巨人の星(青雲編)第47話「おしかけた十一球団①」 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

青雲高校を身代わり退学した飛雄馬は
配送センターでバイトの日々を送っていた
それを知った花形は、飛雄馬に甲子園での
割れた爪の事を公表するように説得するも
飛雄馬は拒否
たまりかねた花形は、血染めのボールを
川上監督に送り付け、真相を暴露する
だが川上監督は「どんな理由があれ、負けた者に
巨人軍が頭を下げて入団を勧める必要はない」
と冷たく突き放すのであった

 


今回は第47話「おしかけた十一球団」です
青雲編もついに終盤のクライマックスへ・・・

 


首都高(?)を疾走する何台もの車がスタント映画
ばりのカーチェイスを展開

 


車の前部にはそれぞれ球団旗が(^o^;)
近鉄バファローズ

 


西鉄ライオンズ等の懐かしい名前

 


彼らは全員各球団のスカウトたちである
行先は飛雄馬の家だ

 


血染めのボールの事がスポーツ紙にスッパ抜かれ
飛雄馬の株が急上昇

 


すでにカープが星家と接触した事を知り
巨人を除く他球団は一斉に飛雄馬の争奪戦に
乗り出したのだ

 


普段車の乗り入れなどほとんどない下町は
大騒ぎになった

 


「見ろよ、原因はこれらしいぜ」

 


下町の住人もようやく飛雄馬の実力を認められた
事で、怒るどころかむしろ歓迎ムード

 


狭い星家は、スカウトたちで一杯になった
しかしこの部屋何畳あるんだ・・・(・Θ・;)

 


一徹親父くつろぎすぎてる格好www

 


「各球団の皆さんが、どういう風の吹き回し
ですかな?」

 


「ま、名前は言いませんが先日お情けで
入れてやると言ってきた球団が約1チーム
ありましたがな・・・・」

 


「まあまあ、ちょっくら事情が変わりましてな
是非とも飛雄馬君に入ってもらいたいと
各球団こうして集まったわけです滝汗

 


「是非飛雄馬君を我が近鉄に!」
「東映に入れば即開幕投手ですよ!!」
「いや、飛雄馬君には猛虎魂を感じます!!!」

 


「なんだい?この間までは高校退学して
どん底だったのが夢のようだよ笑い泣き
「全くだ!お天道さまはちゃんと見てるんだなちゅー

 


「南海ですけどな、うちは口先だけやおまへんで
ポーーーーーンと1000万出しまっせ!」

 


『どうなってんだ?
昨日までヘコんでたから、俺は夢を見てるのか?』

 


『それにしても巨人がいないのはなぜだ・・・』
飛雄馬はまだ花形が血染めのボールを川上監督に
贈った事を知らない

 


「せっかくですが、ここに来たどの球団にも
わけあって入れるわけにはいきませんな!
悪いですがお引き取りください!!」

 


「ええっ!そんな殺生な・・・・・ガーン

 


「おいおい、なんだって1000万蹴っちゃうんだ
一徹親父のやつ・・・・汗

 


「ここに来たどの球団にも・・・という事は
約1球団来てないあのチームには入れるという
事でっか?」

 


『そうだ、気になってたがなんで巨人は来て
くれなかったんだ・・・・ショボーン

 


「なるほど、巨人大鵬卵焼きですか・・・・
まあ巨人に入りたいというのは、全国の野球少年の
夢ですからなあ」

 


「そこまでおわかりになってるなら話は早い
飛雄馬は巨人以外に入れる気は

ありません!
この約10年後本当にこう言う親が現れる事に
なろうとは・・・(^_^;)

 


「失礼ですが、星さんは新聞は読んでおられない
んですかな?」

 


差し出された新聞には、花形が血染めのボールを
川上監督に贈って真相を激白したが
川上監督に無視された事

 


そのうえ「星は負け犬」「巨人にはいらん」と
川上監督が語った事などが書かれていた

 


しかし完全に記事の上に貼り付けてるだけ
じゃん・・・・笑い泣き

 


「ケガで花形に打たれたのはわかるが
そもそもケガをする事自体野球人として失格
そんな選手のところへ天下の巨人軍が
入って下さいなどと言えるか!」

 


この川上監督の言葉にショックを隠せない飛雄馬

 


「お・・・俺の知らないところで
こんな事があったなんて・・・( ̄□ ̄;)」

 


「花形のやつ・・・あれだけ約束したのに
反故にしやがってむかっ

 


「い・・・いや、それよりも川上監督の言い方は
酷すぎるっっっえーん

 


「巨人はケガをした選手はそのたびに全員
クビにしてるのかっムキーッ
憤る飛雄馬

 


「よせ、見苦しいぞ飛雄馬っ!!」

 


「川上監督は本当の事を言ってるんだ
事実、川上さんは現役時代ケガで欠場は1度も
ない男なのだ!

