復縁したい人に理想があるのはいいですが、理想が高すぎたり、理想が現実離れしすぎていると問題です。
どういう事か具体的に書くと復縁したいと思うのはいいですが、自分に都合よく相手が自分を思ってくれてある日突然とても仲良くなると考えているのは現実的ではありません。
復縁すると同時に相手が自分の為に変わってくれて嫌な部分が一切なくなり、自分に尽くしてくれるなんて理想が高すぎるというか現実的ではありません。
自分に対して嫌悪感を抱いているような関係性なのに時間さえ経過すれば自分を好きになってくれるなんて話も現実的ではありません。
ある日突然心を入れ替えた相手が白馬に乗った王子様のように自分と復縁したいと言ってきてくれるなんて話も理想が高すぎるというか現実的ではありません。
今現在が相手から嫌われ過ぎて絶縁状態なのに10年後には変わっているかもしれないなんて現実的な話ではありません。
他にもいろいろありますが、基本的に理想が高すぎたり、理想が現実離れしすぎている場合は自分に都合のいい事を求めているだけという場合に起こるのです。
自分が何か努力したり、自分の求める事を叶えるために必死になったり、自分自身を常に向上させようとしたり、自分の感情を律して人にやさしくするよう努力したり、など人として当たり前の努力をして復縁しようとする人ではなく、人として当たり前の努力を怠っているのに復縁したいと望む人が、自分に都合のいい事を求めている人です。
結局言ってしまえば、きちんと考える人には理想があって、きちんと考えない人には高すぎる理想か、現実離れした理想があるのです。
ではここで考えていただきたいのですが、きちんと考えるという事をして努力をしている人ときちんと考える事もなく都合のいい事を求めている人の復縁の可能性はどちらが高いのか、という話です。
間違いなく前者には復縁の可能性があって後者には復縁の可能性はありません。
このような当たり前の事を意識できるかどうかが復縁出来るかどうかの分かれ道なのです。
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