はい。
私の魂の叫びが聞こえたところで今日は師走で忙しいそこの
Boys&Girlsを世にも奇妙な世界へとご招待致します。
え?!霊感0の、幽霊なんか信じていないInBanが?
あの、見たことすら信じないあのInBanが?
ええ~い!うるさい。
夢に見たって知らないからな。
あまりにもリアルすぎて明日はわが身かもしれないんだぞ。
ええ、コホン。
ちなみに、私は小説家志望なのでこの話にタイトルをつけるとするならこうでしょうか。
『幸せなあの日に起きた恐怖!着けない!行けない!!進めない!!!InBanVS恐怖の市川塩浜』
本日はお日柄も良く…めっちゃ寒い今日この頃。
私は見知らぬ駅で電車を待っていた。
本当ならばとっくに会場へ到着していただろう。
なぜ?
どこで間違えたのか…なぜ、私はここで15分もまるで忠犬ハチ公のように電車を待っているのだろう。
どこで?…
そうだ。あの駅から全てが狂ったのだ。
あのとき、あの電車に乗らなければ、あの駅に着くこともなかった。
市川塩浜…
その日は、会社の先輩の結婚式だった。
そんな親しい間柄でもないように思ったのにチャペルにまで招待してくれ、私はウキウキする胸を弾ませて家を出発した。
いつものように美容院へ行き、いつものようにキャバ嬢へ変身し、「え?こんな時間からどこ行くの?」と、いう好奇の目線も今となっては慣れたもの。
少し高めのブーティーのかかとを鳴らせて中野の町を歩く私。
完全に場違い。。。。。。☆-( ^-゚)v
さて、取り出したるは我が自他共に認める空前絶後の方向音痴、InBanを何回か助けてくれた携帯ナビ。
『お呼びですか?ご主人様』
「千葉みなとまでの道を教えておくれ」
『かしこまりました』
と、チョチョイと検索開始。
最短でも2回は乗換えがあることが判明。
チッ!面倒くせぇ。
まず私の住んでいる中野から黄色い電車で西船橋まで行くことにする。
これ結構乗るんだ。
約1時間の電車の旅。
もちろんその間、電車の中で普通なら乱れているはずの髪が綺麗にセットされているキャバ嬢のような女の子が「なにか?」という顔で座っている。
不思議な光景が続く。
そして、なんと少し早く西船橋駅へ到着。
実は西船橋とナビが言うものだからそれだけで時間の確認をせずに電車に乗った私。
『ご主人様。少し早く到着しましたのでちょっと待ちますよ』
「……」
『え?あの…待ちますね』
「………」
『ダメです。ご主人様…』
きっと、魔が差したのでしょう。
そのとき、私はナビの言うことなど耳に入っていないかのようにやって来た電車に乗り込んだ。
その電車が本来私が乗るはずの京葉線ではなく武蔵野線だと知らずに。
警察 「なぜ、あんなことをした!」
私 「すいません。あの時のことは覚えていなくて…」
警察 「ナビは止めたのだろう?なぜ従わなかったんだ」
私 「私、強くなりたかったんです。ナビが無くても目的地に着けることを証明したかったんです」
警察 「そんなことができないのは自分が一番良く分かっているだろう」
私 「でも、私…」
涙を流す私。
警察は溜息をこぼす。
警察 「で、動機はなにかね」
私 「はい。そこに電車が来たからです」
そして、ただ、タイミングよく電車が来ただけで乗り込んだ私。
空いている席に着き落ち着いた。
アナウンスが流れる。
「次は市川塩浜~市川塩浜~お出口は…」
え?!何だって?
本来次の駅は南船橋のはず。
なぜ、市川塩浜?ってか、市川塩浜ってどこやねん!
式場があんのかいな!
わしゃ式場を間違えたのかいな!!
いやいやいや。
落ち着け。ここは…とりあえず…
降りる!
そして、市川塩浜駅に無事到着。
InBan良かったね。
初上陸じゃん。
お赤飯だね。って言ってる場合か!
遅刻じゃ!大遅刻じゃ!!
