新巨人の星第31話「大遠投の波紋」Bパート | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

オールスターゲームに
ファン投票で選出された飛雄馬は
ライトの守備に着かされる

 

門田の放った打球はライトフライ

 

三塁ランナー福本はタッチアップを試みるが
飛雄馬の右投げレーザービームで本塁憤死

 

飛雄馬の右投げにマスコミは大騒ぎに

 

一方オールスター明けに巨人三連戦を迎える阪神では
ビル・サンダーが不可解な特訓をタブチとカケフに行う

 


「タブチとカケフボーイには内緒でビーンボールを投げさせまーす
あと投手はプレートより3m前で投げてもらいまーす」

 


「なんや昔うちが巨人の沢村対策にした特訓に似とるな・・ぼけー

 


「しかしわざとビーンボールがわからん
阪急の山口みたいな豪速球で荒れ球の投手想定の
練習だろうが、そんなやつ巨人にいないだろ」

 


「せやな、新浦は制球難やけどビーンボール言うほど酷ないし
球も3m前から練習するほど豪速球やないで」

 


「ムッシュ・ヨシーダ・・・
心当たりはあるはずでーす!
それとーも、認知症でーすか?」

 


「心当たり言われても・・・・・・・あっ!」

 


「あいつか!?」

 


「なるほど・・・・なんとなくわかったわ・・・
しかしあいつ登板するんか?」

 


「おい・・・わしにはさっぱりわからんぞアセアセ
具体的に名前言えよむかっ

 


「それは契約上の理由でノーコメントでーす!
特訓やらせますか?それともやめまーすか??」

 


「勿論やらせませんよね、監督っ!
時間とリスクが無駄すぎます」
「うーん・・・しかしなぁ、山内はん・・・汗

 


「いや、ここはビルコーチの言う通りにしまひょ!
なんやそうした方がええ気がしまんねん」

 


その頃長嶋邸では

 


「長嶋さんっ、星の投手復帰の噂ありますけど
それは本当なんですかっ!?」

 


「うーん、敷地に入らないでくださいっ!
セコムしますよ真顔

 


「もしかして長嶋さんが星に背番号3譲ったのも
わざと壊れた左腕で投げさせ続けたのも、実は星の
右投手としての復帰を想定してたからじゃないんですか?」

 


「ははっ、答えはですね
後半戦のうちの戦い見たらわかりますよ、ええっニヤリ
それじゃあバイバイ

 


再び甲子園

 


ビューーーーーーン

 


「どわーーーーーーっガーン

 


「ひっ・・・・・非常にっっっっポーンあせる

 


「おいっ、危ないじゃないかっムキー
どうしたんだ急にっ」

 


「非常に危険な球がですね・・・・ええ
怒りますよ、ハイムカムカ

 


『そ・・・・そんな事言われても・・・・・・・』

 


『そうしろと監督命令やし・・・・・・・えー

 


バスッドンッ
「またぁーーーーーーっアセアセ

 


ビシッ
「非常にまたですか、、、、、ガーン

 


「コラーーーーーーーっ、俺はタブチだぞっムカムカ
ふざけんなーーーーーっムキーッ
「僕は非常にカケフですけどね・・・・・ええ
しまいには殴りますよ、ハイムキーッムキーッ

 


ビシュッ

 


バシッドンッ

 


ビシッドンッ

 


カラーーーーーーーン

 


「もうやめだ、やめっっっっムキー
お前ら後で裏の素盞嗚神社に来いっ!
ヤキいれてやるっムカムカ

 


「非常に根に持ちますよ、僕はっむかっ
愛車のポルシェで阪神高速250キロで走りますよ、ええムキー

 


「ど・・・・・どうします・・・激オコですよ、、、、、アセアセ
「さすがにまずいよな。。。。ガーン

 


「監督っ、あのバッティングピッチャークビですな
なんで何にも言わないんですかぁビックリマーク
「非常に同感ですよ・・・ええ節分

 


「・・・・タラー

 


「ミーがわざとビーンボール投げろと言いました
一球も当たらなかったのはベリーナイスでーすニヤリ

 


「非常に本気ですかっ!?」

 


「アンタ頭おかしいぞっアセアセ

 


「僕たちはですね、阪神のクリーンナップですよ、ええ
もしケガしたらチームが非常にこまりますよ、ハイむかっ
「俺は外木場にぶつけられて死にかけたんだぞっゲッソリ
イップスになったらどうするんだっっっっムカムカムカムカ

 


「二人とも落ち着けっ!
お前らだけやない、他の選手にもこれやらすつもりや」

 


