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A Daily Life Diary

日常や思い出を綴ったblog


 

昨日は季節はずれの大雨の中、那須から戻って来た。

自宅に着いて、上高地の天気予報を確認すると3-4日の両日が行楽日和の晴れ予報に変わっていた。

「那須にも行ったし、上高地までは長距離ドライブにもなるから…」とためらっていたが「紅葉時期の晴れ予報の休日。こんなチャンスはないかも…」と思い直し「雨だから乾かないかも知れない」と一昨日ハイキングで着ていたウェアとパンツをコインランドリーへ洗濯乾燥しに急いで出掛けた。

昨日のうちにテント泊パッキングをしたザックを担いで2:30に出発。今回も高速道路『信州めぐりフリーパス2024』を利用した。

 


途中、上里SAで朝食をとり休憩を入れ7時間半かけ、さわんど大橋にある手招きされた駐車場に到着。大駐車場やその他の駐車場は満車のところがあった。

 


山々の紅葉が梓湖あたりから赤や黄色に色づいていて美しい道中だったことに驚いた。

バスの往復チケットを購入してダンボールに「最後尾」と手書きで書かれた手持ち看板のところに並ぶと「今日は混雑のためバス乗車まで1時間ほどかかる予定です」という係からの案内に「7時間半かけて到着して、また1時間も並ぶのか」と長蛇の列に壁易した。

 


シャトルバスも運行され1時間待たずして乗車することが出来、11:30に上高地バスターミナルに到着すると太陽に照らされた美しい黄葉のカラマツが出迎えてくれた。

ここから小梨平キャンプ場まで歩いて10分ほど。

 


人波をかきわけ河童橋まで来ると観光客で溢れかえっていた。
残念ながら昨日の大雨の影響か、穂高連峰の峰は曇にすっぽりと覆われていた。

 


少し歩くと清水橋に着いた。
透き通った清水川から見る梅花藻も映えていた。

 


約1年2ヶ月ぶりにキャンプ場に帰ってきた。

受付で申し込みをすると今日が宿泊最終日だという。「営業最終日に備え売店は品薄状態となっています。食堂も品切れが出るかも知れませんのでご了承下さい」と説明を受け、自分の苗字が書かれたテント用と食料用の紙札を受け取った。

 


キャンプ場に猿の親子が来ていた。
この日、木の上にいた猿もいれると5匹の猿を見かけた。木の実を探していた。

テント設営後、行ってみたい場所があり河童橋を渡り梓川右岸コースを歩き明神へ向かった。河童橋はさながら通勤ラッシュと同じような混雑具合で渡るのが大変だった。

 


河童橋を渡り終えてからしばらくは上高地の美しい景色を愛でながらのハイキング。

 


1時間ほどで穂髙神社奥宮に到着した。
参拝後、拝観料を払い明神池を眺めようか、と思ったがあまりの行列にあきらめることに。

奥宮のすぐ近くにある行ってみたかった嘉門次小屋へ向かい待望の岩魚の塩焼き定食を注文した。
小屋は食事を楽しむ方々で賑わっていた。

 


十数分ほど待ちテーブルに置かれた岩魚の塩焼きを頭からかぶりつき白米を口に運んだ。
もう一匹注文したくなるような、やわらかで贅沢な美味しさだった。

 


遅めの昼食を終え、来たルートをピストンでキャンプ場へと戻って行った。

 


河童橋周辺に戻ると雲も少なくなり威厳と風格を漂わせた穂高連峰の峰が姿を現していた。













 


 

11月1日金曜日の一週間前の天気予報は晴れ予報だった上高地。
上高地の紅葉を一目見たいと取得した有給休暇でしたが、日を追うごとに予報が雨から曇、翌日も雨マークとなり「時間とお金をかけて上高地に行って、雨に濡れるのは...」と気持ちを切り替え11月1日不動の晴れマークだった那須岳へ行こうと180℃方向転換。

到着した那須岳は「天気晴朗なうえ風弱し」という絶好の登山日和。

 


