レンジファインダーのカメラに憧れて | かわうちのこ

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utchiePPの‥カクレクマノミとにゃんこ‥カメラ
勤続45年、若者に元気を貰って働き続ける、メカ系のシニアエンジニアのオヤジです。

以前に、YASHICA ELECTRO35 CCのレンズを取り出してNikon1マウント化の改造をしました。その時に、古いフィルムカメラのレンジファインダーに興味を持って、欲しいなあと思ってね・・あのカメラは完全に壊れていたので、またそのうちに良いのが見つかったらって。



単焦点レンズで持っていない、45mm前後の明るいレンズか、レンズ改造のドナーを探していたら、とあるジャンクカメラの面構えに惹かれました。


そんなこんなで手に入れたのがこれ↓↓

取説もネット上にありました😃




ペトリカメラは、1907年(明治40年)に「栗林製作所」として創業。1917年に「栗林写真機械製作所」に名称変更し、写真機の製造を開始しました。日本では小西六写真工業に次ぎ写真機メーカーとして参入した、老舗の大衆カメラメーカーです。
しかしながら、時代の流れと安価な製品が仇となって他社との競合に負けて、1977年10月(昭和52年)に倒産しています。


PETRI 1.9 COLOR CORRECTED SUPER Orikkor 45mm F1.9
えらく長い名前やなあ🤔
このカメラは、栗林写真工業株式会社が1960年に製造した35mmレンジファインダーカメラです。PPよりちょっとだけ若いな😅
このカメラの情報はネット上にあまり無くて、以下は海外サイトからの引用です。

固定オリコールレンズ 45mm f1.9 4群6枚。
フォーカスは、3フィートから無限遠。
ビューファインダーは、自動視差補正付き投影フレームライン付き同時イメージ結合距離計。
グリーンオマチックと名付けられたグリーンのファインダーが特徴的。
シャッター:は、Copal SV リーフ、スピード B、1 – 1/500 秒
露出計なし、バッテリーなし。

オークションで1.5Kで落札しました😁
出品者によると、
ピント・絞り・シャッターOK。
レンズにカビ・キズ無し。
距離計動かず、でした。

PPの好きな面構え☺️








まあまあキレイです😄

モルトが無いがな😅

最小絞り。5角形やな。

シャッター速度変わる、バルブOK。
絞り動く、ピントリング廻るしレンズも動く。

ファインダーは・・
良く見えるけど、やっぱり二重像は動かない。

↓フィルム室に、こんなラベルが貼ってある。
字が小さくて読めんわ💦

どうやら保証書みたいやけど、何で英語なん?
海外向けか逆輸入か?

Nikon V1と比べると、かなり大きいし重い。

レンズに問題は無さそうなので、正月休みに軍艦部を開けて、距離計を修理してみます。
このカメラは、電子回路無しの完全機械式なので、治せると踏んでいます。もしどうしてもダメなら、レンズを改造するとしましょう🌝
フィルム撮影は、ランニングコストがかなりかかるので、常に使うというわけにはいきませんが、数十年ぶりに撮ってみたいです。
楽しみが一つ出来ました😁