巨人の星(不死鳥編)第128話 「必殺の大リーグボール二号」②-1 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

ついに完成した大リーグボール2号、消える魔球

 

それをテストした川上監督は、手も足も出ず
三球三振に打ち取られ、飛雄馬はその場で一軍復帰

 

だが姉明子がその消える魔球の存在を、一徹オズマコンビに
つい漏らしてしまう

 

そして迎えた中日戦
相変わらず見えないスイングで猛威を振るうオズマは
先発城之内を血祭りにあげ

 

いよいよ飛雄馬が登板した

 


オズマに向かって投じられた大リーグボール2号!

 


『Oh~すいーとナ球ダ、貰ッタゼニヤリ

 


ヒュワンヒュワンヒュワンおばけくん

 


「おーまいがーーーーーーーーっポーンハッ

 


直前で球は消えはじめ

 


ついに完全に消えてしまった!!

 


消えるのはわかっていたが、受けるのは初めての森捕手
これを捕り損ねてしまう

 


球は森捕手のミットに当たって前にこぼれ落ちた

 


恐怖のあまり唖然とするオズマゲッソリ

 


ガタガタガタガタ)))))))

 


さすがの一徹コーチも言葉を失う

 


「ぬおおおおおおおおおおっっっっっ叫び

 


ショックのあまり焦点が合わない

 


「あっ、い・・・・いかん!」

 


慌ててボールを拾い、二塁に投げようとするが・・・

 


二塁ランナーの江藤は固まっていた

 


消える魔球をセカンド上からモロに見てしまったのだアセアセ

 


「あいつ、見たな・・・・」

 


チラッ

 


目の前で見た主審もジャッジするのを忘れていたが

 


「スッ・・・・・ストライーーーーーク!

 


「き・・・消えた・・・・本当に消えたぞい・・・」
それまで包帯で目隠しをしていた伴も
消える所を見るのは初めてらしい

 


「星よぉ・・・・やったのう笑い泣き

 


「今の球・・・・ちょっとコースはわからなかった
ですけど、ストライクなんでしょうか・・・・?
捕手の森が捕れませんでしたが・・・」

 


「い・・・いや、なんかボールが消えた気がしましたが
すんません、ちゃんと見てなかったです、、、笑い泣き
解説者として恥ずかしいですわ。。。」

 


ゴシゴシゴシメガネ

 


カチャッ

 


「い・・・今のがわしの見間違いでなければ・・・・汗
本当に・・・・本当にっ!」

 


打席のオズマはもっと怯えていた
体の震えが止まらない

 


「あわわわわわわわわわわわ叫び

 


「ふふっニヤ

 


「ひぃぃぃぃぃぃ、、、、ガーン
ガタガタガタガタ

 


『今まで散々バカにしてくれた

お礼を
たっぷりしてやるぜムカムカ

 


「オズマーーーーーーーッ!
ピキーーーーーーーン

 


ビシューーーーーーーーーッ

 


「ぐおおおおおおおっっっっっっあせるあせるあせる

 


ヒュワンヒュワンヒュワンおばけくん

 


ポケモン騒動くらいの点滅注意キラキラ

 


オズマ、動く事もできず見逃し

 


「す・・・スターーーーーーイク!

 


「お・・・おいキャッチャー・・・・・
ちょっとそのボール見せなさい!」

 


「うーむ・・・・・・目

 


「あ・・・青田さん・・・・今のもなんか
コース見えなかったですが・・・・汗
「いや、面目ない・・・・歳ですかな・・・・
今のも見てなかったです、、、、ハイ滝汗

 


「いや、変な話ですが私の目にはボールが一瞬
消えたように・・・・・」

 


「ええっ!?
アンタもそう見えましたかガーン

 


ボールを調べたが異常は発見できず飛雄馬に返球する主審

 


一方観客たちはコロナ禍の規制でもないのにシーーーーーン

 


「な・・・なぁ、今星の球・・・・・アセアセ

 


「や・・・やめろよ・・・それ言ったら
キ○○イ病院に入れられそうな気がする、、、、あせる

 


『ふふふふふっ、すっかり静かになっちまったな・・・』

 


『じゃあこのへんで現実だって事をわからせてやるか!』

 


飛雄馬、二塁へ牽制

 


離塁して突っ立ったままの江藤は容易にタッチアウトに

 


「アウトーーーーーーッ!」
「ひっガーン

 


「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ叫び

 


「ボ・・・・ボールが・・・・・ボールが消えとる・・・
ボールが消えとるぅぅぅぅぅぅぅぅ
ゲロー
叫びながらベンチに戻る江藤

 


「なっ・・・・なんだとっ!?」

 


「ほ・・・星は・・・・

星のやつは
消える魔球投げとるっっっっっっっガーン


巨人の星(不死鳥編)第128話 「必殺の大リーグボール二号」②-2
につづく