第5話 連敗メッツ何処へ行く!5-1 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

プロ野球女子投手第1号になった水原勇気は
初登板で初勝利という偉業を達成したものの
阪神戦で執拗なピッチャー返し攻撃を受け、自分には
決め球がない事を痛感し、自らファーム行きを志願
魔球ドリームボールの開発に挑む
しかし何故か水原はボーリングに熱中し、プロポーラー転向が
決定的かと騒がれる
そんな中メッツは連敗街道を突っ走るのであった

 


頼りにしていた水原がプロポーラーに転向する勢い
そのうえ鉄五郎もそれに同調してはしゃぐ姿に
五利は失望のどん底(_ _。)

 


「監督、わしが水原以上の左腕また探して来ますがな」
スカウトの尻間専太郎の言葉も耳に入らず

 


「ほっといてくれ・・・監督っちゅうもんは孤独なんや。゚(T^T)゚。」

 


「えっ、水原マジでプロポーラーになるんっスか」
移動中の新幹線の中で五利に水原の事を聞かされ
驚く帯刀

 


「ああ・・・そのようや」
ちなみにメッツはこの日から15試合の遠征
『死のロード』に向かう最中であった

 


鉄五郎さんはなんと言ってるんです?

 


鉄っつあん・・・あのアホが一番乗り気なんやむかっ
もうあのオッサンの名前なんか聞きとうもないわいムキー

 


ええっ!?
岩田さんが・・・・・

 


はぁ・・・もうわしには打つ手なしや汗

 


なんかこの時点でまた12連敗とかして最下位らしい
「このままやとわしホンマにクビや、、、」

 


死のロードの最初は甲子園の阪神戦

なんかバックネットのフェンスが外野のフェンスに(^o^;)

 


投手陣にも疲れが見えるメッツはこの試合も打たれる

 


何故かラッキーゾーンが撤去されてる甲子園
しかも『死のロード』と言えば阪神の専売特許のはずが
阪神自体は甲子園で試合やってるし、、、

 


カープに移籍しても、メッツの試合が気になる武藤
「なんだ、メッツの投手陣メタメタじゃないか」

 


ははは・・武藤さんはまだメッツに未練があるんですかニヤリ
茶化すカープの若手選手
「やかましいわい!黙っとれヴォケ」

 


結局メッツはまたも勝てず

 


『水原はいつ一軍に上がるんだ・・・』

 


『まさかガチでプロポーラーに転向するんじゃないだろうな(゚_゚i)』
さすがの武藤もだんだん不安になる

 


その頃水原と鉄五郎は、相変わらずボーリング場通い
取材記者からのインタビューにも鉄五郎は
水原のプロポーラー転向を否定せず

 


岩田さん・・・いよいよ本当に水原をプロポーラーに
する気なのか・・・・

 


水原のボーリングの腕前は確実に上達していく

 


ボーリング場には水原見たさにギャラリーも集まるようになった

 


ふと手元のスコア表に目をやる鉄五郎
利き腕でない右でボーリングやる鉄五郎のスコアはかなり酷い

 


うむ・・・5連続ストライクか
これはひょっとしたら・・・・

 


水原を見ているプロポーラーの木戸も最初は
「野球も満足にやれない女がボーリング舐めんな」
バカにしていたが、水原の成長ぶりに舌を巻く

 


この調子ならヘタな女子プロポーラーでは水原に
勝てんかもしれん・・・

 


もはや野球狂の詩はボーリングアニメと化していた
ちなみにアニメではいろんなジャンルはあるものの
ボーリングを扱ったものは俺の記憶では皆無だ(^▽^;)

 


やったー水原
またストライクやーγ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ

ひとりはしゃぐ鉄五郎

 


しかし五利の他にも水原のプロポーラー転向に不満を
感じている男がいた
水原と高校時代同級生だった佐々木だ

 


クソ、岩田のクソジジイめムキーッ

 


佐々木は鉄五郎に文句を言うためにポーリング場に乗り込む

 


カラーンゴロゴロゴロボーリング

 


「お・・おい、こりゃガチだぞ・・・」
何故か場内がざわつく

 


