侍ジャイアンツ第26話 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

予想外のゼネストによって、先発こそできなかった
ものの、宿敵大砲万作をエビ投げハイジャンプで
見事リベンジを果たした蛮!
大砲は、エビ投げハイジャンプに腕を
へし折られたのであった


というわけで今回は第26話
「大砲万作の危機」を解説していく
まあ正直この回のエピソードは「この話必要?」という
印象が強いです(^▽^;)

エビ投げハイジャンプによって手首を複雑骨折した
大砲万作

一応骨は回復には向かってるものの、同時に
靭帯も断裂したらしく、後は本人のリハビリしか
ない状態に・・・( ´(ェ)`)
って言うかこの時代に靱帯断裂とか、普通に引退しか
ないと思うぞ

大砲は故郷の飛騨に戻って療養する事を決意

一方の蛮は、エビ投げハイジャンプで人気爆発
街を歩けばサイン攻めだった

それを見つめる怪しげな影( ̄□ ̄;)!!

スポーツ紙では大砲再起不能の記事が・・・

「ちょっとやり過ぎたぜ・・・・」
ライバルの故障を心配する蛮

そこに突然何者かが襲い掛かった叫び


「何しやがるコノヤロー!」
しかし相手にマウント取られてボコ殴りされる

メガネメガネ・・・・

そこにパトカー登場ビックリマーク

ヤバイ、逃げろー(゜Д゜;≡;゜д゜)

「逃がすかコノヤローむかっ
しっかり捕まえる蛮

なんと相手は子供だった

侍ジャイアンツ史上初の警察沙汰w

捕まえた少年ABCDと少女Aは黙秘権(-""-;)

取調室の外では、蛮が暴漢に襲われたと聞きつけた
マスコミで大混乱

翌日の新聞には子供たちは何者かに命令されて
蛮を襲撃したらしいとの記事が

「あんな子供に犯罪行為やらせるヤローってサイテーだなむかっ
憤る蛮


その時警察署に大砲が訪れる

「おい番場、警察から電話があったぞ\(゜□゜)/」
練習中に駆けつけるマネージャー

なんと子供たちの黒幕は大砲万作だという
子供たちは大砲の弟と妹たちだった

「まさかあの大砲がそんな事を・・・」
マネージャーの話を信じない蛮

警察署に子供たちの身柄を受けとりに来た大砲は
「全てはわしの責任なんです」と言ったらしい

「まさか大砲が・・・」

というわけでシーズン中なのに、大砲から真意を
聞くために飛騨まで来ちゃったぞ(^▽^;)

大砲のオカンと蛮を襲撃した大砲の弟たちと妹
「万作あんちゃんなら温泉にいってるぜ」
ちなみに原作では大砲家は11人くらい弟がいた

露店温泉でついに大砲と再会

「スマンです番場クン、許して下さい」
ただただ謝罪する大砲

蛮が何を聞いても謝罪するだけだった

「もういいぜ、俺のライバル大砲は死んだ
そう思う事にするよ(゙ `-´)/」

単細胞の蛮はそのまま走り去る
大砲万作のバカヤローーービックリマークビックリマーク

「あっ、番場くん!そっちは落雷が危ないです」
なぜか突然空模様がおかしくなる(苦笑)
蛮を追いかける大砲

そしてお約束の落雷と嵐発生ドンッ

落石が蛮を襲う


蛮が谷底に転落

大砲も転落www


大砲の太腿に枝が突き刺さる(>_<)

更に激流の川にも落ちる蛮



なんとか大砲が蛮を助けるものの
突然倒れて苦しみだす

どうやら破傷風にかかったらしい(=◇=;)

山を降りて助けを呼んでくるという蛮を引き留める大砲


「無駄です、わしの親父も破傷風で死んだです
わしも多分もうダメですわ・・・番場くん
わしの死を看取ってください」

「バカヤロー!簡単に諦めるな
こうなったらお前を背負って山を降りてやるっメラメラ

ホントに大砲背負って山を降りやがった(笑)

