自分ではこれくらいいいではないかと思う事と相手がその事についてどう思うかは別問題だと思います。
基本的には自分で思う事と相手が思う事が大きくズレる事は少ないのでトラブルが起こる事は少ないですが、こと恋愛となりますと大きくズレる事があり、それがトラブルの基になってしまう事があります。
例えば復縁したい人の話を聞いていると別れてからも友達として会うくらいはいいのではないかと考えている人は多いですが、相手側からしてみれば自分に気があるとわかっていてかつ復縁したいと望んでいるとわかっている人と友達として会う事は難しいと考えてしまうケースがあります。
この場合友達として会うくらいいいではないかと思っている人は、当然の権利のように相手に会う事を要求するので相手からすると厄介な事を要求されているとしか感じません。
同じような事で自分に特定の付き合っている人がいないのであれば自分に気があるとわかっていてかつ復縁したいと望んでいるとわかっている人と会う事は厭わないが、自分に特定の付き合っている人がいる場合は自分に気があるとわかっていてかつ復縁したいと望んでいるとわかっている人と会いたくないとなる場合もあります。
この場合、今まで会ってくれていたのだからこれからも会って欲しい、特定の相手がいても構わないという事を伝えているから問題ないと考える人は多いですが、相手からしてみれば会う事が無理な理由を伝えているのに話を聞かず理解もしてくれないとしか感じません。
他にも別れ際に連絡するね、連絡は取り合おうね、と言った場合に復縁したい人は今まで通り連絡してもいいと考える事が多いですが、相手からしてみれば連絡を遮断しないだけで大事な用事以外の連絡を控えると考えている人もいます。
確かに一概に連絡と言ってしまえば普段通りの会話も大事な用事もどちらも連絡ではありますが、何をもって連絡とするかの定義が両者で違えば連絡が取りづらくなっていってしまうでしょう。
この場合、連絡をしてもいいと言ったのに連絡が取りづらくなっているのはおかしいと考える側と何でも連絡をしていいと了承したわけではないと考える側では意識に大きな違うがあります。
これでは諍いが起きてしまってもおかしくないとなってしまいます。
ですから復縁したいと望む人は自分がどう思っているかで物事を考えるのではなく、相手がどう思っているかで物事を考える必要がある事を認識する必要があるのです。
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