皆様ご機嫌いかがですか?
僕は鬱です。
子供の頃、両親共働きで、父は会社へ、母は美容院を
経営していました
学校が終わると家ではなく母の美容院に閉店までいました。
当時の僕は小さくてひ弱でよく女子に間違えられる容姿でした
そんなわけで当然ですが、よくいじめられていました。
具体的には
おんなおんなー♪とはやし立てられたり
男なら殴り返して来いよと散々小突かれたり
集団で遊ぶときに女は入れないとか言われて
仲間外れにされたり
そんな感じで主に容姿をからかわれていました
そうしますとお店に泣いて帰るわけですが
母はお店でお客さんの相手をしなくてはならないので
そんなにかまってもらえるわけでもなく
決まってパーマやヘアダイで暇なお客さんの餌食となり
おもちゃにされるのが常でした。
そんな毎日を送っておりますと妙な耐性がついてきました
いじめられることにではなく
いじめられてもお店に帰るまでには
平気なふりができるようになりました。
この能力は年々僕の中で拡大し5年生で東京から
埼玉に引っ越すときも物凄く悲しかったですが平気なふりを
していましたし、小さい頃から一緒にいた犬が亡くなった
時も平気なふりをしていました。
人の前では。
これは大変な悪循環で悲しさや辛さを心の中でグルグル
回し、いつまでも留めておくということです。
でも僕のことで誰かに心配されることが申し訳なかったので
必死に平気なふりをしていました。
こうして何か辛いことがあっても
平気なふりをする自分が出来上がりました
既に日常です、意識することもなくなりました。
ある時
お嫁さんが恋人だった頃。彼女は妙に勘のいいところが
ありまして、エピソードは忘れましたが
「平気な顔するのやめなよ」
と言われたことがあります、それに対して僕は
「平気な顔するの得意なんだよ」
と返し、はた、と気が付きました。
そうか、得意なんだ。
それ以来あえて得意技と意識するようにして
僕は今平気なふりをしているんだ、辛くないわけじゃない
と思うようにしていました
そうしないと心の平静が保てなくなると感じたからです。
ところが
この鬱病です、一切の余裕は無くなり、ギリギリで自分を保ち
たまに保てなくなって泣き崩れる
平気なふりなんてしている場合じゃなかった
そして、なんとか心の平静を得ようと
思った事を全部吐き出す場としてこのブログができました
そのはずでした。
先日、現状打破である!というブログを書いたとき
コメントをくださったみーさんの
「どんなに真っ黒いブログでも
自分の気持ちを表現するのはいいことですよ。」
とのお言葉に
今更ハッと気が付いて
このブログ書いてます
いつのまにかブログを書くのに「平気なふり」をしていました
得意技炸裂です。
ついつい出てしまう平気なふり、コレ絶対ダメですよね
お医者様に言われるまでもなく大変な心の負担です
だからといって心のままに
ダメだ~ダメだ~と泣きながら徘徊するのもナニなので
せめてブログでは平気なふりをするのはやめよう
強がったところで誰も幸せにはならない
そう思い直しましたのでここで宣言します
これからは真っ黒い内容のブログでも
どんどん垂れ流させていただきます
お覚悟願います。
いつも真っ黒ってワケではないですけどね。
































