こんにちは~!
うちのお店のある越谷市は今日も雨!
ですが、冠水も洪水も河川の決壊もない普通の雨なのでありがたいことです。
(海はないけど川が縦横無尽に県内を流れている埼玉県民は大雨に敏感です・・・)
さて、前回ブログで「葛根湯の副作用」の記事をあげたところ「漢方薬なのに副作用があるんですか?」のお声を頂きました。
漢方薬は自然由来の植物や鉱物で構成されているため、身体に優しい副作用が全くない安全なイメージがあるのでしょう。
しかし、自然は人間が思うほど優しくはありません。![]()
人間に対して有毒な成分を持つ動植物は多く存在するのです。
例えば、黄ニラと間違えて水仙の葉を食べて食中毒になったり、山にキノコ狩りに行って「毒キノコ混入!」なんてニュースは毎年見かけます。
フグだって資格を持ったフグ調理師以外の素人が適当に刺身にしたら、自然界最強の猛毒テトロドトキシンで簡単に死んでしまうでしょう。
自然は有効成分と有毒成分が混在する世界なのです。
(人間よりの見解ですけどね)
漢方薬の成り立ちも「薬草」と「毒草」の選別から始まりました。
古代中国の「神農本草経」という書物は伝説上の神農という人物が記した薬草辞典です。
神農は周囲に生息している植物の葉・根・花・種子を自分で服用して「どんな効果があるのか?」「どんな毒性があるのか?」を一つ一つ自分の身体で試したという伝説があります。
いわば、「一人臨床試験」ですね~![]()
製薬会社への忖度もないので、さぞかし正確なデータが集まったことでしょう。笑
なんと365品目の生薬が記載されています。
(採用されずにボツになった品目はもっと多いんじゃないかな・・・)
古代の医家達はこれらの生薬を組み合わせて現代にも残る処方を作り上げていったのです。
神農は各生薬のいいところばかりではなく、注意点もちゃんと見つけていたので後代の医家達はいかにその生薬の毒性を薄めるかに苦心したのでした。
「なくす」ではなく「薄める」というところに現実路線を感じますね。
古代の医家達にとっては「生薬に副作用があるなんて当たり前!」感覚だったのです。
前置きが超長くなってしまったので(笑)、次回に続きます。
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