「結局何も変わってないじゃん。バレなきゃいい、知られなきゃいいってことでしょ」
「いや、わざわざ楽しい時間を壊しちゃうことしたくなくて…」
「それは嫌なことから自分が逃げてるだけ。私がどんな思いで、言い出すの待ってたか分かる?◯◯さんに会ったでしょ。全部見てたから、このクズ」
「ごめん」
「子どももいたんだから、バレないわけないじゃん。報告を先延ばしにして何になるの?」
「本当にごめん」
もうこうなると、夫はごめんしか言わなくなります。
ごめんじゃなくて、どういう思考回路でこの
行動をとることにしたのかを知りたいのですが分かりません。
「クズ」「何も変わってないな」「最低だね」
これを子どもが離れるタイミングで言い続ける私。
浮気か発覚したばかりのときにワープしたみたいな気持ちと行動でした。
怒りとか呆れとか悲しいとか、そんな感情でいっぱいで、ひどい顔をしていたと思います。
でも、でも。
しばらくそれを繰り返し、少しずつクールダウンしてきます。
このクールダウンが5年前、3年前、1年前…と時間の経過とともに、早くはなりました。
このときは1時間くらいだったかな。
何ていうか、私も疲れてくるんです。
そして、なんかばかばかしくなるというか、罵りを続けることに虚しさを感じてきます。
「お詫びにスタバ買って!子どもの分も全部!」
「分かった、ごめん」
スタバを飲みながら帰宅することにしました。
では、また!
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