残念ながら落葉していて「さあ来い!冬将軍」という初冬のような景色で紅葉を楽しむとはいきませんでした。
ただ紅葉抜きでハイキングするにはちょうどいい陽気で、と負け惜しみを言ってみます 笑。

 


今回は峠の茶屋から今まで行ったことのなかった姥ヶ平とひょうたん池へハイキングに行き山頂は目指しませんでした。

 


3時間ほどのハイキングを楽しみロープウェイで下山。

 


下山後、昨年入ってすっかり気に入ってしまった鹿の湯でハイキングでの汗を流し、43℃、44℃、46℃の湯であたたまってから昼食に。

 


昼食後は行ってみたかったペニーレイン那須店へ。

店はベーカリーとレストランがありテラス席で食事をしているお客さんも結構いましたが、ベーカリー店内もパンを購入するお客さんで賑わっていて驚きました。

僕はビートルズにあやかってここで2番人気のサクサクの生地にカスタードとリンゴをはさんだ、スウィートなデニッシュ『リンゴスター』を購入。

 


“パンのみのイートインは道路斜め向かいの建物「Penny’s Garden 」をご利用下さい。”ということだったのでペニーズガーデンへ向かいコーヒーを注文して流れているビートルズの『Hey Jude』や『All My Loving』『Please Mister Postman』など楽曲を聴きながらリンゴスターをいただきました。昼食後だったこともあり食べ終わるとお腹一杯に。
登山やハイキングでのレインは「ちょっとなあ〜」と思いますが、こっちのレインは最高でした。

 


那須岳の紅葉を愛でることは出来ませんでしたが、車で下るときに紅葉を楽しめたり、日帰り温泉や美味しいパンも食せた今回の那須。

 


リタイアしたら見頃の紅葉を那須岳で観賞したいな、と思った今回の山旅でした。













 


 

僕の住む街では10月に入ってしばらくは曇り空や雨が続く日々でしたが(最近も曇り空や雨が続きました)12-14日は行楽日和の天気予報が出ていたので当選したスペシャル上映会鑑賞をしたり「みんな大好き、ぼくも大好き、山中湖」へ行き山中湖から富士山を愛でることも出来ました。

 


着いたときには、雲もそれほどではない状態でしたが、30分ほどで顔を隠してしまいました。連休で海外の方々も多く来ていて、みんなに写真を撮られて恥ずかしくなっちゃたんでしょうね。きっと。

 


この後、みずがき山自然公園へ行き、ボルダリングマットを背負ったクライミングキャンパーや登山キャンパー、焚き火キャンパー、ファミリー&フレンズキャンパーで賑わうキャンプ場で

 


瑞牆山を望みながらキャンプをしました。
ちなみに夕食は寒かったので湯豆腐と豚しゃぶを味付けポン酢でいただきました。

 


芸術の秋は堪能出来たので、次は食欲の秋のご報告。まずは美味しいエビチリ定食を食しました。

 


あと、丸美屋のきのこ釜めしの素を使って、舞茸とにんじん、油揚げに鶏のむね細切り肉をプラスして炊飯器で炊き上げた秋にぴったりのきのこ釜めしも食しました。美味しかった!

 


もちろんスポーツの秋も満喫。
MLBワールドシリーズを録画観戦や昼食時にTV観戦したり、東京と横浜で『あーばん さんぽ』というスポーツを2度も楽しんでしまいました。

そんな秋を感じた10月でした。

 


11月もいろいろな秋を満喫出来そうで今から楽しみです。













 


 

2021年から10月になると足を運んでいるみなとみらいとベイエリア。
昨日は元気のいい青年のような夏の続きの陽気でしたが、今日は大人の香り漂う秋を感じる、いい陽気になったので今年もお散歩Tripして来ました。

午後から青空の予報だったので都内で昼食をとってからみなとみらいとベイエリアへ向かいました。

12:00少し過ぎに横浜駅に到着。
まずはいつもとは違うところへ。

 


英語による授業が行われ外国人児童生徒を主な対象としたインターナショナルスクール。今回はホライゾンジャパンインターナショナルスクールにまずは行きました。以前は横浜市鶴見区東寺尾にあったスクールですが、教室数の不足などにより2019年に横浜市神奈川区大野町に移転したようです。20年以上前、開校してそれほど経たないこのスクールをTVで観ました。

