新巨人の星Ⅱ第5話 「王貞治の忠告」 Bパート | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

大洋戦に先発した飛雄馬

 

しかしライバル左門に、飛雄馬の投球時のクセを
見破られ滅多打ちを食らう

 

試合後長嶋監督から二軍行きを命じられ
途方に暮れる飛雄馬

 

だがいくら考えても打たれた理由が飛雄馬には
わからなかった
そして飛雄馬は失踪してしまう

 


伴はまだ飛雄馬を捜す車ダッシュ

 


『思い当たるところは全て捜した・・・・・・
星よ・・・どこにおるんじゃいっぼけー

 


「あっ、まだ一ヵ所見逃した場所があったぞい!
おいっ、そこを左に曲がれっ!!
「は・・・はいっあせる

 


『そうじゃ・・・星が最後に頼るとしたら
あそこしかないっっっっプンプン

 


勿論そこは一徹親父の家だった

 


『もはや頼れるのは父ちゃんしかいない・・・・笑い泣き

 


「あっ、星さんなら留守ですよ
帰って来たら伝言伝えましょうか?」
「・・・・・・・・」

 


「いえ・・・・結構です・・・・・アセアセ

 


ブォーーーーーーーン車DASH!

 


「おっ!
停めてくれっ滝汗

 


キキッハッ

 


「星よぉーーーーーーっ!

 


「ガハハハハハ、やっと見つけたぞいっ笑い泣き

 


「伴・・・・・汗
「いやぁ、心配したぞいっ
東京湾に浮いとりゃせんかとヒヤヒヤもんじゃったわいタラー

 


「す・・・スマン・・・・・
迷惑かけたな」

 


「まあいいっ!
とにかく話を聞こうか」

 


「えっ・・・お前のクセが左門に
読まれちょるじゃとっ?」

 


「いや、俺の思い過ごしかもしれんが
そうとしか考えられなくて・・・・」

 


「そうか・・・いや、わかった!
わしも昔はお前の女房役じゃったからの
そのクセとやらを見つけてみようじゃないか」

 


「ありがとう・・・・伴笑い泣き

 


「よっしゃーーーーーっビックリマーク
投げてみいっ、星よぉっ炎

 


「行くぞ」

 


ザザッDASH!

 


ビシューーーーーーッ

 


ボコッハッ
「ううっゲロー

 


「ば・・・伴!?
大丈夫かっあせる

 


「な・・・・なんのこれしき・・・・・
しかし巨人入りして以前より凄くなったぞい
これが打たれるなんぞあり得るのかのう・・・・アセアセ

 


そこに突然王さんが現れる

 


「ゲッ、王さん・・・・・なんでここにおるん?」

 


「なぁに、僕もちょっと星の手助けしようと
思ってなウインク
「て・・・手助け?
王さんが・・・・・」

 


「お・・・王さん・・・・・すみません滝汗

 


「すみませんじゃないぞ!
勝手に姿くらまして、監督やコーチは
カンカンだぞっむかっ

 


「本当にすみません・・・後で反省文
提出します、、、、ショボーン

 


「まあそれはいい・・・・・
それより僕がバッターボックスに立つから
ちょっと投げてみろ!

 


「えっ・・・・・ここで勝負するんですか?」

 


「勝負じゃない・・・・お前が投げる前に
バッターボックスから球種とコースを
言い当ててみよう」
「えっ、そんな事ができるんかのうびっくり

 


「とにかく投げろ!
マウンドへ行け!!」
「はあ・・・・・」

 


『きっと王さんは、左門に俺のクセが見破られて
いるというのが思い過ごしだと言うつもりなんだ・・・
俺を励ますために』

 


「どうした星っ、早く投げろムキー

 


「念のために言っておくが、僕はお前を変に
励まそうとか、そんな気は毛頭ないからな!
ガチで言い当ててやるメラメラ

 


「え・・・・・・ガチで?」

 


「お・・・王さん・・・それ本気なんですかの?」
「僕は世界の王だぞっ!