医者に電話するも「この嵐の中行けるかバカむかっ
と断られてしまう

「こうなりゃ職権乱用だぜ」

川上監督に電話電話
「よしわかった、わしも8連覇の川上だ
讀賣のヘリで迎えに行かせる」
意外に理解のある8連覇の川上監督(^o^;)

「万作兄ちゃん、ゴメンよー」
「俺たちが勝手にやった襲撃の罪をかぶらせちゃって」

ここで初めて大砲が黒幕でない事に気付く蛮
(おせーよヽ(`Д´)ノ)

「すまねー大砲っ、お前はやっぱりサイコーの
ライバルだぜ!だから死ぬな!!」

その頃讀賣新聞社のヘリは悪天候で
蛮たちのいる分教所が見つけられない、、、

記者は特ダネとばかりにカメラ構えてるし・・!(´Д`;)


ここでヘリの運ちゃんが勘でヘリを急降下させる
という侍魂(?)を発揮


「おおっ、あそこだビックリマーク

「わーい、ヘリがキターーーーワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ」

「番場くん、おかげで助かったです」

「このお礼はグラウンドで必ず返すですよ」
「おう、待ってるぜ大砲」
この時の大砲の言葉、社交辞令ではなく
後に中日球場でホントに巨人を救ってくれたのであった

第27話につづく

えー、突然ですがここで原作に登場したほとんど
誰も覚えてない影のライバルを紹介したいと思う(^_^;)

こいつが現れたのは1974年の春ごろ

名前はフランク・ハワード

なんと実在の選手ですΣ(~∀~||;)

このハワード、この年にデトロイトタイガースから
太平洋クラブライオンズに移籍した
通算382本塁打、1週間に10本塁打、16試合13本塁打
という驚異の記録も持ったバリバリの
メジャーリーガーで、ランクから言うと後に
ヤクルトに来たボブ・ホーナー以上の大物だった

ボブ・ホーナー


実際オープン戦ではそのパワーを見せつけ
川上監督(実物)でさえ「こいつは本物だ」と太鼓判
押したくらいの選手だ

蛮がこの時武器にしていた「ハラキリシュート」という
魔球を初見でピッチャー返しして負傷させている


そう、大砲のハイジャンプ魔球破ったあのシーンの
元ネタはこれなのだ!!


これだけ見たら、ハワードってさぞかし活躍したんだろう
と思うだろう
ところが、こいつとんだ食わせ物だった

実はハワード、来日した時点で膝に大きな故障抱えてて
それをスポーツ紙がスッパ抜いたら、稲尾監督(当時)が
その記事書いた記者に「いい加減な事書くなむかっ
怒鳴り込んだとか(^o^;)

しかし記事は事実だった・・・(´□`。)
ハワードは開幕戦3打席で途中交代、翌月にはとっとと帰国
その時点で契約金の半分(おそらく全額で1億とか2億か)が
すでに支払われていたが、帰国で契約解除したら
代理人が「残りの半分の契約金と違約金払え」と
言ってきたらしい
契約書にはそのように書いてたらしく、法的にも裁判
されたら太平洋クラブの敗訴確実なので、1試合
3打席しか打席に立っただけのハワードに
泣く泣く全額支払わせられたという・・・

今でも史上最悪助っ人にハワードの名前があがる事がある(^_^;)
ただこのハワード、来日時には38歳というほとんど
引退に片足突っ込んだ選手でもあった

ヤクルト ジョー・ペピトーン
史上最悪の害人選手と呼ばれた


ちなみにこの70年代は、メジャーで実績があるわりと大物の
助っ人が結構たくさん来日し始めた時期だった
ところが中には日本の野球舐めきった、とんでもないやつが
チラホラ・・・
そのせいか川上巨人はついに最後まで外国人助っ人は
獲らなかった