白のポロシャツに赤と黒のチェック柄のプリーツミニスカートを穿いた女の子がこのスクールに体験入学をしたのです。

先生が生徒のみんなに問います。
「What is words international mean?」
ある低学年の生徒が答えます。
「Every people come from many many different countries.」
それを聞いた体験入学の女の子は目を丸くして驚いていました。

授業が終わり、体験入学をした女の子はスクールの生徒から「Thank you for coming to our class today. I hope here gonna be international person. Good luck study English.」という言葉とともにプレゼントを貰いスクールをあとにしました。

このスクールで学んだ生徒のみなさんは日本や海外で活躍されているのでは、と思いました。
そして体験入学した女の子もまた日本や海外で活躍していることと思います。

 


スクールを後にしてみなとみらい地区を歩きメモリアルパークにある帆船日本丸を記念撮影。

 


その後、馬車道駅からみなとみらい線の高速鉄道に乗り終点の元町・中華街駅で降りてから歩いて港の見える丘公園へ。

 


港の見える丘公園を散策後、山下公園へ向かいました。
秋に港の見える丘公園に行くとオフコースの『秋の気配』という曲を思い出します。
別れの詞で哀しい感じなのですが、春に比べると秋は哀愁を感じます。
オフコースの曲の中では『愛の中へ』が一番好きですね。
愛する人への想いがこもっていて前向きな感じがするのがいいです。

この後、寄ってみたかった場所へ向かいました。

 


横断歩道を渡り山下公園近くにある神奈川県民ホールに到着。
来月ここで第8回定期演奏会が行われます。僕はこのチケット抽選に申し込んだのですが「抽選の結果チケットをご用意することができませんでした。」という落選mailが届いてしまいました。残念。なのでせめて会場の県民ホールだけでも一目見ておこうと寄ってみたのです。(一般発売でも発売開始の10:00で受付枚数終了となっていました)

 


山下公園へ戻り保温ボトルに入れたお湯でコーヒータイムに。
みなさんそれぞれにくつろいでいました。

 


くつろいだ後、大さん橋に行ってから象の鼻パークへ行くと元気のいい掛け声と音楽に合わせ、よさこいを踊っていました。なんと『横浜よさこい祭り』が行われていたのです。

 


赤レンガ倉庫では横浜おいも万博も開催されていて、いい匂いが漂って来ました。秋ですね。

横浜駅に到着した頃はみなとみらいや山下公園方面は雲に覆われ「これは天気予報、はずれたかな」と思いましたが、時間が経つにつれ太陽も顔を出し青空が広がった今回のお散歩Trip。

 


風は強かったですが、今回も気持ちのいいお散歩が出来ました。













 


 

「四国は伊予松山に、三人の男がいた。」というナレーションで始まるスペシャルドラマは僕が好きな『坂の上の雲』ですが、今回はその愛媛県松山市でボート競技にうちこむ女子高生五人の青春物語を劇場公開前のスペシャル上映会という形で鑑賞する機会を得ましたので鑑賞したいと思った動機と鑑賞するまでの行動を報告したいと思います。

自分自身はボートを経験したことはありませんが(エルゴメーターは経験あり)母が若い頃、会社の人達と五人でレガッタをしていましたし、つつじまつりで有名な群馬県館林市の城沼で何度かボート練習をする生徒達の姿を目にすることがありました。
横浜山下公園海上でおこなわれる『横濱ドラゴンボートレース』を見る機会もあったり『紺碧の空』『若き血』といった応援歌が好きなのでnetで調べ早慶レガッタが行われていることも知っていました。
なのでボート競技を取り上げたこの作品に興味があったのです。

実写映画化されていたことやドラマ放送されていたことは知らず、この劇場アニメーションで『がんばっていきまっしょい』を知りました。

「チケットは手に入るのだろうか?」という疑問を持ちつつ今回のスペシャル上映会に申し込んだところ「厳正なる抽選を行った結果、お客様はご当選されました。」というe-mailが届きスペシャル上映会のチケットを手にすることが出来たことに正直驚いています。

