iPhoneユーザーの方は、すでにご存じのようにiPhone、iPad用のOS『iOS9』が9月17日より配信されました。
iOS9に関しては、不具合が報告されていることから、修正版のリリースも報告されています。
実際に、弊社スタッフのiPhoneも、元々調子が悪かったのもありますが、バージョンアップをして、再起動も出来ない状態となり、完全に逝ってしまいました。と、言うことで、修正版が安定しているのを確認してから、僕はバージョンアップをしたいと思っています。
そんなiOS9になって、僕が気になった点は、4桁のパスコードが6桁に変更された点。
標準のパスコードが、4桁から6桁になるというのは、セキュリティ面の強化として正常な進化だと思います。
ちなみに、ブルートフォースアタックと言われる総当たり攻撃による暗証番号解読を行うとき、
今までの4桁であれば、0000~9999までの1万通り。
しかし、6桁になると、000000~999999の100万通りに!
なかなか、手作業では解読できない桁数ですね。
でも、解読できなくはないと僕は感じています。
と言うのも、
・6桁にしても、最新のiPhone使用者は指紋認証にしているので指紋さえ手に入れば解読可能
・ショルダーハッキングのように盗み見なら、4桁でも6桁でもさほど影響はない
・簡単なパスコードは数字のみの使用
そして、僕が注目しているのは、6桁という数字のみでパスコードを作成する方法。
今まで、4桁は銀行口座のパスワードと併用していたり、車のナンバーや生年月日と言ったところから作っていた方が多かったのですが、
6桁?となると、どう作るか、この点に頭を悩ませる人が増えるはず。
携帯電話番号は、11桁
車のナンバーは、4桁
と言うように、6桁のパスワードを作る為に自分に関わる数字を見つけにくいのです。
と言う事で、6桁のパスワードを考えた場合、
4桁の数字に、数字を2つ増やすというのが、わかりやすい作成方法になります。
と、なると誕生日や記念日の場合
11月27日生まれの人なら、
1127が4桁なら、ここに2つ数字を付け加える。
付け加える連動性のある数字は、昭和や平成と言った年号の掛け合わせ。
平成27年11月27日生まれなら、
271127
と言うように。
これは、わかりやすい例ですが、6桁を考えるのが面倒な人は、こう言った作り方をする人も出てくるでしょう。
なので、6桁のパスコードを解読されたくない人は、
誕生日の利用は確実にNG
また、解読しなければいけない事情がある人は、
まずは、誕生日を試してみる価値があるかも。
いかがでしたか?
そうは言っても、慣れない数字のみの6桁のパスコード作成。
ちょっと頭をひねる必要がありそうです。