけは素晴らしいよ
その謙虚な態度に対して、殺すのは許したる
半殺しで済ませたるわデレデレ
「えっ?」

 


「この岩鬼様よりデカイ弁当は今後も禁止やで
まあおにぎり一個くらいは許したるわ
ガハハハハハゲラゲラ
「・・・・・?」

 


「岩鬼、さっきから弁当弁当って言ってるけど
今日は土曜日、半ドンだぜ
弁当のない日だ真顔

 


「ええっ、半ドーーーーーンガーン

 


「あははははっ、こいつガチで天然のバカだぜ」
「い・・・岩鬼君・・・やっぱり君面白いよ」

 


「あっ、山田君・・・だよね」
「君・・・もう大丈夫なの?」

 


「先生から聞いたよ、僕をわざわざ
医務室まで運んでくれたんだってね」
「い・・・いや、お礼言われるほどの事でもないよ」

 


「へー、なかなか良い体格してるね
学校まで遅刻しないで僕を背負ってくるなんて
たいしたもんだ・・・」
「え?」

 


「ねえ山田君、ちょっと柔道部の
部室まで来てくれないか?」

 


柔道部の部室に連れて来られた山田

 


「え・・・ここ部室なの?
体育倉庫かと思っちゃった」
「・・・ま・・・まあいろいろ事情がね・・・・」

 


部員は貧相なのが3人だけ

 


「ご覧の通り、部員4人の弱小柔道部さ笑い泣き
「ゴメン、そ・・・そんなつもりは・・・タラー

 


「丹下が辞めて、4人だけになっちゃったんだ
これじゃあ大会にも出られないし
廃部になるしかないんだよ、、、、」

 


「丹下君が辞めたって?」
「ああ、今朝の一件はあいつを連れ戻すための
決闘だったんだ。。。。負けちゃったけどね」

 


「それにしても酷い畳だな・・・・
あちこちささくれてる、、、これじゃあケガ
するだろ?」

 


「ねえ山田君っ、撫し付けだけど
君柔道部に入ってくれないか?」

 


「えっ・・・ぼ・・・僕が柔道部に?」

 


「頼むよ、君体格も良いし柔道に向いてると
思うんだ」
「い・・・いや、急にそんな事言われても、、、滝汗

 


「俺たちからも頼むよ~」
「このままじゃ柔道部なくなっちゃうし、、、」

 


「丹下君を説得すればいいじゃないか」

 


「それがダメだから頼んでるんだよ
このとーりだ」
「わ・・・ワビ助君・・・・えー?

 


「お願いしますっ、山田さんっっっえーん
「ま・・・まいったな、、、ガーン
つづく