事前に声優のみなさんの競技ボート体験動画なども観たり(◯◯田◯学◯◯部の練習場でローイングエルゴメーターの体験をされ◯田◯◯場でボート体験をされたように思いました)ボートの甲子園と呼ばれる全国高等学校選抜ローイング大会でこの作品のモデルとなった松山東高校が今年、スカルというオール2本での女子舵手つきクォドルプル(4人)で全国3位、夏のインターハイ2位だったという情報も入れ、気分を盛り上げて豊洲へ出発。

 


朝、ロマンティックに朝霧が出ていました。

 


豊洲へ行くのは昨年のライオンキング 観劇以来なので今回も昨年のように東京駅から皇居を一周して築地を通って豊洲へ約10kmほどTOKYOさんぽをしながら向かいました。
「どうして10kmも歩いて鑑賞しに行くんですか?」と思う方もいると思いますがなかなか都内に行かないので景色を見ながら快晴の秋空の下を歩いて楽しみたかったのです。
ファンの方の中には「劇場公開されたら自転車で40km先にある映画館に行って鑑賞します」という方もいるようなので10kmほどのさんぽ鑑賞は大したことではありません 笑。

 


途中、築地場外市場で岩手産松茸10,000-25,000円、伊勢エビ9,000円など僕が手が出ない食材を目の保養にしながらアーバンドックららぽーと豊洲に到着。

 


昼食をとり上映時間までSC内を散策。
芝生広場ではシートを敷きそれぞれに楽しんでいる方々を見て微笑ましい感じになりました。

 


上映時間が近づいた頃、ららぽーと豊洲3Fにあるユナイテッド・シネマ豊洲へ行き映画鑑賞を。
上映後、トーク(こういうトーク好きなんですよね) や愛媛県イメージアップキャラクターとの癒される戦いや誕生日祝いと楽しめ、スペシャルな時間を過ごすことが出来ました。

 


「自分は青春してたかな?」と考えることがあるスペシャルではない僕自身も、これから「がんばっていきまっしょい!」と思わせてくれた青春映画でした。















【ここで一句】
蛇口から みかんジュースを 飲みたいな

 


 

最近やっと涼しくなって秋らしい季節を感じるようになりましたが、真夏のような厳しい残暑が続いた9月。

そんな9月の上旬に暑さを避けるように中央アルプスの千畳敷カールや木曽駒ヶ岳へ登山へ行けたのは嬉しい出来事でした。
寝不足に加えドライブで疲れていたはずの身体が

 


この絶景を目の前にした途端、高揚感で疲れが吹っ飛んだ気がしました。
本物を見てアドレナリンとエンドルフィンが出ていたのだと思います 笑。

行きは眠気が出て途中「仮眠をとって休もうか」とも思いましたが、事故もなく楽しめましたし、渋滞にも巻き込まれず、スムーズに帰って来れたのはラッキーでした。(帰りの下り車線は大渋滞でした)

 


曇り空の涼しい日は大きな公園に行き散歩をしたり、地区の同級生が飲みに誘ってくれたので韓国料理をつまみに一杯やった日もありました。彼はお酒を飲まないので車まで出してくれ本当にありがたいことです。

秋彼岸もありましたので自分のところのお墓参りや親戚のお墓参りもしました。

 


エビフライ定食も食べましたよ。
さくっとしたころもとぷりっとしたエビがタルタルソースと一緒に口の中に入ると「なにこれ、んまっ!」という言葉が頭の中を駆け巡っていました 笑。

 


10月は涼しくなるでしょうから散歩を楽しんだり、自分なりのスポーツの秋、芸術の秋、食欲の秋を楽しめればと思っています。













 


 

乗越浄土から下山せずに伊那前岳へ向かった。

 


登山道を歩いているとイワヒバリが羽を逆立て「こっちに来んなよ」と云いたげに登山道をチョコチョコと歩いてからハイマツの中に入っていった。

 


しばらく歩くと伊那前岳に到着。
到着して山頂標識を撮影していると「標識と一緒に写真を撮りましょうか?」と声をかけてくれた方がいたが遠慮をした。

 


