巨人の星(雄飛編)第68話「おそるべき予言①」 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

プロの投手として致命的な球の軽さという弱点を
抱えたまま一軍の台湾キャンプに帯同した飛雄馬
金田正一の助言で新変化球大リーグボールの
開発に向けて歩み出す

 

そんな中紅白戦での先発を言い渡され
最初は球の軽さが露呈して滅多打ちを喰らうのでは
ないかと不安がるが、投げてみれば飛雄馬の
速球に髙田柴田土井などの一軍メンバーを
次々三振に打ち取る好投

 

結局完投して被安打は長嶋のわずか1本だけ
三振17を奪う成績で、飛雄馬は一転
速球だけでやって行けるのではないかと考えを変えた

 

そんな飛雄馬を見た川上監督
「今の星は血まみれに見える」と不吉な予言をする

 


というわけで、巨人の星雄飛編
今回は第68話「おそるべき予言」の解説です

 


台湾での飛雄馬の好投は日本でも報じられた

 


ちなみに1試合17奪三振は、紅白戦とはいえ
当時公式戦日本記録の足立光宏(阪急)に並ぶ記録である

 


それを巨人のレギュラー相手に、高校中退して
すぐの16歳の少年が成し遂げた事は確かに
各紙報じてもおかしくはない

 


その記事を切り抜いてスクラップにするシーン
細かいところは実写だ(^o^;)

 


その作業をしてる男は、花形の世話係らしい

 


「どの新聞も星星星・・・ほんま癪に障りますなぁ
星てそんなごっついピッチャーなんでっか?」
愚痴をこぼす世話係

 


「凄いやつだったよ・・・・」
過去形で話す花形

 


花形は台湾にスパイを送って飛雄馬の動向を
いちいち調べてたらしい
「あいつは素晴らしいライバル・・・・
いつまでもそうあって欲しいと思っていた
それなのに・・・えーん

 


場面は変わって日テレの巨人関係の番組

 


出演者は、負傷して東京に戻ったカネヤン
アニメでは「カネダショウイチ」と紹介していたが
実際は「カネダマサイチ」が正しい
だがこのアニメではたびたび「カネダショウイチ」と
呼んでいる

 


そしてカネヤンの横には阪神のドラフト1位花形が

 


更に左門までゲスト出演していた

 


カネヤンいきなり花形に
「おみゃあ程度のやつは、アマでは通用しても
プロでは通用せんだぎゃ(`∀´)」
とディすりはじめるw

 


それを鼻で笑う花形

 


「だいたいわしゃあおみゃあが嫌いだぎゃえー
どうもカネヤン、金持ちのボンボンの花形が
本気で気に食わないらしい

 


「おみゃあさんに打たれるくらいなら
この左門に打たれた方が全然マシだぎゃニヤニヤ

 


振られた左門
「打たせてくれんでも打ちますたい!
石に噛り付いても打ちますたい」

 


「おいおい、持ち上げてやってんのにえらく
可愛げのない事言うだぎゃ、、、えー?

 


そこで話題は飛雄馬の事に
それを聞いた花形と左門はピクッと反応するが
カネヤンは、飛雄馬の好投の事はまだ知らないようだ

 


ここで飛雄馬の台湾での好投の様子のVTRが流れる
「星投手は紅軍打線をわずか1安打
17三振を奪ってあわやパーフェクトの好投でした」
と教えられる

 


それを聞いたカネヤン
「ほう、それで星はどんな"変化球"投げたがや?」
聞く

 


変化球と言う言葉に花形が反応

 


左門も敏感に反応した

 


それに気付いたカネヤン
『しまったぎゃ、敵に秘密を暴露してしまっただぎゃガーン
と気まずい顔をするが・・・

 


「いや、星投手は変化球なんて投げませんでしたよ
全て直球でした」と伝えられる

 

これには逆にカネヤンが驚くびっくり

 


『そうか、、、まだ新変化球は完成しとらんがや。。ショック
とガッカリする

 


そんな思いも知らず、司会のアナウンサーは
飛雄馬の好投を「奇跡のピッチング」と評価

 


すると今度は花形が反応
「奇跡なんかじゃないっ!秘密を知ってしまった
今となっては、星君は自分で自分のクビを
締めてるんだ!」と意味深な発言

 


「それはどういう意味です?」と聞かれると
花形、いきなり泣き出す笑い泣き

 


「星君があまりに哀れで、泣かずにはいられないのですえーん
なんやこいつ

 


だがその行動の意味を知る男がひとり
その様子をテレビで見ていた

 


『うむむ・・・・まさか花形のやつ・・・汗

 


そして花形の次の言葉に衝撃を受ける
「星君のピッチングの秘密を知られたら
彼はバッティング投手のように滅多打ちを
喰らうでしょう」

 


この瞬間、一徹親父は花形に飛雄馬の球の軽さを
見抜かれた事を悟った

 


「もはや彼を打ち込む事がわかりきってるのが
悲しい・・・それを思うと涙が止まらないんです笑い泣き

 


そこに明子姉ちゃんが帰宅

 


すぐに一徹親父の異変に気付く

 


「僕は長年のライバルを失ってしまった、、、
もはや星君にライバルの価値がなくなった
それが悲しい」
と嘆く花形

 


「わしも心の中で泣いとりますたい!」
左門もまた、花形と同意らしい

 


「今の星君ごとき、わしは軽々と打ち込みますたいニヤリ

 


「黙らんかい、このタワケどもムキーッ
ついにカネヤンブチギレ

 


しかし同時にこの2人の恐るべき自信に
感服もするのであった

 


『まあええわ、こいつらの知らん事もあるだぎゃニヤリ

 


「お前ら自信満々だぎゃのう、もしも星が
今まで見た事もない変化球で挑んできたら
どうするだぎゃ」

またも秘密を暴露するカネヤン

 


すると今度は司会のアナウンサーが
「いや、金田さん
さっきから変化球変化球と仰ってますが
星投手は試合後も直球1本で行くと宣言しましたよ」

 


これに驚くカネヤンゲロー

 


『ダメだぎゃ、、、、あいつは大タワケだぎゃ叫び

 


思いっきりヘコむカネヤン

 


「金田も飛雄馬の秘密を知っとったか、、、、
何かを飛雄馬に期待しとったようだが、それも徒労に
終ったということだな」

 


「やはり飛雄馬はあの体格から来る欠点を克服できんかったか
わしら親子の夢もこれで終わりというわけだ・・・ショボーン

 


「お父さん、飛雄馬はあんなに素晴らしいピッチング
したのよ!」

 


「明子、お前も花形君の言葉を聞いただろ
あの男はウソは言わん、今すぐ飛雄馬にこれを
知らせてやりたいくらいだわい」

 


放送後の花形と左門
どっちが飛雄馬を先に血祭りにあげるか競争しようぜ
と話し合う

 


すでにこの2人の頭の中は飛雄馬を打ち砕くイメージで
満開となっていた(^▽^;)

巨人の星(雄飛編)第68話「おそるべき予言②」
に続く