大リーグボール3号で5連勝を飾った飛雄馬
そんな時、ひょっこりあのオズマが現れた
オズマは帰国してメジャーに復帰すると見えないスイングで
大活躍
ついに新人で三冠王を獲得したという
だがそんな時、オズマにベトナム戦争への兵役カードが
送られて来た
戦地で名誉の負傷をしたオズマは、経由地の日本に到着
ここで飛雄馬と再会し、大リーグボール3号に挑戦してきた
今回は巨人の星、栄光の星編第172話 「オズマの死」
というエピソードです
前回からのオズマシリーズ、これらは原作にはありません
帰国後のオズマがどうなったのかは、完全放置新聞(オヤヂギャグw)
したがってアニメ版はやりたい放題となっておりました
勝負は3球
仮にオズマが2球しくじって凡打に倒れても
あと1球のチャンスがあるという親切設定w
『大リーグボール3号・・・・聞クトコロニヨルト
単ニさぶまりん投法カラノすろーぼーるラシイ・・・・』
『めじゃーデ三冠王ノみーニソンナモノハ
通用シマセンヨ・・・・ヒューマ・ホシ』
『普通ナラすろーぼーるガほっぷスル事ナドアリ得ナイ
シカシソノ盲点ヲ突イタノガ大リーグボール3号トイウ
ワケダナ・・・・フフッ、デモソンナモノモウ通用シナイネ!』
『ほわぁー-----い?
ナゼ当タラナイノデーーーーーーーース、、、、』
『ソ・・・ソウカ、ワカッタゾ!
コレハ大リーグボール1号ノ逆デスネ
ばっとノ軌道ヲ読ンデほっぷサセテイルノデース』
オズマ、大リーグボール1号攻略で見せた
ダミースイング打法
これでボールを誘ってフェイントをかけ
そのバットの位置にボールが来たところを打つという
戦法だ
『今ダ!
見エナイすいんぐっっっっっっっっっっっっ』
カァーーーーーーーーッ
「オ・・・・オズマ、大丈夫か!?」
「のーふろぶれむ・・・・戦場ノ古傷ガ
少シ傷ンダダケダ・・・・・」
「いや、初見で大リーグボール3号をバットに
当てたのはたいしたもんだ」
「のー---っ、アンナノハ偶然ばっとニ当タッタニスギナイ
ヒューマ・ホシ、ゆーハべろびーちノきゃんぷニ来ルハズダ
ソノ時モウ一度勝負シテクレ!」
こうしてオズマは横田基地から本国へ帰還した
『ヒューマ・ホシ、短い時間だったが楽しかったぜ』
『ミーは、これからは野球だけに集中してまた
トリプルクラウンを獲るっ
ユーも真の巨人の星になってるはずだ
その時まで・・・グッドラック』
『オズマ・・・お前が戦争で貰った勲章など
いくら見せてもらっても全然うれしくないぜ』
『俺にとってうれしいのは、お前がメジャーで
スーパースターにのし上がり、タイトルを独り占め
する事だ』
『そのお前と、また真剣勝負しよう』
しかしこの約束が果たされる事は永遠になかった、、、
アメリカに帰国したオズマは盛大なパレードで
アメリカ国民に応える
「ご覧ください、我らが英雄
アームストロング。オズマの雄姿ですっ
彼こそはアメリカの誇り、アメリカの魂ですっ」
褒めちぎるアナウンサー
『俺はアメリカの英雄だ!
もうスラム街で貧困に苦しむ黒人じゃないんだっ』
「ジェニー、不愉快ならテレビ切っていいわよ、、、、」
「で・・・でもせっかくのオズマのパレードなのに・・・」
「あたしゃオズマが無事帰ってきただけで満足だよ・・・・
名声とか名誉なんていらないわ」
実はこの日、ジェニーの兄がベトナムで戦死したという
通知が届いていたのだ
「でも・・・オズマだけでも無事帰ってきたことを
神様に感謝しないと・・・」
「ママの息子はアメリカの英雄なんだよ!
俺のあのパレード、見ててくれただろ」
「オズマぁぁぁぁぁっ」
「ジェニー、逢いたかった逢いたかったよ」
「あなたのパレード、ここであなたのお母さんと一緒に
テレビで見てたわ」
「そ・・・そうか、見てくれたか」
「俺はアメリカの英雄なんだ!
野球でも戦争でも俺はヒーローなんだぜ
俺の兵役に文句言ってきたやつら息してるかな」
「俺はもう白人にデカイ顔されてる黒人とは違う
白人たちと同等、いやそれを見下ろす一流国民なんだ
まあちょっとケガを負ったが安いもんだぜ」
「あたしの兄にももうすぐ勲章が贈られてくるわ・・・」
「えっ、ジェニーの兄さんにも!?」
「帰って来ない?
まだベトナムで祝勝会でもしてるのか・・・・」
「俺たちも、今夜一緒に帰還のパーティーを・・・・・・
おいジェニー」
「ヘイオズマ!
ナイスバッティング(クチャクチャクチャ)」
「サンキューボス」
「ユーはアメリカンヒーローだ
いや、野球と戦場合わせるとダブルヒーローだな
ガハハハハハハ(クチャクチャクチャ)」
こうしてオズマは復帰後も猛打炸裂
次々と活躍していくが・・・・・