こんにちは~!
昨日は暖かかったですが、今日はいきなりのマイナス7℃!
こういう急激な温度変化が一番堪える・・・![]()
さて、まるで諺のような本日のお題ですが、東洋医学独自の文章ですかね。
前回シリーズでさんざん夏至や冬至の話をしてきたので、東洋医学的な見地からもお話したいと思います。
東洋医学では、この世界のあらゆるものを陰と陽に分けます。
上と下、表と裏、昼と夜、夏と冬、寒と熱、男と女・・・などですね。
ここで一言言っておきますと、陰と陽はどちらが上とか下とか言う話ではありません。
互いに対立したり、制約したりとバランスをとって存在しています。
そして、もちろん一年の季節も陰陽のバランスによって移り変わっているのです。
タイトルの「~極まると」は次の状態となります。
夏至・・・陽が極まった状態
冬至・・・陰が極まった状態
夏至を境にして日照時間は短くなるし、逆に冬至を境にして日照時間は長くなります。
このように、陰と陽は勢いが最高点に達すると(極まると)、それぞれが相対する陽と陰に反転するのです。
今の季節を例にとると、夏至で陰に反転して立秋までは「陽多めの陰」だったのが、立秋から秋分では「陽少なめの陰」となり、冬至にまっしぐらな今の季節は「陰しかない!」みたいな状態と言えるでしょう。
ですから、今が一年で一番暗い時期なので、体調に変化があったり気分が落ち込んだりするのも自然の摂理なんですよね・・・![]()
うちの患者さんの中にも「冬なんかなくなればいいのに~」という方が何人かいらっしゃいますが、本当に冬がなくなったらヤバいです。
夏至が来ないで日照時間が延びっぱなしだったら、私のような暑さ苦手人間は生存さえも危ぶまれます・・・
やはり、陰と陽がバランスをとって作ってくれる季節の中で生きていくのが一番ですね。![]()
そして、来月には冬至を迎えますがそこからは反転して日照時間は少しずつ長くなります。
立春までは「陰多めの陽」、立春からは「陽多めの陰」となり、立春から夏至までは「陽まっしぐら」状態です。
東洋医学でも夏至や冬至のような季節の転換点は体調の変動に注意が必要と言われています。
各季節の養生法を取り入れて、上手に季節をわたっていきたいですね。![]()
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