伊那前岳からの景色は木曽駒ヶ岳から見る景色とはまた違った景観だった。

 


乗越浄土に戻り、下山を開始した。
急斜面を下っていく。
宝剣岳山頂からは「やっ ほーーー」と元気な声が聞こえてくる。
「私には宝剣岳の山頂に立てそうもない。ここから見ているだけでも足がすくむ」と前を歩くご夫婦の会話が聞こえてきた。

途中、大息をついてお尻を着きながら下山している方がいたがしばらく安静にしたところ落ち着いたようだった。

下から登って来るクローズドセルマットをザックに括り付けた登山者何人かとすれ違った。これからテン泊だ。快晴の風の強くない今日はきっと絶好のテント泊日和に違いない。

 


4時間30分程の登山を楽しみ千畳敷駅に無事到着したので、自分へのご褒美にソフトクリームを購入して宝剣岳と千畳敷カールを愛でながら美味しくいただいた。(写真撮ってないで早く食べろよ。下の方、溶けて来ちゃてんじゃん 笑)9月下旬から10月上旬には美しい紅葉の彩りになると云う千畳敷カール。

ロープウェイとバスを乗り継いで菅の台バスセンターに16:15頃に到着した。

 


駐車場の近くにある日帰り温泉『こまくさの湯』で登山での疲れを癒した。
肩は全く痛くないのだが、腰に張りと左ふくらはぎに痛みと張りが出ていた。僕の場合、普段からトレーニングをしないとこれ以上の歩行時間は「疲労遭難や疲労によるつまずきで骨折しかねない」と感じた。
こまくさの湯を出てから予約したホテルにチェックインをして夕食を取って20:00に就寝した。

 


翌日、光前寺へ向かい本堂を参拝後

 


霊犬早太郎のお墓に行き、自らの命もなくした彼の勇敢さに手を合わせ哀悼の意を捧げた。

光前寺をあとにして帰路へ。

 


途中諏訪湖サービスエリアに寄り諏訪湖を愛でたあとドライブを楽しみながら帰路についた。
いい山旅が出来た、そう思えた。













 


 

北アルプス(飛騨山脈)、南アルプス(赤石山脈)、中央アルプス(木曽山脈)、3つの山脈を合わせた総称を日本アルプスと呼ぶ。

有休を取得して今回、その日本アルプスの一つ中央アルプスにある盟主、木曽駒ヶ岳へ登山に行って来た。

ロープウェイ千畳敷駅から距離にして約4km、コースタイム3時間30分〜4時間程の山登り。

0:40 に自宅を出発し、高速道路『信州めぐりフリーパス2024』を利用して7時間程(休憩と食事を入れ)かけ長野県駒ヶ根市にある菅の台バスセンター駐車場に到着した。

ゲート式駐車場が満車だったため道路を挟んだ反対側の駐車場へ案内された。
登山靴に履き替え、近くにあるきっぷ売り場で路線バスとロープウェイの往復チケットを購入。

バスを待つ長蛇の列が駐車場一番奥まで続いているほどの人気ぶりだ。
「金曜日の平日だからそれほど混まずにロープウェイ千畳敷駅に着けるだろう」という自分の甘い考えは見事に打ち砕かれてしまった。早速、中央アルプスの洗礼を受けた。

後ろから「昨年はこの時期の平日、3人だけしかバス停に並んでいなかったんですけどね、今日はすごい並んでますね」と声をかけられ、しばらく会話をしてバスが来るのを待っていた。

臨時バスも運行され徐々に列が進んでいく。
その間にもどんどんと後ろに人々が並んでいく。

「お手持ちのQRコード画面もしくは乗車券をご用意いただき、お降りの際、乗務員にQRコードはお見せいただくか、しらび平駅行きチケットをお渡し下さい」と声がかかると「路線バス代金はバスの中で支払うんじゃないんかい?」という声が聞こえ大急ぎできっぷ売り場に向かいチケットを購入した人もいた。
現在はオンラインでチケットを購入出来るのでQRコードを確認している方々が多かったように思う。

 