「か・・・監督・・・・・アセアセ
「非常に理由が聞きたいですね・・・・ハイ」

 


「何か知らんが、巨人に滅法球が速くて、ノーコンの
投手がいるんだと!
その対策らしい」

 


「非常に誰ですか・・・・それ?」
「そんなピッチャーいたっけ・・・・・」

 


「ミーの特訓が不満でーすか?
逃げ出しまーすか!?」

 


「に・・・逃げるって・・・・・そういう問題じゃあ、、、、、」
「非常に同感です」

 


「オーケー、この特訓やりたくないならそれでもいいでーす
ミーはもうここにいる理由があーりませんね
コーチ辞めてアメリカにゴーホームね」

 


「うっ・・・・コーチやめるって・・・そこまでしてこの
バカげた特訓やるにはよほどの理由があるのか・・・・汗

 


「非常にわかりましたよ、ええ
ビルコーチがそこまで言うならですね僕はやりますよ、ええっ炎

 


「ナイスでーす、カケフボーイ
ただし、ユーたち2人には更なる厳しい特訓やーりますね
その覚悟はあーりますか?」

 


「し・・・・仕方ない・・・もう一度アンタを信じよう滝汗

 


「ところで、更に厳しい特訓って非常になにやるんですか?」

 


ブーン ブーン ブーン

 


「今度こそ星君に勝つばいっ
今度こそ星君に勝つばいっ

 今度こそ・・・」

 


ポワワワーーーーーン

 


「違うたいっ!
それではなかとよ、妄想しゃんっっっぼけー

 


ポワワワーーーーーン

 


「そればいっ!」

 


ブーン ブーン ブーン

 


「おっ、左門さん
こんな夜中に頑張ってるね!」
「星君に・・・・・・ぶつぶつぶつ」

 

ブーン ブーン ブーン

 


「おいなんだい、ガン無視かよえー?
日頃の左門さんらしくないな・・・・・」

 


「星君っ、よく戻って来てくれたばいっ笑い泣き

 


ビューーーーーン

 


「左腕時代は花形やオズマ・・・伴君にまで先を越され
煮え湯を飲まされてきたわしにもチャンスば
回って来たばいよっっっっメラメラ

 


「今度こそわしが天下ば取るばってんっっっ!
ブーン ブーン ブーン

 


一方甲子園では翌日からビルの言った
レベルアップした特訓が開始された

 


1人につき3基のバッティングマシン
タブチカケフで計6基のマシンから一斉に球が放たれる

 


しかも3m前から発射された球がうなりを上げる

 


ギューーーーーン

 


カコーンドンッ

 


一球目だけはなんとかバットに当たるが、2球目以降は
どうしようもなく、容赦なく死球になった

 


それはカケフもまた同様であった

 


「うがっ、非常に痛いですよこれは、、、笑い泣きガーン

 


それでも次から次へとマシンは球を発射

 


ボコッハッ

 


あまりの壮絶さに他の選手も青ざめた顔を見合わせる

 


ついにタブチとカケフもブチギレ
ビルに抗議に向かう

 


「こんなの打てるわけない!
打てたらそいつは化け物だよアセアセ
「そうですね、とりあえずこの特訓の意味をですね
詳しく話してくれないと非常に納得できないですよ、ええムキー

 


「何年か前、ドラゴンズにいたオズマという選手は
同じ特訓で打ったと聞いてまーすよ・・・・
彼にできて、ユーたちにできないわけが
あーりませんねビックリマーク

 


「オズマ・・・随分懐かしい名前だな」
「まあホンマにバケモンやったけどなぼけー

 


「しかもオズマは、特殊なギプスを
はめて打ったと聞きましたよ!
それを付けてないユーたちは全然楽でーす節分

 


「非常に聞いた事ありますよ・・・ええ」
「わしはモロにその時プロにいたよ・・・・・ぼけー
見えないスイングってやつも見たし」

 


「でもあいつは野球ロボットって怪物だった!
そもそもなんで今更俺たちがそれをマネしなけりゃ
ならないんだ!?」

 


「その質問の答えは、もう出てるじゃないでーすか」

 


「オズマは誰に勝つためにその特訓していたか・・・・
思い出してみなさーい」
ピカーーーーーンキラキラ

 


ボォォォォォォォォ炎

 


「だ・・・・誰に勝つためにタラー

 


「・・・・・・それ、もしかして・・・ガーン

 


ガギャーーーーーーーン

 


第32話「長嶋宣告の怪奇」につづく