ドカベン 第2話 「男岩鬼の葉っぱがゆれる!」Bパート | 野球侍SAKIのブログ

野球侍SAKIのブログ

ももクロの夢はモノノフの夢

鷹丘中学に転校してきた山田太郎

 

しかし登校初日から、学校の問題児岩鬼と
騒ぎを起こし

 

更に野球部の長島からも、野球での勝負を挑まれる

 

だが、山田はこの中学が気に入ったようだ

 

登校2日目に、山田は柔道部の主将木下ワビ助と
副将の丹下の決闘を目撃

 

柔道部は丹下が抜けた事で、大会出場の
最低人数を下回り、廃部の危機だと聞かされる
ワビ助は、山田に柔道部入りを懇願するのだった

 


「山田君っ、柔道部に入ってくれ!」

 


『やーまだが柔道部やと・・・・・キョロキョロ耳

 


「待ってくれワビ助君、丹下君の説得
僕に任せてくれないかな?」
「え・・・・・」

 


ビシュッ

 


ヒュン流れ星
「ひえっゲッソリ

 


「池田っ、今程度の変化球捕れなくて
どうするんだっ!
立てっ節分

 


「捕れったって、長島さんの変化球
俺には無理ゲーですよ、、、、タラー
ストレート捕るんだって、精一杯なのに笑い泣き

 


「バカヤローっムカムカ
うちの野球部のキャッチャーはお前だけなんだっ!
それにストレートだけで大会に勝てると
思ってるのかっムキー

 


「捕れるまで徹底的にシゴイてやるっ節分

 


ボコッハッ
「ひぐっ汗

 


「たわばっあせる

 


「あべしっゲッソリ

 


「えーっと、丹下君は・・・・あれっ?」

 


ビシュッ

 


「ひでぶーーーーっゲロー

 


ガシヤッハッ

 


「・・・・・!?」
「たっ・・・丹下くーん
丹下君はいませんかーっ?」

 


『山田・・・・やはりあいつ野球経験者だ
それもキャッチャーやってたな・・・タラー
間違いないっアセアセ

 


「何のマネだ岩鬼?」
「せやからお前に頼んどるんや」

 


「花は桜木男は岩鬼っ!
なーんも言わんと柔道部に戻ってくれ
わいの一生の頼みやお願い

 


「チッ、朝の続きやんのかと思ってたら・・・
お前バカなんじゃないのか?」

 


「実はちょっとこっちも都合があってな・・・
お前に柔道部に戻ってもらわんと
わいが困るんやえー?汗

 


「だから、なんでお前が柔道部の事に
口出しするんだよ」
「それは話すと長い事やからなあ・・・ぼけー

 


「ガチで意味不明だぞっ!
何たくらんでやがるっむかっ
「しゃーないなぁ・・・ホンマ頭固いアホや・・・」

 


「まあ簡単に言うと、やーまだを柔道部に
取られたないんや」

 


「山田?
あいつ柔道部に関係ねえだろえー

 


「アホかっ、わいはあいつに弁当で負けたんや!
あのアホわいよりデカイ弁当ひけらかしよったんやで
そんなもん許せるわけないやろムキーッ

 


「ますます意味不明だ。。。お前病院行けよ汗
「ゲンタこそアホ過ぎるやろ・・・・!!
やーまだを殺すんはわいの念願なんや
柔道なんかにうつつ抜かしてわいとの神聖な
抗争ないがしろにされたらどないすんねん?」

 


「ゲンタが柔道部に戻りさえしたら全て丸く
収まるんや、やーまだの眼ぇもわしにくぎ付け
やろうが」
「俺は丹下だ、バーカムキーむかっ

 


「しゃーないな、ほなわいを好きにせいや
何されても我慢したるわ
それで満足やろ」
「ほぉニヤリ

 


「今の言葉に嘘はねーだろうな?」
「わいは男岩鬼やで」

 


グシャッピリピリ

 


「へへっ、こんな事されても我慢すんだよな?」

 


「ドアホっ、そんなもん我慢するわけないやろヴォケムカムカ
「うわっハッ

 


「なっ・・なんだよっ、好きにしていいって
言ったじゃねーか汗
「ここまでされて許すとは言うとらんわいっゲンタっムキーッ

 


「この嘘つき野郎がっ、もう勘弁ならねーっムカムカ
「おう、かかってこいやムキー

 


「てめえ前からデカい顔して気にいらなかったぜ」
「そうか、ほな地獄逝って悔しがれアホっ節分

 


「ぶっ殺したるわっゲンタぁぁぁぁムキーッムカムカ
「・・・・・!?」

 


「死ねやぁぁぁぁぁーーーーーっ!

