巨人の星(栄光の星編)第161話 「飛雄馬の母」前編 | 野球侍SAKIのブログ

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大リーグボール2号、消える魔球は花形に打たれた

 

それにより飛雄馬は引退すら考え

 

花形と打倒消える魔球に執念を燃やしていた左門もまた
目標を失ってしまった

 

そんな中、飛雄馬のマンションに現れた伴は
飛雄馬に「今までお前に協力した借りを返してくれ」
と要求される

 

それは花形が飛雄馬にライバル心を持ち、打倒飛雄馬で
ある限り、姉明子と花形はそっちに集中して
結婚が先延ばしになる事を期待する伴の策略
だったのだが・・・

 


さて、新年初巨人の星の今回は

巨人の星栄光の星編第161話 「飛雄馬の母」
というエピソードです

 


その夜の中日対カープ戦9回裏

 


伴に逆転サヨナラホームランが生まれ
中日が劇的な勝利を収めたクラッカークラッカー

 


ヒロインは勿論伴

 


この様子を通りがかった電気店のテレビで見た飛雄馬

 


『おっと伴選手、笑顔が全くありませんねえ』
『まあ打って当然だという事でしょうw』

 


だが飛雄馬はこの伴の仏頂面を見て戦慄する

 


『とにかく大リーグボール3号でも4号でも開発して
花形をギャフンと言わせろぉ星ぃぃぃぃぃ
それがわしへの協力報酬じゃああああ
炎

 


『そんな事言われても無理だし、、、、、汗
伴のやつムチャ言いやがる』

 


気が付くと飛雄馬は実家の長屋近くのドブ川に来ていた

 


『いつの間にここに来たんだ・・・・びっくり

 


「この木、俺が父ちゃんにしごかれてる時
よく姉ちゃんがここから見ていたっけ・・・・・」

 


「そういやあの長屋どーなってんだ?
父ちゃんも暫く帰ってないらしいが・・・・」
気になって見に行くと・・・

 


ガガガガガピリピリ
重機によって破壊されていた

 


「ちょ・・・ちょっと!
何してるんですかっ滝汗

 


「えーっ?
何って、スーパーマーケット建てるから
取り壊してるんだよ」

 


「と・・・取り壊し、、、、驚きガーン

 


すでに飛雄馬の長屋も瓦礫と化していた

 


「う・・・嘘だろ・・・そんなの聞いてないぞあせる

 


「おいっ、やめろっ!
やめてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇっえーん

 


その頃中日の宿舎

 


「星コーチ、お電話ですよ」

 


「はい、星ですが」

 


かけてきたのは、長屋を取り壊してる土建屋だった
「やっと捕まった、星さん
あなたの借家を取り壊しましたけど、立ち退き料を
まだお受け取りいただいてませんので・・・」

 


「・・・・そんなものいりませんぼけー
どこかに寄付してくださいビックリマーク」ガチャドンッ

 


「えっ、星さんっ・・・もしもし
どこに寄付ですって?」

 


「わしの家が・・・・春江との思い出の長屋が
取り壊しか・・・・えーん
少なからずショックを受ける

 


こいつはもっとショックを受けていたが

 


「母さん・・・あの長屋が取り壊されたよ・・・」

 


「どうしようもなくポロい家じゃったが
母さんとの思い出が詰まっておったなあ・・・」

 


「そういや大家のやつが何か言っておった気もするが
飛雄馬のやつもさぞかし驚いておるじゃろう」

 


驚き過ぎて言葉も出ずボー然としていた

 


「母さんっっっっっっえーん

 


ここから一徹親父の回想が始まる
今回はほぼこの展開

 


「春江っ、やったぞ笑い泣き
ついに一軍入りだ!」

 


「そう、おめでとう
あたしの方もおめでたよ!
2人目の赤ちゃんができたのにっこり
「なにっ、ほ・・・本当か!?」

 


一徹、新しく買ったズックのスパイクを見せる

 


「よーし、こいつを履いてバリバリ頑張るぞ!
必ずレギュラーを掴んでやる!

 


しかしシーズン開始前に一徹に赤紙(招集令状)が来た

 


これに愕然とする一徹
「そ・・・そんな・・・これからという時に。。。叫び

 


そして昭和20年3月10日
東京大空襲が起きる

 


焼夷弾により、下町一帯は火の海にメラメラメラメラメラメラメラメラ
一徹が元居た家にも火が回るメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラ

 


春江、飛雄馬を通りがかりの人に預け
家の中に何かを取りに戻った

 


なんとか戻ってきたものの、春江は火傷を負ってしまう
「あんたこんなムチャして何を取りに戻ったんだ?
大事な家宝とかか」

 


春江が取りに戻ったのは一徹のズックのスパイクだった

 


これを見た軍人らしい男が激怒
「お前っ、それはアメ公の遊びに使う靴じゃないか節分
そんなもののために・・・・そいつをよこせ!」

 


「何をするんですっ
これは夫の大事なものなんですっムカムカ

 


そして終戦を迎えた

 


戦地に行った一徹が戻ってきたのは翌年だった

 


まだ復興もままならない東京で、掘っ立て小屋
みたいな家に春江は住んでいた

 


そこに復員した一徹

 


「春江っ笑い泣き
「あなたっお願い

 


復員すると一徹は巨人軍に復帰したが
戦地で肩を壊してまともな送球ができない

 


ちなみに一徹のこの時の背番号は18wwww

 


更に一徹、野手でありながら復活には変化球が必要と
魔送球を編み出す

 


もう説明するまでもないが、魔送球は打者走者に
向かって投げられ、目の前に来た送球にビビって
野手が足を止めた瞬間変化してファーストミットに
収まるという野手専用変化球だ

 


一徹、これを紅白戦で披露
見事に打者走者をアウトにするが・・・

 


同僚川上に「あれはビーンボールだ
栄光の巨人軍にはふさわしくない」と拒否られる

 


「ビ・・・ビーンボール・・・・チーン
わしが命がけで編み出した魔送球が、、、、あせるガーン
さすがの一徹もこれで立ち直れなくなってしまった
後編に続く