伊吹亜門/幻月と探偵伊吹亜門さんの「幻月と探偵」を読みました満州国を舞台にしたハードボイルドな探偵もので、岸信介や椎名悦三郎がフィクションに実名で登場してくるのは新鮮な驚きがありました当たり前だけども、彼らはもう歴史上の人物になっているわけですね早々に犯人を決め打ちできてしまうし、探偵に個性が感じられないところはありますが、そこはハードボイルドもののお約束でしょうか全体的にエンターテイメント小説としてのまとまりはよく、楽しんで読むことができました幻月と探偵 (角川書店単行本)Amazon(アマゾン)1,732円