巨人の星(不死鳥編)第111話「命がけのキャッチ①-1」 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

美奈の死から立ち直った飛雄馬は、早く復帰しようと
がむしゃらに投げ込みを開始

 

それを見た中尾二軍監督から呼び出され、焦っても
肩を壊すだけだと忠告される

 

だが飛雄馬はあえて中尾二軍監督に千本投球の
許可を求める

 

そしてその翌日、ついに千球を投げ抜く
しかもその特訓は1日だけではなく毎日続けると
言うのであった

 


というわけで、今回は巨人の星不死鳥編
第111話、「命がけのキャッチ」という回です
これは多分原作にはないエピソードで、珍しく
伴が単独で一軍の試合に出場します

 


早朝から巨人の寮に駆け付ける飛雄馬

 


ガチャドンッ
「おはよう伴っ!」

 


「グガガガガ・・・・・ぐぅぐぅ

 


時間は朝の5時だ

 


「ヤベ・・・ちょっと早く気過ぎたか
始発に乗って来たからなニヒヒ
前日の千本投球であれほどフラフラだったのに
タフなやつである

 


「ウガガガガ・・・星ぃぃぃぃ、あと1球じゃあ!!
「え・・・何?」

 


「グガガガガ・・・やったぞい!
これで千球じゃあああああああああムニャムニャぐぅぐぅ

 


「ふっ、寝言かよ滝汗

 


「ああっハッ

 


なんと伴の左手は鬼のように腫れ上がっていた

 


「こ・・・・これはっ!?」

 


「んんっ・・・・おっ、ほ・・・星じゃないかびっくり

 


「ん?何しちょるんだ・・・・手相でも見とるのか」
「伴・・・・スマン、、、、ぼけー

 


「な・・・なんじゃあ・・・いきなり」
「その左手だよ・・・俺の千本投球に付き合った
ばっかりに。。。。」

 


「がははははははははははは爆  笑

 


「お前も心配性じゃのう」
「えっ?」

 


「ピッチャーがいちいちキャッチャーの掌の事を
心配しちょってどうする?」

 


「こんなもん・・・どえええええええっ!」
ガシッパンチ!

 


「ぐええええええええっっっっっえーん
「ば・・・伴っっっあせる

 


「ぬははははは、ちょっとやり過ぎたかのう」
「・・・・・・・汗

 


そして今日もまた千本投球は続く

 


バシッドンッ

 


「352っビックリマーク

 


バシッドンッ
「353っっっ!!

 


「あいつら今日も千本投球やるつもりだぜ・・・・」
「ガチでキ○ガイだな滝汗

 


この日も朝から夕方まで投げ込みを続ける

 


バシッドンッ
「980っっっっっ!!!!

 


「伴っ!」

 


「な・・・中尾監督汗
「さっき川上監督から電話が入ってな
お前明日の阪神戦は一軍のベンチに入れ!」

 


「え・・・・ええっ、一軍昇格ですか・・・びっくりハッ
なんでまた?」

 


「森がコンディション不良でな・・・・」
「いや・・・しかし・・・・汗

 


「しかしもヘチマもないっ!
これは命令だ!!」

 


「星の相手は俺がなんとか考える」

 


「やったじゃないか伴っ!
一軍昇格おめでとう拍手

 


「何がめでたいもんか!
わしは自ら志願して二軍でお前の相手をすると決めたのに
わしがいなくなったらせっかく燃えてきたお前が
またおかしくなるんじゃないかと心配じゃ!」

 


「お・・・・お前・・・・プッニヤリ

 


「な・・・なんじゃあ、何かわし変な事言うたかあせる

 


「いや、別に・・・ただ俺もそこまで気を遣ってもらわ
なきゃならんとはな・・・・ショック
今の俺はそこまで腑抜けじゃないよ」

 


「それよりお前の手が心配だ・・・・」

 


「・・・いらん!それこそ余計なお世話じゃいむかっ
まだあと20球残っとるぞ!!

 


「伴・・・明日は大事な試合なんだぞ」

 


「わしを誰だと思っちょるっ
お前の球を20球受けるくらいどうって事はないわいムキー

 


「わしは天下の伴宙太様よっ
さあ、続きをやるぞい
もうすぐ日が暮れるし、しばらくはお前に付き合って
やれんかもしれんからな!」

 


「伴っ・・・・・・お前・・・・・笑い泣き

 


そして飛雄馬の自宅マンション

 


『伴はああ言って笑い飛ばしていたが・・・・・』

 


『あんな手でまともに試合に出られるのか。。。汗

 


『もしあいつが試合でヘマをやらかしたら
それは俺のせいだ、、、、ショボーン

 


そしてやってきました後楽園球場
なんとこれが巨人阪神の1回戦らしい

 


阪神の先発は江夏、一方巨人は高橋一三の先発
そしてスタメン捕手は勿論伴だ

 


「ぬほほほほっ、やってやるぞいっゲラゲラ
張り切る伴

 


しかしスタメン捕手が伴と聞いて花形の顔色が変わる
『ま・・・まさか星君も投げるのか・・・・滝汗

 


実況席には森捕手の情報は入っていないらしく
解説者も「もしかして高橋一三の後に星が投げるから
伴をスタメンで起用したのでは?」と勘ぐるが・・・

 


『いや、それはないですよ
だって星は一軍登録さえされてませんから』と
あっさり否定される

 


『星はまだ多摩川で球拾いやってるはずですよ』
「なんだ・・・星君はまだそんな事やってるのか。。。汗

 


そしていよいよ試合開始

 


どうやら森捕手の故障で伴が急遽マスクを被ってる
らしいと知りガッカリする花形

 


『クソ・・・僕の鉄拳制裁も効果なかったのか、、、えーん

巨人の星(不死鳥編)第111話「命がけのキャッチ①-2」
につづく