新巨人の星第30話「オールスター戦の謎」Bパート | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

1976年のオールスターゲームが開幕

 

飛雄馬もファン投票で選出されたが、長嶋監督に
辞退を申し出る

 

だが長嶋監督はそれを却下
更に飛雄馬の右投げも解禁を宣言

 

しかし飛雄馬は長嶋監督が何をさせようとしているのか
まだ全くわからなかった

 

そんな中始まったオールスター第1戦
終盤左門がヒットを放ち、いよいよ飛雄馬の出番かと
思われたが・・・

 

 


『左門センター前ヒット!
古葉監督、ここで星の代走か!?』

「うむ・・・・いよいよ星の出番か・・・・キョロキョロ

 


「常務・・・そろそろ着きますがもう一周しますか?」
「ああ、頼むぼけー

 


どうやらこの日は伴の会社の接待があるらしい

 


その料亭の前を行き過ぎる伴の車w

 


「あと何周しますか?」
「わからん
星の出番が終わるまでじゃ汗

 


『左門が出塁、点差は1点!
ここは星の代走でスクリュースピンでもう1点
取りに行きたいところですが・・・・』

 


『古葉監督動きませんねえ・・・・・』
「・・・・・・古葉のやつ、飛雄馬を出さないつもりか?」

 


「・・・・・・・・・・・」

 


『一向に俺に声がかからない・・・・
ファン投票選出選手は、ピッチャー以外1試合には絶対
出さないといけない決まりのはずだが・・・・タラー

 


場内からは「星を出せーむかっという
声が飛びまくる

 


『おかしい・・・・鈍足のわしがこのまま塁におっても
仕方ないと思うが・・・・アセアセ

 


『やはり星君にはまだ見せてない秘密が
あるとですか?』

 


「古葉ちゃん、左門に代走星を出さんのかいな
もう9回やで?」

 


「ええ、まあそうですけどちょっと・・・・・キョロキョロあせる
「ちょっとってなんぞあったんかい?」

 


「スクリュースピンはうちのカケフが破ったけど
パぁの野手があんなマネできるとは思えん
星を代走に出すだけでもう1点楽に貰えるはずやでビックリマーク

 


「ええ、実はここだけの話
長嶋さんがね・・・・・・」

 


「やあ古葉ちゃん、オールスターの監督大変だろうね、ええ照れ
「そりゃしんどいですよチョーさん、、、、笑い泣き
初めての事で、他所のチームから大切な選手
預かるわけですからね」

 


「うーん、うちのチームの選手は遠慮なく使って
いいですよ、ハイ!!
「星のスクリュースピンには期待してますわw」

 


「ああ・・・あれねぼけー

 


「ただねえ・・・・どーなんでしょう
お祭りのオールスターにスクリュースピンは
ちょっと殺伐としすぎてますよ、、、ハイ
パの選手にケガでもさせたら大変ですし」

 


「うーん、古葉ちゃん
星は守備固めにですね・・・・使って欲しいんですよ
特にランナー三塁でタッチアップのケースとかね・・・」

 


「え・・・・・今なんと言いました・・・チョーさんゲロー
わしの聞き違いじゃと思いますがアセアセ

 


「星をですね、守備固めに使ってください、ええ
それも犠牲フライで点が取られそうな場面で・・・
私からの一生の頼みのお願いですお願い
「し・・・しかし守備固めって・・・・滝汗

 


「そりゃオールスターゲームでそういうお笑いも
あっていいのかもしれんですが
星は笑いものになりますよアセアセ

 


「古葉ちゃんに恥はかかせませんし
おそらく結果は全く逆になると思いますよ、ハイ!

 


結局9回表のセの攻撃もゼロに終わった

 


『チョーさんにああまで頭下げられては嫌とは言えんしな、、、、
しかもあんな真剣な目で言われたら・・・あせる

 


『困った・・・・しかしもう代打や代走での星の出番はないし』

 


9回裏、ワンナウトでパはランナー三塁
しかもそのランナーは世界の盗塁王福本さん

 


打席に向かうのは先日お亡くなりになられた
南海の門田さん

 


『古葉ちゃ~ん、頼むよ~~ハイお願い
「・・・・・・・・・・・タラー

 


『オールパシフィック、ワンナウト三塁っ
ここは犠牲フライでも同点のチャンスですっ!』

 


『古葉ちゃん、信じてますよ・・・ええ炎

 


「守備交代!
ライト左門に代わって星っ!!」

 


「ええーーーーーーーーーーっガーン
こっ・・・これが長嶋さんの考えかっっっっっアセアセ

 


「おい星っ、出番だっ!
ライトへ行け右差し

 


「いや・・・でも俺でいいんですか?」
「知らんっむかっ
長嶋さんがそうしてくれと言ってたんだビックリマーク
さっさとライト守れ!

