PETRI レンジファインダーカメラの修理~2 | かわうちのこ

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utchiePPの‥カクレクマノミとにゃんこ‥カメラ
勤続45年、若者に元気を貰って働き続ける、メカ系のシニアエンジニアのオヤジです。

60年数前のPETRIのレンジファインダーカメラを修理して、フィルム撮影をやってみようと思っています。

その続き、3回目になります。


前回投稿の作業で、距離計不動の不具合は、おそらく治っていると思います😃

レンズはキレイなので、シャッター、セルフタイマー、絞り、ピント等をチェックしましたが特に問題は無く、特に触っていません。次は、各部の掃除と外観の仕上げです。


レンズキャップが無いので、保護フィルターを付けました。Φ43という聞いたことも無いサイズなので、ダメ元でハードオフへ・・ジャンク箱を3箱漁ったら、何と1個だけありました😆

汚れていたけどキズは無くて、拭いたらキレイになりました👍


以下の撮影は、Nikon V1に Rollei tessar 23mm F2.8と、Tamron 17A です。


それから、この前の投稿で、二重像の合致とレンズの距離目盛りが合わないと書きましたが、変だなあ~と・・レンズの目盛りを良く見たらfeet表示でしたわ🤪


外観もキレイにするために、かなり磨きましたが・・まあソコソコです。革を貼り換えるために、全て剥がしてから組み立てました。




機能的な最終確認は、レンズのフォーカスと距離計の連動が合っているかのチェックです。

フィルムを入れて試写するしか無いかと思っていたら、ブロ友さん達が親切に教えて下さいました。ありがとうございます🙇


フィルム面に、トレーシングペーパーを貼るとの事でしたが、手元に無かったので、マスク  Fitty のビニールケースを使いました。少しザラついていますが、トレーシングペーパーやすりガラスと似た感じなのでいけるでしょ😅


外で三脚を使ってチェックしました。


先ずは、無限遠での二重像のチェック。

ファインダーを覗いた画像ですが、ピントが外れている状態・・実際は、中央のピント合わせの四角い部分がもっと黄色くて、二重像も濃くて見易いのですが、カメラで撮るのは難しい😅
最も遠くの三角屋根が突き出た部分が、右にズレて二重になっています。縦方向は、概ね合っているようです。
レンズのピントリングを、∞で止まるまで廻すと二重像が重なりました。OKです😄


以下、無限遠、中距離、最短距離付近で、レンズのピントリングにより、ファインダーの二重像が重なるように合わせた時の、フィルム面のシートに写った画像を撮影したものです。

絞り解放、シャッターはバルブにしてテープで固定し、開状態にしています。

フィルム面のシートにザラツキがありますが、概ねピントは合っているのではないかと思いますけど、如何でしようかね~ 🧐





上下左右が反転していて、面白い画像が撮れました😁


これなら、ちゃんと露出さえ合えば、普通にキレイな写真が撮れそうで、希望が出てきました

🎵😍🎵

このカメラは露出計が付いていませんが・・普段撮影しているNikon V1と同じですが、結果の確認が出来ないのは大きな違いなので、以前使っていた外付け露出計を使います。


フリマで買った貼り革が届いたら、このカメラに新しい服を着せて完成ですな ✨🆕✨😄