バスとぎゅうぎゅうのロープウェイを乗り継いで2,612mにある千畳敷駅を降りると宝剣岳と千畳敷カールの見える大パノラマが待っていた。
「うわ〜 凄ぇ!」と思わず声が洩れる絶景だった。

登山計画書を投函してからパックウエイト5.5kg(水2L)の25Lリュックを担いで登り始める。

登っていると、どこからともなく「やっ ほーーー」という大きな声が響いてくる。

 


「絶景を愛でながらの山登りは至福のひとときだ」そう思いながら歩みを進める。

心拍数が上がっていく中、吐く息を意識し渋滞の急斜面をStop &Goを繰り返し登っていく。
さすがに寝不足の身体には堪えた。
「ゆっくり歩ってるよりStop &Goを繰り返してる方が疲れる」と僕の前を歩く男性2人組の会話が聞こえてきた。
急斜面を登りきるとなだらかな乗越浄土に到着した。
左手側には尖った岩峰の宝剣岳山頂が見え、青い屋根の宝剣山荘、赤い屋根の天狗荘の2棟の山荘が建っていた。

ここから中岳を越え木曽駒ヶ岳へ向かう。

 


中岳山頂に到着すると青い屋根の頂上山荘と幕営地に張られたテントに木曽駒ヶ岳山頂が目に飛び込んできた。

さあ!もう一踏ん張り!

 


右手を見ると南アルプスの峰々と富士山の頭が綺麗に見える。
山々の名前と姿がよく分からない僕だが、なんとなく甲斐駒ヶ岳と富士山は分かった。

中岳から歩くこと40分ほどで標高2,956mの木曽駒ヶ岳山頂に到着した。

 


山頂標識を記念撮影する人々の行列が出来ていたが山頂標識撮影はせず、木曽駒ヶ嶽神社へと向かった。
この気軽さとこの青空とこの眺望に感謝を込め参拝した。

山頂でおにぎりやパンを頬張る人々を横目に、食事をするとトイレが近くなることが多々ある僕は頂上山荘近くに行ってから昼食を取ることにした。

 


木曽駒ヶ岳を下山し頂上山荘近くの平な場所を確保してから岩の上にリュックを置き昼食の準備を始める。
リュックの中に手を入れるが肝心のものがない。「あ〜あ、タッパーに入れたおにぎりと手羽元あぶり焼きチキン、車の中にあるクーラーボックスに入れっぱなしだよ」という大失態をしてしまった。
昼食はリュックに入れておいたカップめんと行動食のピーナッツ入り柿の種に。
若いとき言われた上司の言葉を思い出した。
「失敗はする。それをどうリカバーするかが大切だ」と。

 


気を取り直して美味しく頂き、

 


カフェオレを飲んで昼食終了。

 


いくらか軽くなったリュックを背負い乗越浄土から伊那前岳へと向かった。













 


 

猛暑が続いた8月。
そんな8月でしたが、パリ2024オリンピックパラリンピックのニュースや、全国高校野球選手権大会をTV観戦、ラジオ聴戦していました。
オリンピックは7月に行われた体操や8月に行われたスポーツクライミング男子ボルダー&リードのハイライトを楽しく観戦。

成田市出身の橋本選手応援のため成田市内の映画館でパブリックビューイングが行われたと会社で聞きました。ドラマ以上のドラマだった体操男子団体大逆転の金メダル獲得おめでとうございます。
安楽選手は高校3年生ということで「志を持った高校生はいい顔している」とTVの画面越しに思いました。悔しいかも知れませんが銀メダル獲得おめでとうございます。

 


自分的なスポーツはなんといっても尾瀬ハイキングをしたことでした。嬉しかった!