それで生涯打率.313を叩きだしたのだ」

 


「ああ、飛雄馬・・・かわいそうにショボーン
あんなに恋焦がれていた巨人に肘鉄食らわされる
なんて。。。。」

 


「わかっただろ飛雄馬君!
こうなりゃうちに入って川上監督を見返して
やろうじゃないか!」

 


「そうだそうだ、君を冷たくあしらった巨人を
君の左腕で痛めつけてやればいいんだ!!」

 


「さあさ、うちへきなさ~いちゅー
「いやいやいや、巨人のライバルと言えば阪神やでとら

 


これにはさすがの飛雄馬も戸惑うが
一徹はそれを冷たい眼差しで見ているw

 


「飛雄馬っ!
わしも一言いわせてもらおう」

 


「お前も男なら川上監督と勝負だ!
巨人に入れればお前の勝ち、入れなければ
お前の負けという勝負をなメラメラ

 

 


「星はん・・・・悪いでっけど
そら無理でっしゃろニヤリ

 


「そうそう、いくらおたくが頑張っても
スカウト一人よこさない巨人にどうやって入ると
仰るんですかな( ̄m ̄〃)ぷぷっ」

 


「ふふ、あなた方は下衆なスポーツ紙は読んでも
この新聞は読まないようですな」

 


「ほう・・・なになに・・・」

 


讀賣巨人軍は、シーズン中だが
特に広く新人公募テストを行う

 


「さあ飛雄馬!
この記事を読んでどう思う!?」

 


「ちょっと!
1000万蹴って、わざわざ新人テスト受けるアホが
どこにいますんや、、、」

 


「たとえ合格したとしても、契約金なんか
出まへんで!
そこまでして巨人に行く理由おまんのか?」

 


「父ちゃん!わかったぜ
俺、そのテスト受けるぜ!」

 


「川上監督と勝負してやるっメラメラ

 


「うむ、よく言った!!」

 


この瞬間から11球団のスカウトたちの姿は
この親子の目から消えた(^▽^;)
そして明子姉ちゃんに注目!
『ああ・・・なんてバカな親子なの・・・笑い泣き

 


「明子っ!練習じゃ!!
服を出してくれ」

「は・・・はい、、、」

 


「よぉぉぉぉぉし!やるぞーーーーーっ!!」
「あ・・・あの・・・星君?」

 


「父ちゃん、ミットだ!」

 


「おう!」

巨人の星(青雲編)第47話「おしかけた十一球団②」
につづく

 

さて、一徹説得の場面

原作には入っていたがアニメではカット

されてたこういうシーンがある

 

そう、飛雄馬の巨人入り最大の障害となるであろう

ドラフトの事だ

これがアニメ版ではほとんど触れられていない

 

また一徹もこのような事を原作では言ってるのだが

さすがにアニメ版ではカット(^o^;)

そもそも一徹の言ってる事が本当なら、特定球団に

入りたい有力選手はみんな学校中退してテスト受けるし

この当時巨人入りを熱望していた田淵も泣きながら

阪神入りする事もなかった・・・

 

ちなみに甲子園で優勝投手になりながら

2年で高校中退してプロ入りと言えば

怪童尾崎行雄がいる

彼は元々左腕投手だったが、小学生の時右投げに

転向したという飛雄馬とは逆のケース

 

尾崎さんの時はドラフト制度なかったので

一番近いと言えば新浦壽夫さん

 

新浦さんは当時韓国籍で、その時の協約では

日本国籍で日本の学校に在籍、または在籍していた者」

ドラフトの対象となっていたため新浦さんは除外され

自由競争で中途退学して巨人に入団したのだが、

飛雄馬ってもしかして外国籍なのか・・・・??

※新浦さんの件以降赤字の部分は削除された

 

余談だけど新浦さん箸は右なんだ

まあ俺もそうだけど昔は左で箸持つと行儀が悪いって

言われたんだよな、、、

たしか工藤公康さんも箸は右だった気がする