はっ!そうだった。少し早く電車に乗ったんだから今ならまだ間に合う。
『そうですよ。今ならまだ間に合います。ご主人様。早く僕を…』
とりあえず西船橋に戻ろう。
警察 「なぜ、あそこでナビを検索しなかったんだ?」
私 「今度は女の勘を信じたかったんです」
警察 「6年も彼氏がいない女の勘なんて頼りになるか!バカ」
私 「・°・(ノД`)・°・」
やはり、当てにならない勘に頼るんじゃなかった。
階段を降り、反対側のホームに行き、無事やって来た武蔵野線で西船橋へ帰還。
黄泉の国から生還した私は、そこで慎重に看板を見ることにした。
そこで武蔵野線と京葉線が同じホームにやって来ることを発見。
「なるほどね」
ここでナビの出番と思いきや、さっき1番線に武蔵野線が着たからとクルッと回れ右をして2番線に着た電車に乗る。
え?ご機嫌じゃん!って?
当たり前じゃない。
ナビの力を借りずに着いたんだから。
1駅なんだし、立って景色でも見てよう♪♪
ああ、今日は幸せを分けてもらわなくちゃ。
1駅なんてあっという間で着いたぞ。市川塩浜。
市川塩浜…((゚m゚;)
って、え?!!!((゚m゚;)((゚m゚;)
お前なんか呼んでない!
なんでまた来んねん。なんでまたこの景色やねん。
東京人ナメてんのか!!
見たことある景色。
忌まわしい名前。
フッと体の力が抜け、気が付くと駅のベンチに座っていた。
ああ、“あしたのジョー”の彼はこんな気持ちなのかしら…
今なら分かるわ。
『ご主人様』
優しく話しかけるナビの声なんて今の私には届かない。
もういっそ市川塩浜で暮らそう。
この駅と結婚しよう。
『ご主人様。今日はなんの日ですか?』
「え!」
『あなたに祝福して欲しくい人がいるんじゃないんですか?』
「は!そうだ。私は今日結婚式に呼ばれているんだ。なんのために早起きして髪をセットしたんだ」
全ては結婚式のため。お祝いするためじゃないか!!
何をこんなところでどこの馬の骨だか分からない駅と結婚の約束なんてしてるんだ。
私は立ち上がり、慣れた足取りで向かいのホームへ行き、武蔵野線に乗り込んだ。
もちろん、片手にはナビ。
ナビだと西船橋から南船橋で乗り換えてそこから千葉みなと駅へ行くコースが最短だった。
駅へ着くと涙が出そうになった。
しかし、InBan。ここからが勝負なのだ。
もう市川塩浜へ行くなんてできない。
必ず南船橋へ着かなくてはならないのだ。
InBanよ、全ての力を視力へ集めるんだ。
武蔵野線と京葉線を見極めよ!
すると、1本の電車が私の前に止まった。
なんと、南船橋行きの電車。
やった~ぁい♪
これなら目を瞑っても南船橋へ着く。
だって終点なんだもん。
もう、神さまったらもっと早くこのアイテム出してよね(`×´)プンプン!
そして、自信満々に乗り込み無事南船橋へ。
※これで着かなかったらInBan、人間ではありません
そして、そこから蘇我行きの電車を待つ。
それで冒頭の場面へといくのです。
罰が当たったのでしょうね。
素直にナビ君を頼っていればこんな15分待つことも遅刻をすることもなかったのに。
結婚式ですか?
良かったですよ。
幸せそうで。
無理やり幸せを頂きました。
きっとこれが2010年最後のブログになると思います。
来年はきっと私の年になると思います。
ええ。勝手に思っているだけです。
なにか?
2010年を振り返るとなんか色んなことがあり過ぎて濃かった気がします。
素敵な人にも出会いましたし、いろんな経験をさせてもらいました。
それは話すと自慢話のようになってしまうかもしれません。
たくさんのすてきな景色や人たちをこの目に焼き付けてきました。
記憶にも深く刻み込みました。
忘れることは無いです。
忘れるなんてできません。
みんな宝物なので欲張りな私は来年にも持っていこうと思います。
大切な皆さん。
少しでも恩返しができるよう、私なりのやり方でお返しできたらいいなぁ、と思っています。
来年もどうぞよろしくお願いします。
それでは良いお年をお迎えくださいませ。
バイバInBan。