 


それと7月にもしたスイミング。息が切れますが、プールの中は猛暑の外よりは気持ちがいいです 笑。
休み休み500mほどクロールと平泳ぎで泳ぐのですが心臓がバクバクで。あとは水中ウォーキングを。
夏は水難事故をよく耳にしますが、中学生の時、海で同級生が亡くなっていますし、母の兄が若くして水難事故で亡くなっています。
訓練していない今の自分の泳ぎでは体をグッと掴まれたら溺れている人を助けるどころか一緒に溺れてしまうでしょう。
しかし実際に肉親や友人が溺れている現場を目にしたら、自分でもどうするのか分かりません。
水辺での遊びにライフジャケット着用は命を守る上で重要だと考えます。
少し暗い話になってしまいましたね、
ご勘弁を。

お盆休みは長い連休が取れなかったので、新盆見舞い、お墓参りと例年と同じように過ごしました。

 


例年と変わったことといえば第19回全日本女子硬式クラブ野球選手権大会の準々決勝、阪神タイガースWomen対エイジェックの優勝経験チーム同士の試合を成田市営大谷津球場で観戦したことと

 


美味しい日本料理に

 


美味しいデザートを食して過ごしたことでしょうか。

中旬には『アニ音イズム夏期特別講座』も受講しました。
おもしろ楽しく学びもあり、90分の講座はあっという間に過ぎてしまったという感じでした。

 


それから自宅の庭で何十年かぶりに手持ち花火をして楽しめたことはこの夏のいい思い出です。

 


今回の台風、各地で被害が出て2019年9月と10月の台風を思い出し怖いのですが、9月も無事に過ごせていければと思っています。これは地球が「暑すぎるから冷やしてくれ」と悲鳴を上げているのでしょうか?













 


 

昨日は19:00にテントに潜り込み19:30には就寝した。

22:00に一度目が覚め、深夜2:00にヘッドライトを照らしながらトイレに行った。
「トイレ、1回100円の利用料で2回しか使ってないけど、親に10回使ったって言って1,000円貰おうかな」と昨日、聞くともなく聞こえてきた山岳部の生徒達の会話を思い出していた。

トイレから戻りシュラフに入るがなかなか寝付けない。
2:30に外がざわつき始めた。
テントを撤収し始めているのだろう。
外から会話が聞こえる。
「こんなに寒くなるとは思ってなかったよ」
「ほんと、寒くて驚いた。準備してこなかったから寒かった」

昨日の17:00頃には肌寒くなっていた。
昨年の上高地の寒さを体験していた僕は今回もヒートテックと予備にライトダウンも持って来ていたので寒さは感じることなく過ごすことが出来た。
昨日早朝に天気予報をnetで確認したときは最低気温19℃の予報だった。

撤収後、出掛けた彼らは燧ヶ岳か至仏山に登山に行ったのだろうか。

4:00になったので起き、お湯を沸かしコーヒーを飲んだ。
持ってきた唯一の食料カロリーメイトをコーヒーで流し込んだ。
朝食はこれで終わりだ。

十分休息したおかげか昨日の足の痛みが消えていた。

朝食後、テント撤収を始めた。
ダブルウォールテントのフライシート内側は結露でびしょ濡れだ。
いきおいビニール袋に入れてからスタッフバックに詰め込んだ。
撤収が終わる頃、山岳部の生徒達もテント撤収をしていた。

昨日受付時に渡され、テントの見えるところに付けておいた小判型の番号札を燧小屋に返し、尾瀬小屋へ向かった。
尾瀬小屋にある「自由にお飲みください」という燧ヶ岳の伏流水をペットボトル500mlに2本入れから出発。5:30だった。

 


朝靄の尾瀬ヶ原も幻想的だ、と思った。
ふとジュリア・フォーダムの歌うHappy Ever Afterという曲が僕の中で流れ出した。和訳を見ると詞はアフリカを想った曲のようだが、この景色を見て自然とこのメロディが浮かんできたのだ。

 


しばらく歩いて振り返ると、朝靄のベールに包まれた太陽が見えた。それはとても神秘的な光景だった。

 


7:00頃には朝靄もだんだんと消えていった。

 


コバギボウシにトンボが止まっていた。
尾瀬ではたくさんのトンボを見掛けた。

 


7:30には山ノ鼻に到着。
ここで休憩をしてから森林を抜け、沢のせせらぎを聴きながら、そして息を切らしながら登って行く。

 


昨日、心躍りながらハイキングを始めた出発地点、鳩待峠に到着した。
これで尾瀬ハイクも終わりだ。
そして「また来よう」そう思っていた。