 


バコッパンチ!
ピューーーーーーン

 


ガッシャーーーーーンドンッ

 


「あっ、丹下君っしっかりしろっガーン

 


「へっへっへっへ、しっかりできるわけないやろニヤ
わいの渾身のパンチ食ろたやつはみんな
地獄行きや音譜

 


「岩鬼君っ、なんてことを!
暴力でなく話し合えばいいだろ」

 


「話し合いしたわい、しかしこのヴォケ
とんでもない事やらかしよったんやで」
「とんでもない事ってなんだよ?」

 


グシャッ
「こんな事やビックリマーク

 


「でや?やーまだ、こんなんされたら
お前かってわいを殺したなるやろ、ん?」
グリグリグリ

 


ジャーーーーッアセアセ

 


バシャあせるバシャあせるバシャあせる

 


「なにしとるんや?」

 


「ゴシゴシゴシ」
「あっ、それわいの制服やで・・・・汗

 


「これで元に戻るじゃないか」
「ぐぬぬぬぬぬぬぬっっムカムカ

 


「アホかっ、そんな問題やないっムカムカ
プライドの問題やっムキー

 


「プライド?
プライド持ってる人間は暴力なんか使わないよ」

 


「もうちょっと大人になろうよ、岩鬼君・・・」

 


「ぐぬぬぬぬっ、やーまだっムキーッ
岩鬼火山を本気で噴火させる気ぃやなっ
問答無用の死刑確定やっメラメラ

 


「こりゃ酷いな・・・・全身打撲
レントゲン撮らなきゃわからんが骨折しとる
かもしれん、、、汗
「ええっびっくりガーン

 


「それじゃあ柔道の大会に出られないじゃ
ないですか、、、」
「柔道の大会だって?
バカいうなよ君ぃ」

 


『マズい事になった、、、、これじゃあ
僕のやった事はヤブヘビじゃないか。。。。タラー

 


「ワビ助君になんと言ってお詫びしたらいいのか、、、」

 


ボトッハッ

 


「山田っ、俺の球を受けろ!!

 


「なっ・・・長嶋さんっ、今はそんな気分じゃ・・・あせる

 


「あれっ、野球部の長島だ!」
「山田君もいるぞ」

 


「でゃあああああっ!!
ビシュッ

 


「ちょっ・・・・何考えてるんスかっアセアセ

 


「くっ」
バシッハッ

 


『俺の変化球を捕りやがった
やはりっ俺の目は正しかったんだっニヤリキラキラ

 


「す・・・すげえ、長島の球を・・・・滝汗
「とっさにミットはめて捕るなんて神技だ!

 


「ダメだな・・・・これで山田君野球部に
取られちゃうぜ、、、、笑い泣き
「・・・・・・・・タラー

 


「あのな山田、是非野球部に・・・・」
「これお返しします」

 


『俺は絶対諦めんからな、山田』

 


『ワビ助君・・・・がっかりするだろうな・・・』

 


しかし部室には誰もいなくて
貼り紙がしてあった

 


「こっ・・・・これはっ!?」

 


『ワビ助君・・・・いけないっ、諦めては・・・汗

 


山田、柔道部部室にあった運動部の道具を
外に運びだす

 


そして畳を持って外へ

 


「あ・・・あいつ柔道部の畳持ってどこ
行くんや・・・・?」

 


「そうか、ドロボーや
あいつの正体は大ドロボーやったんやアセアセ
あんな顔してえげつないやつやで、、、ガーン

 


しかし山田は柔道部の畳を、自宅に持ち込んで
修理しているのだった

 


「やーまだのやつめ・・・・」

 


「えーかっこしやがってからに・・・・・むかっ
男岩鬼に人気で勝とういうつもりやな
そうは行くかいムキー

 


「わいは何でも1番でないとアカン男やねんっメラメラ
ケンカでも人気でもやーまだに負けるわけにはいかんっビックリマーク
殺すんは、全てやーまだに勝ってからやな!!

 


「へへへっ、清彦お兄様、ちょっと借りまっせニヒヒ

 


「俺の部屋で何してる、正美」

 


「あっ、清彦お兄様・・・・滝汗
いや、わいの力借りたいと柔道部のアホどもが
球んできよったんで、ちょっと鍛えてやろうかと・・・あせる

 


「なんだ、それならそんなコソコソしなくても
言えば柔道着くらい貸してやったのに・・・
まあ頑張れよニヤリ
「はいっ、お兄様っニヤニヤ

 


月曜日、柔道部の部室に来た部員たちは驚く

 


「部室が片付けられてる・・・・」
「それに畳もなんか増えてるぜ」
「修復したのが6枚、新しいのが6枚だ」

 


「だ・・・・誰がこんな事を・・・・」

 


ガシャガシャガシャ
「あっガーン

 


「おい木下っ、俺らの部室の前に道具置いていったの
お前だなむかっ
「俺らにケンカ売ってんの?」

 


「僕じゃないよ・・・でもここは僕たちの部室だ
物置じゃない!!

 


「うるせーっ、人数不足で廃部になる柔道部だ
こんなとこ物置小屋と同じだぜムカムカ
「そーだそーだ!

 


「部員はちゃんと5人いますよ真顔

 


「や・・・山田君っ、その恰好」
「ああ、柔道部にお世話になるよ
よろしくねウインク

 


「やったー、これで5人揃ったぞ笑い泣き
「大会に出られるぞっ!

 


「ありがとう山田君っ」
「ふふっ、これで柔道部も存続だね」
つづく

 


次回
「ワンツーストライクアウト!」