巨人の星(雄飛編)第96話「水原監督と父一徹①-2」 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

橘ルミとの交際も破局に終わり、やっと自主トレに
参加した飛雄馬だったが
オフ中のルミとの交際ですっかり体が鈍り、練習に
付いて行けなくなっていた

 

また契約更改もいまだ保留を続け、ついに
春季キャンプも自費で参加する事に
それを心配する明子だったが、過信する飛雄馬は
父一徹も姉明子も自分が養うとまで言い出す

 

そんな中実家に1人残された一徹は、どこかに出かける

 


一徹が出かけてすぐに雪が降り始める
しかし当時でも東京こんなに雪降ってたのかねえ・・・

 


一徹が向かった先は、なんと高級料亭

 


「ごめんっ!」

 


「はーい、どうもいらっしゃいませデレデレ

 


と、出てきた女将だったが一徹のなりを見て
顔色が変わる

 


「なんだよ、物売りか出入りの業者か知らないけど
玄関から堂々と入って来るんじゃないよむかっ
裏へお回り、裏へ右差し

 


「わしは星一徹というものじゃ真顔

 


一徹構わず座り込むと、地下足袋を脱ぎ始める
「ちょ・・・ちょっとアンタっ、警察呼ぶよ滝汗

 


「ここに来ている中日の関係者から呼ばれたんじゃが
玄関から入るとマズイのかな?」

 


「ほれ」

 


女将が渡されたのは1通の封筒だった

 


差出人は中日球団と刻印してある

 


「ま・・・まあ、あなたが星一徹さま・・・・あせる
さっき名乗ったじゃないか

 


「お聞きしております、大変失礼いたしましたえーん

 


中日関係者の待つ部屋に案内される一徹

 


「失礼します、星一徹様が参られました」

 


ガラッ!
「いやぁ、星さんお待ちしており・・・・・ポーン

 


こいつも一徹親父のなりを見てギョッとするゲッソリ

 


「入らせてもらうぞ真顔

 


他の中日関係者も、一徹を見て言葉を失う

 


「わしの格好に何か

問題ありますかな?」

 


「あ・・・ああ、いえ!
よく来て下さいました、お待ちしておりましたよ、ハイ汗

 


「ささっ、こちらへどうぞ」
他の関係者も急に態度が変わるw

 


「さあ、こちらです」
おいおい二枚襖かよ

 


ガラッ

 


「んっ!?」
今度は一徹が驚く

 


「やあ星さん、お忙しい中お呼び立てして
申し訳ない・・・」

 


「水原です」

 


この水原と言うのは、この年(1969年)から
中日の監督に就任した水原茂さんである
元巨人の名プレーヤーであり、巨人軍第7代監督
巨人時代に8回リーグ制覇、4回日本一
東映時代にも1度日本一を達成した名監督だ

 


『こ・・・こんな大監督がわしに何の用だ?』

 


「初めまして、星一徹です」

 


「いや、実は当初は我々だけで星さんとお話
する予定だったんですがね」

 


「水原新監督が是非星さんとお会いしたいという
事になりまして・・・ははは笑い泣き

 


『うむむむ、水原茂
現役時代は巨人の三塁手だったという・・・・汗

 


『一度も会った事はなかったが、言わばわしの
元ライバルとも言える男・・・メラメラ

 


「星さん、本来なら私からお宅にお伺いせねば
ならんところなんですが、本日はわざわざ足を
運んでいただき、恐縮であります」

 


「そんな挨拶は結構です」

 


「単刀直入に、わしのような無名の男をわざわざ
お呼びになられたわけを聞かせていただこう」

 


「・・・・・・・・・・」

 


「星さんっ!
あなたを男と見込んでお願いがありますビックリマーク

 


「ん?」

 


「お願いがありますっっっお願い
他の関係者も全員復唱して一徹親父に手をつく

 


「是非ともあなたに我が中日ドラゴンズの・・・」

 


「中日ドラゴンズの・・・・?」

 


「一軍コーチに就任していただきたいっ炎

 


驚く一徹ガーン

 


「なにとぞお願いいたしますっっっっっ!

 


「うーむ・・・・・・それは一体・・・汗

 


「そもそもなんでわしを!?」

 


「これをご覧ください」
差し出された新聞

 


「むっ、これは!!

 


それは一徹が川上監督からのコーチ就任要請を
蹴った時の記事だった」

 


「実をいいますと、私ども
その記事ではじめて星さんの名前を知りました」

 


「そのうえ、御子息が巨人の星投手・・・・
それを承知でお願いするのは大変な勇気がいりましたが
なんとしてでもあなたにコーチ就任を引き受けて
いただきたいのです!」

 


「これは水原監督の強い願いでもあります
どうかひとつ・・・・」

 


『水原監督の・・・・・』

 


「ああっポーン

 


ボォォォォォォォォォォッ炎

 


『水原監督が・・・・燃えている』

 


さあ一徹、今度はどう決断する!?

巨人の星(雄飛編)第96話「水原監督と父一徹②-1」
につづく

 

さて無観客のオープン戦

巨人はヤクルトと対戦

初回いきなり復活の吉川尚がヤクルト先発

ライヤンオガーから先頭打者ホームランクラッカー

 

巨人先発戸郷は、この1点を5回まで

2安打1四球無失点と抑えるが・・・

 

2番手で登板したデラロサが

6回につかまり逆転を許してしまった。。。えーん

うむ、打つ方の助っ人はパーラとかモタがそこそこ

活躍してるのだが、どうも投手の助っ人の調子がショボーン

まあ今年は五輪の影響で開幕早いから、調整遅れたか・・・

 

結局巨人は1点差で敗れ、オープン戦とはいえ

これで3連敗叫び

 

まあ3連敗はそんな酷い負け方ってのは少ないんだけど

今年はどすこいも抜けて、投手陣がやや不安なんだよね・・・汗

菅野はまあ今年はやってくれるだろうけど

とにかく今日投げた戸郷とか若手に期待するしかないねビックリマーク

ただ今年はちょっと厳しいシーズンになりそうな予感が。。。滝汗