新巨人の星Ⅱ第21話 「激烈!!ツバメ返し打法」 Bパート | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

蜃気楼ボールは左門にホームラン打たれたものの
それは偶然の結果であり、その後も蜃気楼ボールは
猛威を振るっていた

 

そんな中花形は試合を欠場して打倒蜃気楼ボールの
特訓に入る

 

しかし仮想蜃気楼ボールは完成したものの
どうやってもこれが打てない

 

もはや精神的に追い詰められた花形を思うあまり
明子は父一徹に相談する

 

そこで花形の子供を身ごもった事を伝えた
一徹はこれにより、花形の打倒蜃気楼ボールに
力を貸す決心をする

 


一徹親父、花形に明子ねーちゃんの妊娠を
伝えたが・・・

 


「子供が出来たと聞いて僕は決心しました!!
なんとしてでも子供のために蜃気楼ボールを
打ってやろうとメラメラ
逆効果だった、、、タラー

 


「本当の事を言うと完全に
手詰まりなんですよ、、、、笑い泣き

 


「蜃気楼ボールが空気の壁に当たって
ひとつになるところを打とうとしたけど
どうやっても振り遅れてしまう」

 


「うむ、わしは空気力学とかわからんが
あれを打つにはバットで空気の壁を
作って打つしかないのはわかるぼけー

 


「じゃがそれはどうやっても不可能じゃろう」

 


「鬼の一徹さんでも無理と思われますか?」

 


「そう改まって言われるとわしにも意地がある節分
打てる考えがない事もない」

 


「じゃがの花形君・・・・
その練習をしたら君はもしかして二度と
野球をやれない体になるばかりか、へたしたら
カタワになるかもしれんぞガーン
「覚悟してます炎

 


「花形君っ、これから父になる立場の君が
そうなった場合、明子と子供はどうなる」

 


「それを言われると辛い・・・・・」

 


「でも僕は、なんとしてでも蜃気楼ボールを
打ちたいんですっえーん
たとえ明子が別れたいというなら
僕の全財産を慰謝料としてくれてやってもいい!

 


「その決意・・・・嘘はないな節分

 


「僕は嘘が一番嫌いですっ!!

 


「これが飛雄馬君との最後の勝負になったとしても
悔いはありませんっメラメラ

 


「わかった・・・・君の決意
この星一徹、しかと聞いたぞぼけー

 


だが花形にも多少迷いは残っていた
『ごめん明子・・・・でも僕は
どうしても蜃気楼ボールを打ちたいんだっっっえーん

 


勿論一徹を差し向けたのは明子ねーちゃんだ
明子ねーちゃんにも悔いはなかった
もはや花形と心中の覚悟だった

 


特訓に行く途中で一徹が待ち受けていた

 


「花形君っ、細かい事は抜きじゃ
今からわしに付き合ってはもらえんか」

 


「つ・・・付き合う?
も・・・もしかして・・・滝汗

 


「うむ・・・・君が考えている通りじゃ」
「し・・・しかしお義父さんはまた飛雄馬君の
敵になるんですよ汗

 


「一度は飛雄馬とも和解し、老後はのんびり
余生を過ごそうとも思ったが
君の決意に打たれた」

 


「お義父さん・・・・・」

 


2人がやって来たのは山奥の禅寺

 


向かい合って座戦というシュールな光景w

 


「今から君に授ける打倒蜃気楼ボール策は
つばめ返し打法じゃ!
ただし、君の体はその途中でバラバラに
なるかもしれんぞタラー

 


「つばめ返し打法・・・・
わかってます、全て覚悟のうえです真顔

 


「よしっ、さっそくこれを付けてもらおう」
スッ

 


ジャーーーーーン

 


ザザザザザーーーーッアセアセ

 


「この滝の流れが空気の流れ
そしてその中を揺れながら落ちる葉っぱが
蜃気楼ボールじゃっビックリマーク

 


「その水の流れをバットで切り裂き
同時に葉っぱも切り裂くっ!

 


「これがつばめ返し打法じゃっ節分

 


「単に滝の流れの中をバットが通るだけでは
ダメじゃ!
流れそのものを断ち切るのじゃっナイフ

 


「さあ、やってみい花形っ!

