巨人軍の入団テストに挑んだ飛雄馬と伴
一次テスト二次テストは結局、飛雄馬・伴と
伏兵の速水だけが残った
三次テストは飛雄馬の苦手な打撃
しかもエース堀内から10本中3本ヒットを
打たなければクリアできない
まず速水が自慢の足で内野安打3本を放ちクリア
だが伴は、内野安打1本で脱落してしまう
そしていよいよ飛雄馬の番がきた
今回はいよいよ入団テストもクライマックスの
第51話「二度目の魔送球」です!
しかも花形、何を思ったのかやたらと野次を飛ばし
『川上監督に血染めのボールを贈って無視された
腹いせじゃないか?』という憶測も飛ぶ
「ホント派手な男だよねえ(^o^;)」
もはやテストそのものよりも、注目は花形に
行ってしまった、、、
一方飛雄馬は花形が現れた事で逆に動揺し
集中力を欠いてしまう
『くそっ、花形のやつ!
ありがた迷惑とはこの事だぜ』
『ふん、天才坊やかなんか知らんがお前が
現れた事で逆にこっちは燃えてきたぜ
プロの実力を見せ付けてやりたくなった!』
バッティングに関しては、ほとんど練習してない
飛雄馬が打てるはずもなく、空振りを繰り返す
「星君っ!甲子園魂だ!!
甲子園で培った根性を今こそ見せてやれっヽ(`Д´)ノ」
「花形ぁ~それはイカンっ!
堀内さんに甲子園という言葉はNGワードじゃい!!」
「くそぅ、花形が言っちまったせいで
堀内さん完全に本気じゃ、、、、」
「もうあと3~4球しか残ってない
俺はまだ1本もヒット打ててないのに、、、、」
「うむ・・・こりゃ打てそうもないですな
今回の合格者は速水一人か・・・」
「・・・・・・」
飛雄馬7球目はファールチップだがキャッチャー
ミットに収まり空振り
『マジか・・・あと3球しかない』
「マズイな・・・このままでは星君不合格・・・
僕は貴重なライバルを失ってしまう、、、」
「どう考えてもあと3球で3連続ヒットは無理ゲー
すぎるぜ、、、、」
とうとう後のなくなった飛雄馬
「えっΣ(・ω・;|||」
思わず投球動作を止めてしまう堀内
『さすがは天才打者と異名を取るだけの事はある
俺の組み立てを見抜くとは・・・』
「堀内さん!いつもテレビでピッチング見せて
いただいて、今やあなたのピッチングパターンは
完全に見切ってますよ!」
「花形って実はバカなんじゃないの( ̄m ̄〃)
事前にあんな事言ったらコース変えられちゃうでしょ」
その時飛雄馬は一徹の教えを思い出す
『野球は裏の裏を読め!』
『少なくとも花形はアホの速水とは違う
花形は全て計算づくで言ってるんだ!
という事は、別のコースを投げると見せかけて・・・』
打球はジャストミートで三遊間を突破 ( ̄□ ̄;)!! ( ̄□ ̄;)!!
「あ・・・い・・・いや・・・これは(〃∇〃)」
川上監督、思わず本音が態度に出てしまう(笑)
『さすが花形だ・・・あいつの一言がなければ
俺は完全に終わってたぜ』
『し・・・しかし俺はあと2本打たないと
合格じゃない、、、、次も今のように上手くいくとは
限らないし。。。』
「1塁打をヒット1本と換算して、三塁打で3本!
よって星は三次テスト合格とする!!」
「川上さん、見てましたよw
さっき思わずセーフ!ってやってましたよね
最初から星を合格させるつもりだったんでしょ?」
「ふふっ、そう思うかね諸君」
「では、最終テストをはじめようか!」
「ええっ!?まだあるのかよ( ̄□ ̄;)!!」
「当たりマエダのクラッカーだ
星と速水で勝負してもらう!
星対速水の一打席勝負だ
星が投げて速水はバント!
勝った方が晴れて巨人軍の
一員となるっ」
「なるほど、巨人軍にテスト入団選手は2人も
いらないって事ね」
「のぞむところだぜ!
甲子園準優勝投手から内野安打を奪って負かす
俺にとってはこのうえない見せ場だ( ̄▽+ ̄*)」
「堀内さんから内野安打3本を奪った速水・・・
内野陣も二軍ではあまりあてにはならんな、、、」
「わしは不合格で落ちた身じゃが、ひとつだけ
お前のためにできる事を見つけたぜ!」
「俺のためにできる事?」
「え・・・しかし、それは俺の一存では
決められないよ。。。。」
「いや、構わんぞ!
おい、伴とキャッチャー代わってやれ」
なんかあっさり認めてくれる川上監督
「さっきは投手のお前に不利なバッティングを
やらせたからな、まあこれくらいはいいだろう」
「よーーーし!
これでうるさいドブネズミに引導渡してやろうぜ!」
こうして飛雄馬対速水の対決が幕をあげた
巨人の星(青雲編)第51話「二度目の魔送球②」
につづく