新巨人の星第49話「華麗なる復帰」Aパート | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

ついに花形が動き出した

 

テスト生としてヤクルトに入った花形に
飛雄馬、左門、明子、伴たちがそれぞれ
複雑な思いを持つ

 

ただひとり、星一徹だけは花形の復帰を歓迎し
理解を見せた

 

最大のライバル花形の復帰に、飛雄馬は更に
闘志を燃やす

 


第49話

「華麗なる復帰」

 


「来たまえ飛雄馬君っメラメラ

 


「行くぜ、花形っメラメラ

 


ビシュッ

 


カコーーーーーーーンドンッ

 


打球は後楽園の場外に消えて行った花火

 


ガギャーーーーーーンガーン
「そっ・・・そんなっっっっえーん

 


という夢を見た(笑)

 


『夢ではない・・・・いずれ間違いなく
これは現実の事になるんだ・・・・・』

 


『姉ちゃん・・・・また野球地獄の犠牲になるのか、、、
かわいそうな人だ。。。。ぼけー

 


『それにしても花形・・・テスト生になってから
一度も姉ちゃんに連絡も入れないらしい・・・
まあ気持ちはわかるが・・・・』

 


「何だ星・・・花形の事考えてるのか?」
「えっ・・・ま・・・まあ滝汗

 


「しかしあいつ5年もブランクがあったうえ
お前のようにトレーニングもしてなかったんだろ?
テストに合格するかどうかわからんぞ」

 


「楠木さん・・・あなたは花形の怖さ知らないんです
あいつは必ず合格しますよ」

 


ここは宮崎県湯之元のヤクルトキャンプ

 


ヤクルトの選手がチラチラ花形を見るキョロキョロ

 


「花形、はっきり言ってお前は完全に合格だビックリマーク
明日の紅白戦にはうちの上層部も見に来る
そこで正式に入団が決まるだろうウインク
「・・・・・・」

 


「しかしお前が入ると、ポジションを失う選手も
出てくる・・・・
言いたくないがお前を疎ましく思ってるやつが
何人かいるガーン

 


「ひょっとしたらビーンボールを投げてくるかもしれん
それがうちの伝統だからな
気を付けろよ」

 


「ふふっ、そんなのは承知の上ですニヤリ
まあヤクルトの投手陣ごときが、僕にぶつけられたら
ハナガタ・モータースから賞金100万出しますよ
僕は今まで死球なんか受けた事は1度もありません」

 


その頃、湯之元に明子ねーちゃんが乗り込んできた

 


「お客さんヤクルトファンですか?」
「えっ・・・まあ汗

 


「今日の紅白戦は花形の入団テストも兼ねてる
らしいんで朝から駅と球場の往復ですわw
まあおかげで儲けさせてもらってますけどねニヒヒ

 


「入団テスト?
花形の・・・・・・」

 


これがヤクルトのフロント陣らしい(苦笑)
ほとんど反社やん・・・・びっくりあせる

 


明子ねーちゃんもヤクルトファンのおっさんに囲まれて
試合観戦

 


花形は紅軍らしい

 


二番ファーストでスタメン出場

 


花形が打席に入ると大きな声援が飛び交った拍手

 


『うちの人に回って来たわ・・・・
本当にテスト生なのね』

 


「この試合が花形の入団テストらしいな」
「まあどーせ出来レースなんだろうけどよ」

 


『いくら出来レースでも結果が悪ければ
不合格もあり得るのよね・・・・・キョロキョロ
不合格なら花形はあたしの所へ戻って来かも』

 


「へっ、元阪神のスターかなんか知らんけど
プロ野球舐めすぎだぜニヤ

 


「ほらよっ、プロの洗礼ってやつだ!!

 


第1球目は明らかに花形の頭部を狙っていた

 


しかし花形はこれを余裕でかわすニヤリ

 


『チッ、生意気なヤローだぜムキー

 


2球目
なおこの投手、背番号57だが当時は
勝亦治という捕手が付けていた
しかしこの投手はマツモトという架空の選手だ

 


花形意表を突くセーフティーバント野球ハッ

 


そして一塁へ激しい殺人スライディングダッシュ

 


ファーストカバーに入ったマツモトの足に
何気にキッチリカニばさみを食らわし
内野安打に

 


「こっ・・・・コノヤローっっっっっっムキーッムカムカ

 


一方飛雄馬は宮崎キャンプで
今日も熱の入ったピッチング練習

 


バッシーーーーーンドンッ

 


『うーん、グッドですよ~グッド!
やはり花形君に刺激されたんですかねえ・・・ええにやり

 


ヤクルト紅白戦は、試合が進み白軍の攻撃

 


打席に入ったのはあのマツモトだ
しかし悪い顔してんなぁwwww

 


紅軍のこの79番の投手は完全に架空の選手だ

 


マツモト、花形のマネをしてセーフティバント野球ハッ

 


「デヒャヒャヒャッ、すくりゅーすぴんすらいでぃんぐ
だぁ~~~ニヒヒ

 


ベースに付いた花形の足首を狙う

 


が、これも簡単にかわされてしまう

 


「がはははは、マツモトぉ~
お前と花形では役者が違うぜゲラゲラ
「逆に花形の引き立て役になってんじゃんw」

 


『今頃花形は紅白戦の最中だな・・・・
ま、結果はわかりきってるけどな』

 


花形の2打席目

 


『ケッ、よく考えりゃ俺様の球が
車屋のボンボンに打てるわけねーんだよなニヤリ

 


パコーーーーーンドンッ

 


花形の打球はフェンス直撃の長打コース

 


一気に三塁に滑り込むDASH!

 


『うむ、やはり花形は天才だ
これが入ってくれれば、うちはウハウハだわデレデレ

 


ドヤ顔花形w

 


『カ・・・・カッコいい・・・・・ラブ
それにあんな笑顔、会社勤めでは見た事ないわ』
複雑な心境の明子ねーちゃんだった

 


Bパートにつづく