自分の記事を新聞に載せなかった村上記者を
逆恨みして、村上記者の乗った新幹線をモグネスに
襲わせたゴア
次は全世界のテレビ電波をジャックして堂々と
人々の前に現れ、地球に降伏を迫った
一方モグネスに襲われた村上記者救出のため
マモルはガムを呼びだして現地に向かう
無事だった村上記者と合流するも、またも
モグネスに襲われる
ガムはモグネスに戦いを挑むも返り討ちに遭い
マモルはついにマグマ大使を呼ぶ
「危機一髪、東京!」
ガムの攻撃で怒り狂ったモグネスが
マモルたちにどんどん迫って来る
「お父さんっ、そいつの体は凄く固いよ
でもバカそうだから頭狙うと良いと思う」
「あれはモグネスの体内の核融合で
解けた溶岩だよ
少しだけど放射能含んでる・・・・」
「ほ・・・放射能っ!?」
「あいつ自体が水爆みたいなもんなんだ」
「マグマ勝てるのかなぁ、、、、」
「お父さんのミサイルは僕のと違って
超大型さ!
あいつの分厚い皮膚でも耐えられないんだ」
「ふぅん・・・さすがマグマ大使だね」
「マグマ大使ぃ、あいつ逃げちゃうよ」
「お父さんっ、やっつけるなら今だよ」
「あいつは地下深くに逃げた・・・
おそらくゴアに改造されてるんだろう
しかしその電子頭脳が今のミサイルで
破壊されたはずだ」
「ガム、マモル君、戦いというのはその時の
状況を考えないとダメだ」
「今あいつをやっつけたらどうなると思う?」
「どうって・・・ゴアが怒る・・・」
「あいつのエネルギー源は核融合炉だ
つまり水爆と同じなんだよ
そんなものここで倒して爆発したら
どうなると思う?
そういう事を考えないと戦いに勝つだけでは
何の意味もないのだ」
「しかしこれで地震も収まるだろう」
マグマ大使、耳が・・・・
ガムはモグネスとの戦闘で飛行不能となったため
マグマに乗って基地に帰って行った
その頃、電子頭脳が破壊されたモグネスを
ロストしたためゴアが慌てだす
「電子頭脳が故障とはどういう事だ!?
数千度の高温にも耐えられる金属で
できてるはずだぞ」
「故障ではなく何者かに破壊されたものと
思われます・・・・」
「破壊だとっ
バカをいえっ」
「俺様が作った電子頭脳が地球人に破壊された
とでも言うのか・・・・
どーせお前らの設計ミスだろ」
「まあいい、あいつは日本の地下からは動かん
明日東京タワーに白旗が上がらなければ
計画通りモグネスを自爆させる」
「起爆には小型の原子爆弾を使っておる
いわば水爆と同じなのだ
やつ1匹の爆発でも日本は全滅だ
ガハハハハハ」
その頃防衛庁からゴアに降伏はせず
徹底抗戦の意向だという事が発表された
「まずい事になった・・・相手は得体の知れない
宇宙人だぞ、、、」
「平気ですよデスク
我々にはマグマ大使という強い味方がいます!」
「そんなの信じろと言うのかね?」
「僕は実際この目で見たんです!」
「パパを信じないの、おじさん?」
「ま・・まあゴアとかいうやつが目の前に
現れたんで信じないとは言わないが・・・・」
しかし何故かガムは来なかった
「変だなぁ・・・・なんで来ないんだろ?」
「もういいよマモル君
君の気持はわかったから」
「え・・・それどういう意味さ?」
「くそーガムのやつなんで来なかったんだ
おかげで変な子だと思われたよ、、、」
「マモル、何か事情があったのかもしれない」
「そんなの知らないよ
あいつは嘘つきだ」
「ねえお母さん、さっき笛の音聞こえなかった?」
「え・・・・さあ・・・・お母さんは聞かなかったわ」
「私も聞かなかったぞ・・・」
「じゃあ僕の気のせいかなぁ・・・・」
「はっはっはっは」
「マモル・・・ガム君はお前の親友なんだろ?
そんな簡単に絶交だと切り捨てて
いいのかな」
「もしマモルに大事な用があって
友達と遊びに行けなかった時、そのたびに
絶交されたらどう思う?」
「きっと深い事情があるんだ!
親友ならガム君を信じないと・・・
世界中で戦争が起こるのは人間同士信用
してないからだとパパは思うぞ」
「ところでアース様、あのゴアの怪物ですが
とても厄介なやつです
何か対策はないんですか?」
「うむ・・・水爆が歩いてるようなもん
じゃからのう・・・・」
「あやつはゴアが改造した生物兵器に違いない
いざとなったらやつを自爆させて
地球人を恫喝するつもりなのじゃ」