巨人の星(不死鳥編)第128話 「必殺の大リーグボール二号」②-2 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

ついに完成した大リーグボール2号消える魔球

 

テストで打席に立った川上監督を三球三振に打ち取り
その場で飛雄馬は一軍昇格

 

一方行方をくらませた姉明子は、一徹オズマに
消える魔球のヒントを与えてしまう

 

そして行われた巨人中日戦、猛威を振るうオズマに
いよいよ川上監督は飛雄馬をリリーフに立たせた

 

消える魔球の情報は知っていたものの、それはオズマの
予想をはるかに上回り、オズマは打席で怯えだす

 

そして二塁ベース上でこれを見ていた江藤は
消える魔球の存在をはっきり認識したのだった

 


「ボールが消える・・・・・滝汗
このショッキングな魔球の出現に球場全体は異様な
雰囲気に包まれた

 


「全国の野球ファンの皆さんっ!
消える魔球ですっ、星投手は消える魔球という
ミラクルボールを投げているのですっっっ!

 


すでに弟妹たちから大リーグボール2号は消える魔球と
知らされていた左門だが、実際にそれを目の当たりにして
ショックが隠せなかった

 


一方ガソリンスタンドから逃亡した明子ねーちゃんの
耳にもこの情報は入った耳ハッ

 


『恐るべき消える魔球にさすがのオズマも戦意喪失
なすすべもありませんっ!』

 


慌てて電機屋を捜す明子ねーちゃん

 


漸く見つけて駆け寄る

 


全てのテレビに飛雄馬が映し出されていた

 


ピキーーーーーーーーンキラキラ

 


ヒュワンヒュワンヒュワンおばけくん

 


オズマもなんとか見えないスイングで対抗するものの

 


「ぐわぁぁぁぁぁゲロー

 


バシーーーンハッ

 


オズマあえなく三振

 


ついに見えないスイングが見えない魔球に敗れ去った
ドヤ顔の飛雄馬ニヤリ

 


そして一番ショックを受けてるこのオヤジアセアセ

 


「あ・・・あそこまで完璧に消えるとは!
わしらの推測では半透明くらいだと思っていたのに、、、叫び

 


「ぐわぁぁぁぁぁぁっ、ア・・・悪魔ダガーン
ひゅーま・ほしハ人間ヲヤメテルッッッッえーん
アンナ恐ロシイ球ハあんびりーばぼーダッッッドクロドクロドクロ

 


「オズマ三振した後打席で喚いております」
「そりゃそうでしょう、、、、私も頭が変になりそうですアセアセ

 


「勝ったぜ・・・・・・
あのクソ親父に
ニヤ

 


「やったのう星・・・・・やっと笑いおったわいあのバカ!
しかしほんとうにようやった!」

 


さすがの一徹も涙ぐむ
『飛雄馬、よくぞやったな!
見事わしを飛び越えて行きおったわい笑い泣き

 


だがそれは一瞬の事だった

 


『い・・・いやっ、まだだメラメラ
まだ終わらんっっっっっ!』

 


「オズマっ、いつまで地面と戯れておるっ節分

 


「次の打者が打席に入れんだろうが!
とっととベンチに帰らんか、この大バカ者がっむかっ

 


「ぼ・・・ぼすっ・・・・みーハモウダメダ、、、えーん
気ガ狂イソウダァァァァァァ、、、、チーン

 


男一匹

容易く狂うなっ!
まだお前にやらせる策があるっ!!」

出た名台詞ウシシ

 


「ホ・・・本当カ・・・ぼすっ」

 


「んっ!?」

 


「シ・・・シカシアンナ黒魔術ミタイナ魔球ニ
策ナンテアルノカ?」

 


「降参しない限り、策などいくらでもあるのだっ!

 


一徹に引っ張られるようにしてベンチに戻るオズマ

 


続く木俣も打席には入るが、すでに戦意喪失
消える魔球に怯えまくっていた

 


ビシュッビックリマーク

 


バシッドンッ
これはただのストレートだが木俣全く手が出ず

 


もはや完全に消える魔球恐怖症にかかっていた

 


2球目は、なんかシュート回転の外角球だが
ヤケクソでバットを振って空振り

 


「ああ、こりゃダメですな・・・・・ぼけー
消える魔球を意識しすぎて自分のバッティングが出来てない
決め球を意識させて、打者を翻弄する好投手の
常套手段にハマってますよ!!

 


ヒュワンヒュワンヒュワンおばけくん

 


木俣3球目の消える魔球に全く手が出ず三球三振ガーン

 


「星君、キミ・・・エライ息子を育てたもんだな、、、、汗
あんな球投げられたらもうどうしようもないぞショボーン

 


「なんの!
育てたものに簡単に負けるわけには行きませんわい
ムキー
あんな球の化けの皮はすぐに剥いで見せますわい!!

 


「よくやった星っ!
理論的には消えて当然とわかっていても、見事に消えた
これであの一徹のやつも一泡吹いただろう
わしは満足だニヒヒ

 


「ふははは、見事リベンジ達成じゃ!
どうだ、勝利の気分は」

 


「勝利の気分と言われても・・・・・
だいたいあの親父がそう簡単に引き下がるとも思えんし汗

 


「その通りだ星!
オズマのやつは半狂乱だったが・・・・・」

 


「星コーチは、さっきまだ策があるとか言ってたぞ」

 


「なんだと!?
それは本当か森っ!」

 


「や・・・やはりちょっとやそっとで参る
父ちゃんではなかったか・・・・」

 


「しかし何をやるつもりだ・・・・滝汗

 


「ふっふっふっふ、飛雄馬よ
ここまではよくやったと褒めてやろうニヤリ
だがまだまだ貴様のような青二才に参ったなど
せんわい節分メラメラ

 


またライオンに変身する一徹しし座

 


「父ちゃん、いや星コーチ・・・・・
俺はうれしいぜ、いつまでも強敵として立ちはだかる
アンタはむしろ望むところだ!」

 


「だが俺もそう簡単にやられはしないぜ炎

 


「大リーグボール2号は、

一打打席や二打席で
打てるほど甘っちょろい球

じゃないって事だ!!

 


飛雄馬もライオンに変身しし座

 


一徹ライオンに襲い掛かるドンッ

 


ちなみにこれは勿論飛雄馬の妄想である事を
付け加えておくウインク

巨人の星(不死鳥編)第129話 「一徹の秘策」
につづく