ライカM-ニコン1のヘリコイドアダプターを作るぞ~その1 | かわうちのこ

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職業は機械設計で、若者に元気を貰って働き続けて勤続48年になりました。往復26㎞を自転車通勤しています。

ジャンクの蛇腹式カメラから取り出したヘリコイドを再利用して、ヘリコイドアダプターを自作しようとしています😁



大体の見通しは立ったのですが、ライカM-Nikon1のアダプターとして、∞を出すためには、厚みを11mmほどに合わせる必要があり、その辺りは未だ出来るか分かりません🤔


先週~今週は、にゃんこのはなが乳腺腫瘍で二度目の手術をして腎臓に負担がかかり、頻繁に通院してたりして時間が取れず、なかなか作業が出来ていませんが、ボチボチ楽しんでやっています😃


↓↓↓取り出したヘリコイド

キレイに洗浄したら、多条ネジはスムーズに廻るようになりました。

このネジの長さと外筒の長さから、アダプターの厚みに収めるためには、Nikon1側マウントに使うCマウントアダプターの中に、この外筒を入れ込む必要があります。

↓直進キーの切ってある外筒の裏側、小さい方の外径は34.5mm、Cマウントアダプターの穴を広げられる限界に近い寸法です。



先ずは、Cマウントアダプターの穴を広げる加工から始める事にします。


旋盤を持っていないので、いつものように電ドルに付けたホールソーでクリ抜きます。ホールソーを使うためには、予め芯出しジグが必要なので、今回もいつものように5mmアクリル板をサークルカッターで切った物を使います。



ホールソーは鉄用ですが、アルミ合金は粘いので結構熱を持ちます。切削油でも良いけど、水をかけるだけで大丈夫です。
こんな感じで切って行きます。


電ドルと言っても、充電式のインパクトドライバーですが、ドリルチャックを介してホールソーを咥えています。


クリ抜けけました。


Φ34.5の穴が必要なんですか、Φ32のホールソーしか持っていないので、Φ34位まではリューターで広げます。


この後は手作業・・ヤスリとノギスで芯を出しつつ、ヘリコイド筒にしっくり嵌まるように仕上げです。

次回に続きます。