巨人の星(青雲編)第47話「おしかけた十一球団②」 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

青雲を退学した飛雄馬を救うため、川上監督に
血染めのボールを贈った作戦は見事に裏目に出た

 

だがそれをきっかけに巨人以外の11球団は
飛雄馬のもとに詰めかけた

 

しかし「巨人以外は入れん」と一徹は全く
聞く耳を持たず

 

飛雄馬に巨人が新人選手の入団テスト募集の
新聞記事を見せる

 

「男ならお前をコケにした川上監督と勝負しろ」
と言う一徹の言葉に闘志を燃やす飛雄馬であった

 


入団テストの事を聞いた瞬間、詰めかけた
11球団のスカウトは完全無視で、家の前で
ピッチング練習を開始する飛雄馬と一徹

 


爪のケガも癒え、飛雄馬の剛速球が
うなりを上げる

 


バシッ!

 


その剛速球に、数多くの選手たちを見てきた
スカウトたちも驚く
「はっ・・・速いっΣ(・ω・ノ)ノ」

 


「うむ・・・わしは長年スカウトをやっておるが
星は10年・・・いや20年に1人の逸材だ!」

 


「かつて享栄商業にいた金田正一を思い出すわ」

 


「ううっ、欲しい・・・・このピッチャーを
喉から手が出るくらいに欲しいぞ・・・滝汗

 


「コラ飛雄馬っ!
甲子園の栄光に自惚れてすっかりヘナチョコに
なっとるぞむかっ
甲子園準優勝の事など忘れてしまえ!!」

 


「ええっ!?
で・・・でもきっちりトレーニングは
積んできたつもりだぜ。。。。あせる

 


「よし、ちょっと待っておれ!
おいスカウト、じゃまだ!!」

 


戻ってきた一徹が手にしていたものは・・・・

 


「だ・・・大リーグボール養成キブス!」

 


一徹、これぞとばかりに自分の開発した
大リーグボール養成ギブスを飛雄馬に装着する(^o^;)
もはや完全に息子と大リーグボール養成キブスの
宣伝であるw

 


ギシッギシッギシッ

「どうした?子供の頃は耐えられたのに今は
ダメとは情けないぞ!
初心に帰るのだ飛雄馬っ!」

 


『い・・いや、父ちゃん
子供の頃の体の大きさに合わせて作ったから
かなりキツイんだ、、、』

 


『で・・・でも川上監督との勝負のためだ・・・』

 


『見ていろ、川上監督っ!』

 


ビシュッ!

 


バスッむかっ

 


「し・・・信じられん・・・あんなものを
付けてもプロにいるそのへんのピッチャーより
良い球を投げとるぞ、、、」

 


『飛雄馬よ、甲子園の栄光を捨てろとはちと
可愛そうだが、そうでも思わなければ川上監督
との勝負には勝てんのだ』

 


『わかってるぜ父ちゃん!
巨人軍を俺に振り向かせるには過去の栄光なんて
屁のツッパリにもならないんだ』

 


『ガキの頃、こいつを付けてキャッチボール
してたら近所のおっさんから笑われたっけ・・・』

 


『でもあれも全て巨人の星を掴みとるための
試練だったんだ・・・全ては巨人に入るためだった』

 


『飛雄馬、モグラのように遠い巨人の星を見つめていた
あの頃に戻れ!
巨人に入るという目標の前では甲子園の栄光など
小さなものだ!!』

 


「ほ・・・星君、どうお願いしても巨人以外は
ダメかね?」
「・・・・・・」

 


「星くん・・・・・ちょっと・・・」

 


『アカン、もうこの子の目ェには巨人しか
映っとらんわ、、、、(´□`。)』

 


すごすご引き上げるスカウトたち

 


そのうちの何球団かは、なんとついでに
伴の家も訪れる(笑)

 


「がはははははは、おい宙太
この人たちはお前を500万でプロ入りさせたい
そうだ(≧∇≦)」

 


「資本金20億の伴自動車工業の一人息子を
たった500万とは大笑いじゃのう!」
「・・・・・・汗

 


「い・・・いや、契約金の方は後々考えさせて
いただくとして、私どもは甲子園で2本の
ホームランを打った実績を・・・・」

 


「バカも休み休み言っていただきたいですな!
伴自動車工業の跡取りを誰が職業やきうなどに
いれますかい!!
宙太は大学に進学させて、未来の社長の座が
待っとるんです」

 


「・・・・・・・ショック

 


「それがわかったらさっさとお引き取り
いただきましょうかのむかっ

 


「やれやれ、、、今日はよく断られる日だ。。。」

 


「仕方ない、諦めるしかないですな」

 


「貧乏人の星飛雄馬は、1000万の契約金を蹴って
巨人の入団テスト受けるというし・・・・」

 


「きょ・・・・巨人の入団テストぉ!?」

 


「い・・・いつじゃあ!
その入団テストはいつやるんじゃあ!?」

 


「おいっ、答えろコラっムキー

 


「我々が知るわけないだろ!
讀賣の事なら讀賣に聞けばいいんだ!!」

 


讀賣新聞に連絡すればいいんじゃの!?

 


「で、讀賣新聞の電話番号何番?」
「我々が知ってると思う?」

 


「おい、ハゲのアンタ!」
「知らんよ!」

 


で、結局伴はなんとか巨人軍事務所の電話番号を知り
早速電話
「ああ、それならちょうど1週間後だよ」

 


「そ・・・そうか!
ところで星は・・・星飛雄馬はたしかにそのテスト
受けるんですな?」

 


「はぁっ!?
そんなの本人に聞いてよ」

 


「わしと星は絶交中だから、アンタに聞いてるんだ」
(伴って完全に脳みそ筋肉なんだな、、、(^o^;))

 


「くそ・・・切りやがった・・・・
しかしやつは間違いなく受けるに違いないっ!」
わかってるならいちいち電話すなむかっ

 


翌日から伴は急にトレーニングを開始

 


『待っちょれー星よぉ!
わしもそのテスト受けてやるぞい!!』

 


「勘違いで絶交したせめてもの償いじゃ
わしは石にかじりついてでもお前に付いて
いくぞい!!

 


同じ頃、星親子もテストに向けて猛特訓をしていた

 


「どうした飛雄馬ぁ、しっかり捕らんかぁっ!」

 


「はぁ、はぁ・・・さすがにキツイぜ・・・あせる

 


なんと大リーグボール養成ギブスを
装着していたんだな・・・・∑ヾ( ̄0 ̄;

 


そしていつものように見守る明子姉ちゃんショボーン

 


「飛雄馬よ、なんとしてでもテストに合格
するのじゃ!
多摩川で川上監督が待っているぞ!!」

 


あら!泪橋じゃん( ̄□ ̄;)!!

 

飛雄馬ってあしたのジョーの丹下会長の
ご近所さんだったのか!?

 


その様子を見守る一人の男がいた

 


なんと川上監督だ
今日は試合休みか!?

 


「星君、君なら必ず私の仕掛けに乗って来ると
信じていたよ・・・」

「君たち親子の執念を、この川上に
どーんとぶつけてくるがいい!!」

巨人の星(青雲編)第48話「父一徹のスパイク」
につづく