
昨日は季節はずれの大雨の中、那須から戻って来た。
自宅に着いて、上高地の天気予報を確認すると3-4日の両日が行楽日和の晴れ予報に変わっていた。
「那須にも行ったし、上高地までは長距離ドライブにもなるから…」とためらっていたが「紅葉時期の晴れ予報の休日。こんなチャンスはないかも…」と思い直し「雨だから乾かないかも知れない」と一昨日ハイキングで着ていたウェアとパンツをコインランドリーへ洗濯乾燥しに急いで出掛けた。
昨日のうちにテント泊パッキングをしたザックを担いで2:30に出発。今回も高速道路『信州めぐりフリーパス2024』を利用した。

途中、上里SAで朝食をとり休憩を入れ7時間半かけ、さわんど大橋にある手招きされた駐車場に到着。大駐車場やその他の駐車場は満車のところがあった。

山々の紅葉が梓湖あたりから赤や黄色に色づいていて美しい道中だったことに驚いた。
バスの往復チケットを購入してダンボールに「最後尾」と手書きで書かれた手持ち看板のところに並ぶと「今日は混雑のためバス乗車まで1時間ほどかかる予定です」という係からの案内に「7時間半かけて到着して、また1時間も並ぶのか」と長蛇の列に壁易した。

シャトルバスも運行され1時間待たずして乗車することが出来、11:30に上高地バスターミナルに到着すると太陽に照らされた美しい黄葉のカラマツが出迎えてくれた。
ここから小梨平キャンプ場まで歩いて10分ほど。

人波をかきわけ河童橋まで来ると観光客で溢れかえっていた。
残念ながら昨日の大雨の影響か、穂高連峰の峰は曇にすっぽりと覆われていた。

少し歩くと清水橋に着いた。
透き通った清水川から見る梅花藻も映えていた。

約1年2ヶ月ぶりにキャンプ場に帰ってきた。
受付で申し込みをすると今日が宿泊最終日だという。「営業最終日に備え売店は品薄状態となっています。食堂も品切れが出るかも知れませんのでご了承下さい」と説明を受け、自分の苗字が書かれたテント用と食料用の紙札を受け取った。

キャンプ場に猿の親子が来ていた。
この日、木の上にいた猿もいれると5匹の猿を見かけた。木の実を探していた。
テント設営後、行ってみたい場所があり河童橋を渡り梓川右岸コースを歩き明神へ向かった。河童橋はさながら通勤ラッシュと同じような混雑具合で渡るのが大変だった。

河童橋を渡り終えてからしばらくは上高地の美しい景色を愛でながらのハイキング。

1時間ほどで穂髙神社奥宮に到着した。
参拝後、拝観料を払い明神池を眺めようか、と思ったがあまりの行列にあきらめることに。
奥宮のすぐ近くにある行ってみたかった嘉門次小屋へ向かい待望の岩魚の塩焼き定食を注文した。
小屋は食事を楽しむ方々で賑わっていた。

十数分ほど待ちテーブルに置かれた岩魚の塩焼きを頭からかぶりつき白米を口に運んだ。
もう一匹注文したくなるような、やわらかで贅沢な美味しさだった。

遅めの昼食を終え、来たルートをピストンでキャンプ場へと戻って行った。

河童橋周辺に戻ると雲も少なくなり威厳と風格を漂わせた穂高連峰の峰が姿を現していた。









































