 


「滝の流れをバットで断ち切る・・・」

 


「しかもこんなの付けて・・・・・汗

 


「よ・・・よしっ、行くぞっ」
ギシッギシッギシッ

 


「でゃあああーー・・・・あれっガーン

 


「ぐあっ・・・スイングがマトモにできないっっアセアセ
飛雄馬君はこんなもの子供の頃から
付けていたのかっっっえーん

 


バタッハッ

 


「バカモーーーーンムキーッ
腕だけで振ろうとするからダメなんじゃっビックリマーク
スイングは下半身を使えっムカムカ

 


バシッハッバシッハッバシッハッ
一徹にいきなり体罰を食らい
ちょっと驚く花形

 


シュバッアセアセ

 


「くっ・・・くそっ、流れの中バットを
くぐらせるのが精一杯だっ、、、えーん

 


「貴様バカかっムキー
何度同じ事を言わせるっむかっむかっ
これで天才とは聞いて呆れるわムカムカ
このボンクラがっっっっ節分

 


こうして一徹の体罰と罵声の中
延々花形の特訓は続いた

 


花形も、なんとかギプスの負荷に耐えられる
ようになり、普通にスイングはできるようにはなった

 


「まだまだじゃっ、水の流れを断ち切れるまで
休ませんし終わらせんぞっ節分
対決まで時間がないのじゃっ炎

 


こうして日が暮れた

 


数日後花形邸

 


「のう、ここに星の親父さん来ちょらんか?
4~5日前から家にも帰っちょらんと
近所の人が言うとったんじゃが・・・」

 


「そういや花形はおらんのか?」
「はい、旦那様は4~5日前から
どこかへお出かけになってます」

 


「花形も4~5日前から・・・・?
うむ・・・なんか臭いのう」

 


「旦那様は野球の練習だと
奥様は言っておられましたが・・・・・」

 


「野球の練習か・・・ますま匂うぞい
しかも花形のやつ球場にも来ちょらん
らしいし」

 


「あ・・・あの、ところで明子さんは?」
「お・・奥様は病院に・・・・」

 


ここで伴は明子の妊娠を知らされる
「えーっ、明子さんおめでたかびっくり

 


この事は伴の口から飛雄馬に知らされる

 


「えっ、姉ちゃんが妊娠?
本当かよ!
じゃあ俺もおじさんかぁ・・・・笑い泣き

 


「ねえ、飛雄馬君の血と花形の血受け継ぐ子って
ほとんど無敵じゃない?」
「悟空とベジータの血を受け継ぐような
もんでヤンスwww」

 


「ただ気になるのは親父っさんじゃ・・・・
花形とほぼ同時期に姿をくらませちょる
どういう事じゃろうの?」

 


「おおかた鬼の一徹が復活したんだろ!」
「え・・・・!?」

 


『ついに父ちゃんと花形がコラボか・・・・
いつかはこんな日が来ると予想はしていたぜタラー

 


『花形っ、やはり最後に俺の前に立ちはだかるのは
お前と父ちゃんだったかぼけー

 


『来るなら来いっ!!
俺は負けはしないっっっっメラメラ

 


パシュッアセアセ

 


「ぬぉぉぉぉぉーーーーーっムキー

 


スパッナイフ

 


パシャーーーーーンドンッ

 


ついに花形、滝の流れを断ち切る事に成功

 


だがはずみで川にドボンアセアセ

 


「はっ・・・花形っガーン

 


「うぐぐぐぐ・・・・やったぞ
ついに・・・・つばめ返し打法完成だっっっ!


「しかし今の状態でも上半身の筋肉が
みんな千切れそうだ、、、勝負まで
もってくれよ・・・・タラー

 


「よくやった花形・・・・ぼけー
こんな短期間でつばめ返し打法をマスター
するとはさすがじゃ・・・・」

 


『だがこの後わしは、本物の悪者に
されてしまうだろうな、、、、汗
いろんな意味でガーン

 


つづく

 


次回
「蜃気楼ボール破れる!!」