 


「な・・・長嶋さんの許可済みなのか・・・・・滝汗ハッ

 


『セントラルリーグ、守備の交代をお知らせします
ライト左門に代わり、星
背番号3!』

 


「おい嘘だろーびっくり汗
「なんで星なんだよ古葉ぁぁぁぁっムキーッ
古葉監督へのヤジが飛びまくる

 


『おーーーっと、ライトは星が入ります
これは一体どういう事なんでしょう?
古葉監督の意図がわかりませんっっっっアセアセ

 


『星の肩ではライトにフライが上がったら
到底タッチアップを阻止できませんっ
狂ったか古葉采配!

 


「そういう事か・・・・長嶋め
さすがは見せ場をようわかっとるわい真顔

 


「おいっ、ここテレビはないんかーーーっムキー

 


「えーいクソっ!
女将ぃーーーーーっテレビじゃテレビっっっっムカムカ

 


「星が守り固めに出てきおった・・・・
これが黙ってラジオで聴いておれるかっビックリマーク

 


「テレビ出せーテレビーーーーーっムキーッ
わしゃテレビが見たいんじゃーーーーーーっムカムカ

 


「な・・・長嶋さん・・・・これどういう事ですか?」

 


「ファンサービスなんじゃないか?」
「でもこれじゃあ星は惨めなピエロだぜ笑い泣き

 


「うーん、ここで私が星に背番号3を譲った答えが
出るんですよ、ええっ炎

 


「こ・・・答え!?」
「チョーさんっ、もったいぶらず話してくださいよ」

 


「古葉ぁーーーーっ、巨人への嫌がらせかーーーっムキー
「やり方がエグいんだよバカヤロームカムカ

古葉監督へのヤジはますますエスカレートする

 


『へへっ、星には悪いけど狙わせてもらうでw
わしかてええとこ見せたいんやニヒヒ

 


マウンドは抑えに池谷登板

 


池谷、引っ張りを警戒して外に投げる

 


『全く・・・うちの監督何考えてるんだ・・・・
これじゃあ内角が攻められないじやないか、、、タラー

 


『池谷、わしを信じろ!
点とられてもそれは長嶋さんの責任だ』

 


ビシュッ

 


門田、外の球を強引に引っ張ろうとして空振り

 


しかし次の球はインコースに
「もろたでっ!
門田これを打ち上げる

 


『ふん、ちょっと浅いが星の肩なら余裕や
スキップして帰ったろ(笑)』

 


「いよいよ来るかっ!

 


「星よぉぉぉぉーーーーーーっ滝汗

 


『さあ星っ、今までの悔しさと言うものをですね
存分に返しなさいっ炎
復讐のリベンジですよっ、ハイっっっっムカムカ

 


飛雄馬ほぼ定位置で構える

 


『見ててください、長嶋さんっメラメラ

 


パスッハッ
飛雄馬門田のフライをキャッチ

 


福本余裕のスキップでホームへ突っ込むランニング音譜

 


飛雄馬、右手のグラブを空へ投げ捨てる

 


ガシッハッ

 


「見てろ福本っ、俺のMaxの本気・・・・炎

 


「今見せてやるぜーーーーーーーっゲラゲラ

 


ビシューーーーーーーーーッダッシュ

 


物凄いレーザービームが一直線で
キャッチャー田淵の所へ

 


唖然とする観客ポーンポーンポーン

 


『ま・・・・待てゃ・・・・嘘やろっっっガーンガーン
福本、飛雄馬の返球に
本気でダッシュ

 


「行けーーーーーーーーーっ!!
福本をぶっ殺せーーーーーっムカムカ

 


カァーーーーーーーーッ

 


第31話「大遠投の波紋」につづく