フィルムカメラ時代のオールドレンズの写りが好きなPPです😃
そんな中でも、旧東ドイツで作られたカールツァイス イエナやマイヤーのレンズが欲しくて探すも、汎用性のあるM42やコンタックス、エキザクタマウントのレンズは多く出回っていますが、値段が高くて手が手ません😥
そこで、不動ジャンクのイエナテッサーが付いたアルティクスというカメラを捨て値で手に入れました。これがスピゴットという珍しいマウントでして、勿論PPの使うニコン1用のマウントなど存在しないので、持っていたライカMマウントアダプターに変換するアダプターを自作して撮ったところ、その写りに感動し、もう少し短焦点のマイヤー プリマゴンも入手しました🤓
アルティクスマウントのレンズはあまり出回っていませんが、特殊なマウントのためすごく安く買える場合があります。
これらのレンズをフィルムカメラで撮ってみたい❗と・・好奇心が沸いてきて、これらのレンズを使える唯一のフィルム一眼と思われるペンFで使えるマウントを自作しようと思い立ちました😅
現在ニコン1で使っているマウントです。
右から
イエナテッサー50mmレンズ
アルティクス➡️ライカM 変換アダプター
ライカM➡️ニコン1 変換アダプター


しかし・・
ライカMのフランジバックは 27.8mm、ペンFのフランジバックは 28.8mmなので、アダプターを1mm短くしなければなりません🤔
かなり難しい工作になりそうですが、先ずはペンFレンズのマウントが必要なので、ハードオフのジャンク棚にたまたま有ったレンズを救出して来ました☺️
旧タイプの150mm単焦点レンズです。

月を撮ったりするのに使ってる、ペンF用ケンコー 2x テレコンです。
↓左側のは3xで、少し貴重なので取って置き、右側のを潰します。2xテレコンは安くころがってるし、ニコンのでも使えるから、また掘り出し物を探すことにします。

改造するアルティクス➡️ライカM 変換アダプターは分解して、マウントと締め付けリングだけを使用します。
↓↓右側の上下
左側の上はテレコンのペンFマウント
左側の下はテレコンの鏡筒
運が良い事に、レンズが捩じ込んであった内ネジのサイズとアルティクスマウントの締め付けリングの外ネジのサイズが合っていました😁
ただ、フランジバックを出すためには、この鏡筒の長さを5mm程になるように輪切りにする必要があり、そうするとこの内ネジ部がバラけてしまいます。なので輪切りにする前に、鏡筒と内ネジ部の隙間にエポキシ接着剤を流し込んで固めます。下の画像は流し込んだ直後に撮っています。

アダプターの部品はたったこれだけ🤪
でも・・鏡筒の輪切りが超たいへん😖💦
その後の鏡筒の厚み合わせ研磨がキモになります。
糸鋸で輪切りにします。
一度に切るのはしんどいので、3日かけてボチボチやりました。

切れました😅
中間の黒く輪になっている部分が、流し込んで固めたエポキシ接着剤です。

部品が揃いました

↓↓左側の下がペンFマウント、鏡筒に右側のアルティクスマウントの締め付けリングを捩じ込んだところです。

後は、輪切りにした鏡筒の切断面をヤスリとサンドペーパーで研磨して厚さを調整し、∞が出るようにフランジバックを合わせて組み立てれば完成です😃