プロ野球女子選手第1号になった水原勇気は初登板初勝利を
上げたが、阪神戦で自分の球が相手の思う通りに
ピッチャー返しされた事で、魔球ドリームボール開発のため
自らファーム行きを志願
だが水原がいなくなってからメッツは泥沼の連敗地獄に・・
五利監督は、たまらずファームへ水原を呼び戻しに行くも
そこで見たのは何故かボーリングに熱中する水原の姿だった
イライラの溜まった五利は、試合中審判に暴行を振って
退場処分を受けるのであった
アフォか~~、誰が5万円みたいなもん支払うか
払ろたとしても月賦じゃ~
まだ怒りが収まらない五利
このクソジジイが
もうお前なんか知らん
友達でもなんでもないわい
監督も辞めたる
「アンタ、何興奮してるん
ほら、これ持ってさっさと謝ってきなさい」
そっと5万円の入った封筒を渡す五利嫁
お前までそんな事言うんか、わしは間違ってない
「何言うてんの、今辞めたら逆にアンタが悪いと認めた
事になるんやで、辞めるのはいつでもできます」
説得されて監督辞任は踏みとどまる五利
しかしオーナーはカンカンだった
「コラ五利、お前何連敗したら気が済むんだ
そのうえ暴行退場なんて不祥事起こしやがって」
そんな事言われても勝てんもんは勝てまへんねん、、、
抑え投手がおりまへんし
わしをクビにするんやったらしたらよろしいわ
誰が監督やっても同じや思いまっせ( ̄ー ̄;
ドリームボールとか言うのはもう完成したんだろ?
鉄五郎が特訓してると言うじゃないか
鉄っつあん・・・知りまへんがなあんなジジイ
水原と一緒にボーリング場通いでんがな、、、
ヤッター またストライクです岩田さん
「水原、凄いやないか!」
そこに乗り込んで来たオーナー
「おい、ついにオーナーの登場だぜ」
オーナーからも鉄っつあんに一言ゆうてやってください
「ま・・・待てっ五利」
よっしゃよっしゃ、水原ぁ~
こらホンマにプロポーラーになれるで~
中山律子さんや
所属はメッツのままでな
その方が我が社の宣伝になるわい
やかましいわ五利
この際もうメッツの勝ち負けなんかどうでもいいわ
我が社が儲かりさえすれば関係ない
どーせお前が監督じゃ勝てんしな
バカな事言うな、ボーリングはドリームボール
完成のための練習に違いない
ガハハハハ、他の目は欺けてもこの武藤兵吉の目は
誤魔化されませんぜ岩田さん
しかし、鉄五郎はプロポーラー水原に乗り気満々
引退して水原のマネージャーになろうかとまで
言い出す始末
勿論五利は、そんな話に良い顔をするはずがなかった
「鉄っつあんのアホ・・・」
水原は本当にプロポーラーに転向してしまうのか!?
第5話 連敗メッツ何処へ行く!5-1につづく
さて、五利が審判への暴行で処分を受け
制裁金5万円に対して「払ろたとしても月賦じゃ~」
というようなセリフを入れたが、これはアニメにも原作にも
ありません
完全にこっちのアドリブです(^▽^;)
この試合、バッキーは初回から乱調で大洋にいきなり3点を奪われ
なおも二死満塁で、バッターは投手の森中
ツーストライクからの3球目を空振り
この試合でスタメンマスクの阪神和田徹捕手は、この球を
ワンバンで捕球、本来なら打者にタッチするか、本塁踏むか
一塁送球しなければならないはずが、そのままボールを
マウンドに向けて転がし、ベンチに帰ってしまった(=◇=;)
それを見た大洋側は、森中に「一塁へ走れ」と指示
三塁ランナーの松原はホームへ走り込み4点目が入った
ここでタイムがかかり、主審の大谷泰司は阪神ベンチの
藤本定義監督にプレーの説明
「私は、スリーストライクのゼスチャーはしたが
アウトの宣告はしていない」
これに対して藤本監督は
「お前がアウトと言うたから和田はベンチに帰ってきたんじゃ
その時点でスリーアウトチェンジやんけ」と引き下がらず
阪神の選手に再び守備に付かせなかった
これと同様のケースは、2007年の高校野球神奈川予選
準決勝でも発生しており、この時打者だったのは今や
巨人のエースの菅野智之
一三塁だった走者と打者走者の菅野もベースを一周し
このプレーは『振り逃げ3ラン』として今も伝説にw
阪神藤本監督は、説明に来た大谷主審に
「ヘタクソな審判より、うちの選手を信じる」と言い放ち
大谷主審を突き飛ばした事で退場処分になった
この騒ぎで駆け付けた当時最年長の国友審判が
「10分以内に守備に付かなければ放棄試合になる」と警告
したが、阪神のスタメン選手の中に何故か風呂に入ってた
選手がいて、10分以内に守備に付けず
ついにセ・リーグ最後の「放棄試合」となった
阪神はこれが2度目の放棄試合で
藤本監督には制裁金5万円が課せられた
その後の藤本監督のセリフが
「誰がそんなもん払うか、払ろたとしても月賦じゃ~」
だった(^o^;)
なお、この藤本定義という人(向かって右)
巨人軍初代監督でもあり、唯一の巨人と阪神で監督務めた人物
打撃の神様川上哲治を「テツ」と呼び捨てにできるくらい
凄い人だったらしいσ(^_^;)