巨人の星(不死鳥編)第110話「燃える千本投球②-2」 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

美奈の死から立ち直った飛雄馬は、突然狂ったように
投げ込みを開始した

 

最初は飛雄馬の復活を喜んでいた伴も、このムチャな
投げ込みには不安を抱いた

 

そんな時、中尾二軍監督は飛雄馬を呼び出し
かつて飛雄馬と同じ事をやって潰れた投手が何人も
いると忠告するが、飛雄馬はそれをガン無視

 

逆に千本投球させろと中尾監督に要求

 

呆れ果てる中尾監督だったが、飛雄馬の気迫に押され
結局千本投球を黙認してしまう

 


ビシュッハッ
バシッドンッ

 


「はぁはぁはぁはぁ・・・・」

 


ビシュッハッ

 


「うごっっっっっえーん

 


「きゅ・・・・943っっっあせる

 


「おいおい、まだやっとののかいな・・・・」
「バカもここまで来ると大バカだな」

 


ギロッ

 


「ホンマアホやで、あんなメチャクチャな投げ込みやったら
肩いわしてまうわ、たかがポーズでここまでやるて
こりゃいよいよキ○ガイ病院行きやな」

「伴の方も潰れて一石二鳥だよ、ギャハハハハニヒヒ

 


『わしらはお前らウジムシとは違うんじゃいっむかっ
たとえ壊れようと、地獄の底まで真剣勝負なんじゃい!

 


「さぁ星よぉぉぉぉぉぉっ!
あと少しで千球じゃあああああああっムキー

 


「はぁはぁはぁはぁ・・・・アセアセ

 


「ぬおおおおおおっっっっ!!

 


ヘロヘロヘロヘロ(((((

 


パスッ

 


「でぇぇぇぇぇぇぇいっ」

 


「くっ・・・・くっそぉぉぉぉぉ汗

 


「ぬおっ!?」

 


ヒュワン

パスッDASH!


『立てっ、立つんだライバルっっっっ!』
久々に飛雄馬の妄想復活

 


『きんしゃい星君っっっっムキー

 


「この1球1球が彼らへの償いなのだ・・・・
俺の復活を心から待ち望んでいる彼らのために・・・」

 


「そして俺を待ち受けている父ちゃんとオズマに
挑むための試練なのだっっっっ!

 


そのオズマもまた打倒飛雄馬のための特訓を
続けていた

 


もはや大リーグボール打倒ギブスを隠しもしない

 


『うむ、もはやギブスのバネがまるでゴムひも
に見えるわい汗

 


『オズマはおそるべき怪物に生まれ変わったぞ・・・
飛雄馬よ、この化け物にどう挑んでくるかな真顔

 


「うぬぬぬぬぬぬぬっっっあせる

 


もはや伴もまともに捕球できなくなっていた

 


「もうこのへんで止めさせないと星の肩が使い物に
ならなくなりますよ、、、、止めさせてきましょう!」

 


「待てっ!」

 


「あいつらの事は放っておけ!
他の選手には帰ってよしと伝えろ」

 


「ぬおおおおおおおおっっっっショック
すでに飛雄馬のコントロールもなくなっていた

 


「あいつらガチでアホや・・・・・あせる
「も・・・もう帰ろうぜ。。。。滝汗

 


「あ・・・あと2球だ、、、、、」

 


コロッコロッコロッ(((((
ついにキャッチャーまで届かなくなった、、、

 


「うう・・・とうとうゴロか・・・・・」

 


「い・・・いや、このわしでさえこうもヘロヘロに
なるんじゃ・・・無理もない」

 


伴の返球もゴロに

 


「あ・・・あと1球!

 


キラッキラキラ

 


「せ・・・千球目・・・・チーン
ヒュン
パタッ

 


ヒュン

 


パスッハッ

 


はぁはぁはぁはぁはぁゲロー

 


「や・・・やったぞい、星ぃぃぃぃ
せ・・・千球じゃぁぁぁ
笑い泣き

 


「星、伴、早くバスに急げ!
みんな待っとるぞ・・・・」

 


「お・・・おい、行こうぜ・・・」

 


「やっと諦めて帰ってきたか・・・・」

 


「おい伴、ミットくらい外してこいよ」

 


「す・・・すまんが引っ張って外してください」
「えっ?ミット取る力もないのかよ・・・」

 


「うぐっ・・・あれ?取れない・・・・・あせる
うぐぐぐぐっっっむかっ

 


ズボッハッ

 


「ぬおおおおっ!」
腫れあがった伴の左手

 


「ミットの中にミットがあるぜっっっっ滝汗ハッ

 


「ふははは、千球の中に一球たりとも力を抜いた球は
なかったっちゅうことですわい笑い泣き

 


「ゲッ、本当に千球投げたのかっ!?」

 


「うううっ・・・・の・・・乗せてくれぇぇぇあせる
「ああっ、ほ・・・星ぃぃぃぃガーン

 


「・・・・・・・・・汗

 


「さ・・・さすがにこの状態では歩いて帰れませんっっっ笑い泣き

 


「星ぃぃぃ、大丈夫かぁぁぁぁ!?

 


「ああ・・・しかしまいったぜ・・・・・
これから毎日伴に世話になりそうだよ・・・ふふふ」
「えっ・・・・ま・・・毎日って・・・滝汗ハッ

 


「せ・・・千本投球の事だよ」
「な・・・なにぃ、ま・・・毎日やるって言うのかぁぁぁガーン

 


「うん・・・・」
ボォォォォォォォォォ炎

 


「そ・・・そうかぁ、ならわしも受けちゃるぞい!
千球でも二千球でもなぁぁぁぁえーん

 


「・・・・・・・・・・ガーン汗

 


「ふははははは、見ろあいつらの顔
みんなお前の迫力に圧倒されとるわ笑い泣き

 


ちなみに今思い出したけど巨人にいた鹿取義隆さんは
明治大学時代ウィキでは島岡監督のもと毎日500球の
投げ込みさせられたと書いてあるが、昔本人が
「実際は毎日900球投げてた」と言ってたよゲロー


巨人の星(不死鳥編)第111話「命がけのキャッチ」
につづく