 


「さあ、早く投げろっ!
僕もそう暇じゃないんだ」
「は・・・はいっアセアセ

 


『投げる前に球種やコースわかるわけ
ないのに・・・・ぼけー

 


「でゃあああああーーーーーっビックリマーク

 


「外角低めのストレートっ!」

 


バシッハッ

 


「えっ…ウソ・・・・・滝汗

 


「まさに外角低めのストレート・・・・
なんでわかるんじゃ?」

 


「ほらどうした、どんどん投げて来いっ!
日が暮れるぞ」

 


『いや、今のはマグレかもしれない・・・・汗

 


「これならどーだぁぁぁぁぁっ!

 


「インハイのストレートっ節分

 


「えっ・・・・な・・・なんでっガーン

 


バシッハッ

 


「バ・・・・バカなっ
はっ、もしかしたら表情で読まれたのかもアセアセ
今度は変顔でなげてやるっ!

 


「ど真ん中ストレートっ!
顔を変にしても同じだぞっ真顔

「・・・・・・・・タラー

 


『わかった、投げる時の
でゃああああっがいかんのだあせる

 


「インコースギリギリの

スライダーっ!
サイレントピッチも

関係ないっ!!」

 


『よ・・・よーし、ならこれならどうだっムカムカ

 


「外に逃げる

アウトコースシュートっ!」

 


バシッハッ

 


「真ん中低目のフォークっ!」
「、、、、、、、、ガーン

 


「インコース低目

ストレートっ!」
次々と球種とコースを言い当てられる

 


「ウガガガガーーーーッえーん
もうやめてくださいっっっ!
俺の球筋を言い当てるなんて恐ろしい事はっっっアセアセ

 


「俺が・・・俺が悪かったです、、、、ショボーン
ナマ言いました。。。。泣
もう許してください、、、、えーん

 


『何故だっ、、、、何故なんだっ、、、、
微妙にテンポ変えたり、足の上げ方や
目線も変えたのに、、、、、ショック

 


「星・・・・実は今まで黙っていたんだがな・・・」

 


「左門が気付くはるか前から僕はお前の
欠点を見抜いていたんだよ」

 


「同じチームだったし、対戦する事もないからな
でも左門もとうとうそれに気付いた・・・
それだけだよ」

 


「教えてください・・・俺にどんなクセがあるんです?」
「投球モーション全てだ真顔
「なっ・・・何ですとっ!?」

 


「プレートを踏む位置、腕の筋肉の動き
それら全てにクセが出てしまう・・・・
それを少し変えたらそれがまたクセになり
球種や球筋がわかってしまうんだよ」

 


「例えば長年バッテリーを組んだキャッチャーなら
ノーサインでも何を投げるかわかるという
そのクセはかなり微妙なものだが、お前はもっと
単純、あえて言うならド素人だな」

 


「ド・・・・ド素人?」
「そうだ!
つまりこれを相手に知られたら、もはや
球種が固定されてるバッティングセンターの
マシンと変わらんという事だ節分

 


「左門が気付いたからには、花形、ロメオは勿論
いずれはセ・リーグの全選手がそれに気付くだろう!
そうなったらお前はもう終わりだ右差し

 


「ええっ、、、、お・・・終わりっっっっゲッソリガーン

 


「実はチョウさんにお前の二軍行きを提言したのは
僕だ!
このままではお前があまりに惨めだからな」

 


「王さん・・・えらいはっきり言いよるわ、、、笑い泣き
そこまで言わんでも。。。。ガーン

 


「・・・それ二軍に行ったら治るんですか?」
「星・・・お前左腕時代に球の軽さから左門に打たれた時
どうしてた?」

 


「それを思い出せば、解決策はわかるはずだぞ!

 


「あ・・・・・びっくりハッ
つまりまたアレを編み出せと・・・・・タラー

 


「あっ、星君だっ」

 


「星くぅーーーーーーんお願い

 


「サッちゃんビックリマーク

 


「俺はやるっ、絶対やって見せるからねっ!」
「何をやるの?」
つづく

 


次回
「高校球界の暴れん坊」