愛しの千畳敷カール 1 | A Daily Life Diary

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日常や思い出を綴ったblog


 

北アルプス(飛騨山脈)、南アルプス(赤石山脈)、中央アルプス(木曽山脈)、3つの山脈を合わせた総称を日本アルプスと呼ぶ。

有休を取得して今回、その日本アルプスの一つ中央アルプスにある盟主、木曽駒ヶ岳へ登山に行って来た。

ロープウェイ千畳敷駅から距離にして約4km、コースタイム3時間30分〜4時間程の山登り。

0:40 に自宅を出発し、高速道路『信州めぐりフリーパス2024』を利用して7時間程(休憩と食事を入れ)かけ長野県駒ヶ根市にある菅の台バスセンター駐車場に到着した。

ゲート式駐車場が満車だったため道路を挟んだ反対側の駐車場へ案内された。
登山靴に履き替え、近くにあるきっぷ売り場で路線バスとロープウェイの往復チケットを購入。

バスを待つ長蛇の列が駐車場一番奥まで続いているほどの人気ぶりだ。
「金曜日の平日だからそれほど混まずにロープウェイ千畳敷駅に着けるだろう」という自分の甘い考えは見事に打ち砕かれてしまった。早速、中央アルプスの洗礼を受けた。

後ろから「昨年はこの時期の平日、3人だけしかバス停に並んでいなかったんですけどね、今日はすごい並んでますね」と声をかけられ、しばらく会話をしてバスが来るのを待っていた。

臨時バスも運行され徐々に列が進んでいく。
その間にもどんどんと後ろに人々が並んでいく。

「お手持ちのQRコード画面もしくは乗車券をご用意いただき、お降りの際、乗務員にQRコードはお見せいただくか、しらび平駅行きチケットをお渡し下さい」と声がかかると「路線バス代金はバスの中で支払うんじゃないんかい?」という声が聞こえ大急ぎできっぷ売り場に向かいチケットを購入した人もいた。
現在はオンラインでチケットを購入出来るのでQRコードを確認している方々が多かったように思う。

 


バスとぎゅうぎゅうのロープウェイを乗り継いで2,612mにある千畳敷駅を降りると宝剣岳と千畳敷カールの見える大パノラマが待っていた。
「うわ〜 凄ぇ!」と思わず声が洩れる絶景だった。

登山計画書を投函してからパックウエイト5.5kg(水2L)の25Lリュックを担いで登り始める。

登っていると、どこからともなく「やっ ほーーー」という大きな声が響いてくる。

 


「絶景を愛でながらの山登りは至福のひとときだ」そう思いながら歩みを進める。

心拍数が上がっていく中、吐く息を意識し渋滞の急斜面をStop &Goを繰り返し登っていく。
さすがに寝不足の身体には堪えた。
「ゆっくり歩ってるよりStop &Goを繰り返してる方が疲れる」と僕の前を歩く男性2人組の会話が聞こえてきた。
急斜面を登りきるとなだらかな乗越浄土に到着した。
左手側には尖った岩峰の宝剣岳山頂が見え、青い屋根の宝剣山荘、赤い屋根の天狗荘の2棟の山荘が建っていた。

ここから中岳を越え木曽駒ヶ岳へ向かう。

 


中岳山頂に到着すると青い屋根の頂上山荘と幕営地に張られたテントに木曽駒ヶ岳山頂が目に飛び込んできた。

さあ!もう一踏ん張り!

 


右手を見ると南アルプスの峰々と富士山の頭が綺麗に見える。
山々の名前と姿がよく分からない僕だが、なんとなく甲斐駒ヶ岳と富士山は分かった。

中岳から歩くこと40分ほどで標高2,956mの木曽駒ヶ岳山頂に到着した。

 


山頂標識を記念撮影する人々の行列が出来ていたが山頂標識撮影はせず、木曽駒ヶ嶽神社へと向かった。
この気軽さとこの青空とこの眺望に感謝を込め参拝した。

山頂でおにぎりやパンを頬張る人々を横目に、食事をするとトイレが近くなることが多々ある僕は頂上山荘近くに行ってから昼食を取ることにした。

 


木曽駒ヶ岳を下山し頂上山荘近くの平な場所を確保してから岩の上にリュックを置き昼食の準備を始める。
リュックの中に手を入れるが肝心のものがない。「あ〜あ、タッパーに入れたおにぎりと手羽元あぶり焼きチキン、車の中にあるクーラーボックスに入れっぱなしだよ」という大失態をしてしまった。
昼食はリュックに入れておいたカップめんと行動食のピーナッツ入り柿の種に。
若いとき言われた上司の言葉を思い出した。
「失敗はする。それをどうリカバーするかが大切だ」と。

 


気を取り直して美味しく頂き、

 


カフェオレを飲んで昼食終了。

 


いくらか軽くなったリュックを背負い乗越浄土から伊那前岳へと向かった。