「2024内海杯に向けてのピエスモンテ講習会」開催 | 内海会

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新しい洋菓子技術・技能の研鑚と、それを担う若い菓子職人の
育成および業界全体の技術向上を目指して活動をしています。

 さる6月26日、「2024内海杯に向けてのピエスモンテ講習会」が開催されました。

 今年の内海杯は2026年フランス・パリで開催予定の「シャルル・プルースト杯」の日本予選を兼ねており、その内海杯に向けての講習会として、当会理事の山本健氏(シェラトン都ホテル東京)と石黒啓太氏(リヴレーヴ)が講師を担当しました。

当日は約60名の受講者がありました。講習会は当会理事の五十嵐宏氏(パティスリー ラ・ローズ・ジャポネ)と田中二朗氏(カルヴァ)の進行・解説で進められ、両講師が作品を実際に作りながら、パーツの作り方、ピエスモンテの構図やデザインの考え方について解説しました。「シャルル・プルースト杯」はアメとチョコレート、パスティヤージュをバランスよく使用するという規定があり、それぞれの特徴を活かして効果的に見せる方法についての詳しい説明がありました。

 国際コンクールの経験豊富な五十嵐氏、田中氏を交えて、アメやチョコレートの基本的な取り扱い方、ピエスモンテのデザインの発想法、組み上げ方などさまざまな話題が取り上げられ、活発な質疑応答もあって充実した講習会になりました。

 

講習会会場

 

山本氏

 

石黒氏

 

山本氏の作品

 

石黒氏の作品

 

講師とスタッフ一同