水原の一投一投にギャラリーは注目

 


「水原ぁー、ボーリングなんかやめろー」
叫ぶ佐々木

 


あー?
なんじゃあいつ・・・・(゜д゜;)

 


水原っ、俺はプロポーラーのお前なんか見たくねーんだよむかっ
いつまでこんなくだらねー事やってんだムキー

 


「おいっ、静かにしろ!今大事なとこなんだ」
佐々木を静止する山井記者

 


どうやらあと一投でパーフェクトゲーム
つまり10連続ストライクらしい

 


こんな短期間でここまでになるとは
水原って並の女じゃないぞ・・・

 


パ・・・パーフェクト??
さ・・・300点( ̄□ ̄;)
驚く佐々木

 


水原最後の1投

 


ここでようやく水原のボールの持ち方が変な事に
プロポーラー木戸が気付く

 


あれ?なんで水原は人差し指と中指を穴に入れてるんだ
普通は中指と薬指だろ・・・??

 


ええっ!?
山井もやっと気付く

 


あんな変な持ち方でパーフェクトなんて
信じられん!

 


鉄五郎も一応投げてるんだ
しかし野球と同じく大炎上だな(^_^;)

 


水原ボールを投げる

 


カランカランコローンボーリング

 


全てのピンが倒れたビックリマーク

 


やったーパーフェクト達成や!
自分の事のように喜ぶ鉄五郎

 


うふふふ、やったわ音譜

 


いやぁ素晴らしい!
これならいつでもプロポーラーになれますよ
僕が太鼓判押します(`・ω・´)
「いや、おおきに木戸はん」

 


でも水原君、君はなんであんな変なボールの持ち方するんだい?
「えっ!?」

 


「さ・・・さあ水原そろそろ帰ろかあせる
木戸を無視する鉄五郎

 


水原のパーフェクトは翌日のスポーツ紙の一面を飾った

第5話 連敗メッツ何処へ行く!5-2につづく
 

 


ぶっちゃけて言うと、この第5話はそれ以前の
別のエピソードを水原編に無理やり組み込んだため
時間経過がムチャクチャなのである、、、

 

ややこしくなるので順番入れ替えたけど

水原がパーフェクトを達成したのは昼間なのだが
その同時刻の甲子園での試合はナイター
日本国内で時差が発生してるのだ( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚

 


この頃は放送が月イチだったため見てる方も気付かなかった
のかな・・・ビデオも普及してなかったし
それにしても作りは雑である、、、

同じシーンの使い回しが多数滝汗

 

 


今ならヲタクとかがネットで突っ込みまくるだろうねw
まあこの頃はまだ「オタク族」という言葉もなく
アニメ狂とかは単に「マニア」と呼ばれていた
※現在は「マニア」はオタク族より階級が上になったw

 


ただこのアニメで評価したいのは、ユニフォームに一応
『METS』とかロゴが入ってる事だ

 


同時期くらいに放送してた新巨人の星とかのユニフォームは
巨人だったら胸に「G」としか入ってないうえ
ユニの前に入ってるはずの背番号もない

 


これは版権の関係とかそんなんじゃなく、動画にする段階が
面倒くさいからだ
当時のアニメは、今のようにCGではなく全て手描き
服の柄とか入れると動かすたびに柄も動くから、当時の
たいていのアニメのキャラクターの服は無地か、簡略化
された柄しか入ってないのが定番だったのだ

 


余談だが、機動戦士ガンダムのガンダムの顔はかなり複雑で
設定資料が上がってきた時、作画現場のスタッフは
露骨に嫌な顔をしたそうである(^o^;)
 

作画が変な例

ながーーーーーーいシートベルト(´ε`;)ウーン…

ま、当時のアニメには作画崩壊はほぼお約束だったね・・・

 


また、セル画の色塗りはおばちゃんたちが1枚10円とかで
内職でやってたのだが、やはり細かい服のデザインへの
色塗りは大変な手間がかかった

 


だからこんなユニや

 


こんなのはアニメ作る側からしたら楽でよかったのだ(^▽^;)
(ただしこのユニはファンからは不評だった)